能登半島地震避難所で「介護人材」不足、体調悪化させる人が続出
公開日:2024.01.29
能登半島地震の被災地で、避難所にて高齢者や要介護者が増えています。
避難所生活の長期化により、体を動かさない生活が続き、健康状態が悪化する人が多いとのことです。また、介護やリハビリテーション支援の人材が不足しており、必要なサポートが行き届かない状況です。専門家は、これらの問題に対する支援が必要だと強調しています。
また、2次避難所として指定されたホテルや旅館への移動も難しく、避難所での生活が長期化しています。避難所の中には、高齢者らが参加するリハビリ体操を行うなど、健康状態の悪化を防ぐ取り組みが行われていますが、人手不足や介護施設の不足などの問題もあり、完全な対応は難しい状況です。
避難所においては高齢者が大半を占めており、その中には介護が必要な人も多いとのことです。避難所を運営するスタッフからも、介護能力を持つ人材の不足に対する懸念の声が上がっています。
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被災地でのこころと身体のケアを担った作業療法士たち
■出典
リハビリも入浴介助も十分できない…石川県内の避難所で「介護人材」不足、体調悪化させる人が続出(東京新聞)
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