栄養士が担う役割を職場別に紹介|管理栄養士との違いも

更新日 2024年01月31日 公開日 2024年01月26日

#情報収集 #転職検討/準備

栄養士の仕事内容は、主に健康な方を対象に栄養指導や給食管理、調理などを行うことです。栄養士は病院や保育園、介護施設、給食会社など、幅広い職場で働くことができますが、働く場所によって求められる役割や具体的な業務は異なります。

したがって、「栄養士になって、栄養バランスのとれた食事を子どもたちに提供したい」「食と栄養のアドバイスをすることで、アスリートの活動を支えたい」などの具体的な目標を持っている栄養士の方は、その目標に適した職場を選ぶ必要があるでしょう。

そこで今回は、栄養士が活躍する主な職場をピックアップし、それぞれの職場で栄養士が担う役割について解説します。あわせて、栄養士と管理栄養士の違いについても紹介するので、栄養士を目指している方や転職を検討している栄養士の方は、ぜひ参考にしてください!

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栄養士の仕事内容を職場別に紹介|管理栄養士との違いも

【職場別】栄養士が担う役割とは?

栄養士の主な職場として、下記の7つが挙げられます。

●病院・クリニック
●学校
●保育施設
●介護施設
●社員・学生食堂
●食品メーカー
●スポーツ関連施設

以下では、それぞれの職場における栄養士の仕事内容や、果たすべき役割について詳しく紹介します。

病院・クリニック

病院やクリニックなどの医療施設で働く栄養士は、主に患者さまへの食事提供を担当します。具体的には、献立の作成、食材の発注と管理、調理などです。医師の指示に基づいて献立を作成し、管理栄養士や看護師などと連携しながら食事を提供することが、医療施設勤務における最も重要な役割となります。

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学校・給食センター

学校で働く栄養士は、主に子どもたちに提供する給食の献立作成や食材の選定・発注、調理が主な仕事となります。加えて、調理室の衛生管理を行うことも栄養士の重要な役割となっています。

学校で働く栄養士は、「給食だより」などで食や栄養についての啓発を行うことはあっても、直接教壇に立つことはできません。ただし、「栄養教諭」の普通免許状を取得すれば、学校教員として食に関する授業を行うことができます。栄養士の資格を持っている場合は、指定された大学などに通うことで、栄養教諭二種免許状の取得を目指せるので、興味のある方は挑戦してみるのもよいでしょう。

(出典:文部科学省「栄養教諭制度について」/https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/eiyou/index.htm

なお、栄養士が学校給食に携わるには、学校に直接雇用される方法と、地域の給食を引き受ける給食センターの職員として働く方法があります。

保育施設

保育施設で働く栄養士は、学校で働く栄養士と同様に給食やおやつの献立作成、調理業務が主な仕事内容です。保育施設には、0~6歳の発達状況の大きく異なる子どもたちが預けられているため、月齢に合わせた配慮や子どもたちを食で楽しませる工夫も必要です。

なかには、何かしらの食物アレルギーを持っている子どももいるため、除去食や代替食の献立作成など、専門性の高い業務を行うこともあります。また、子どもたちや保護者への食育活動に携わる機会も多いでしょう。

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介護施設

介護施設で働く栄養士は、利用者さまに提供する食事の献立作成や調理、食材の発注・管理、栄養指導などが主な役割です。食事を提供する際は、それぞれの利用者さまの身体状況に合わせた調理方法が求められるケースも多く、その場合はソフト食やきざみ食、ミキサー食にするなどの工夫が必要です。

また、介護施設の利用者さまは咀嚼機能、嚥下機能が低下して、食が細くなっている場合もあります。そうした方たちが食べる意欲を取り戻せるように、季節ごとに食のイベントを開催したり、行事食を提供したりするのも栄養士の大事な役割です。

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社員食堂・学生食堂

社員食堂・学生食堂で働く栄養士は、それぞれの食堂で提供する食事の献立作成や調理が主な役割です。定食方式やカフェテリア方式など、食事の提供方法はさまざまですが、どのメニューを選んでも十分な栄養を摂取できるように献立を作成することが、栄養士の大事な仕事となります。

また、社員食堂・学生食堂は、利用する方の年齢や健康状態が幅広く、若い方や年配の方、痩せている方や太りぎみの方など、さまざまな方が訪れます。そのため、勤務先の食堂を利用する方たちの傾向に合わせて栄養バランスを調整したり、食事に関する情報を発信したりすることも、社員食堂・学生食堂で働く栄養士の役割と言えるでしょう。

食品メーカー

食品メーカーで働く栄養士の仕事内容は、商品の研究開発、市場調査、企画立案など幅広く、食品・栄養に関する研究を行いながら、メーカーの新商品の開発に貢献することが主な役割となります。

商品によっては、味や見た目に加えて栄養価、カロリーが重視されるケースもあるため、そうした場面では栄養士ならではの専門知識やスキルが役に立つでしょう。なかには、栄養に関する幅広い知識を武器にして、営業職として活躍する栄養士もいます。

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スポーツ関連施設

スポーツクラブやフィットネスクラブなどのスポーツ関連施設で働く栄養士の主な仕事内容は、利用者さまのコンディションにあわせて栄養管理や食事のアドバイスを行うことです。

スポーツ関連施設には、健康作りや身体作りを目的とした方だけでなく、プロのアスリートも訪れます。それぞれの年齢や体格、身体状況、トレーニングの目標を把握した上で栄養面のアドバイスなどを行い、健康増進とパフォーマンスの向上に貢献することが栄養士の重要な役割と言えるでしょう。

なお、栄養士のなかには、プロチームやプロアスリートの専属栄養士として働く方もいます。

【関連リンク】栄養士の仕事内容を職場別に紹介|
資格の取得方法や将来性も

管理栄養士と栄養士は役割が違う?

栄養士と管理栄養士は、資格の取得方法と行える業務に違いがあります。

栄養士は、厚生労働省が指定する栄養士養成施設を卒業し、都道府県知事から免許を受けます。一方の管理栄養士は、栄養士免許を取得した後に管理栄養士の養成施設を卒業し、国家試験に合格することで取得できる国家資格です。

また、栄養士は主に健康な方に向けて献立作成や栄養指導を行いますが、管理栄養士は健康な方だけでなく、病気を患っている方や高齢の方などに向けた栄養管理・栄養指導も行います。加えて、特定保健指導で個人の健康状態に合わせた栄養指導を行うのも管理栄養士の役割です。

つまり、管理栄養士は特別の配慮が必要な方に対しても栄養指導が行えるだけの知識と技術を持った職種だと言えます。そのため、キャリアアップをお考えの栄養士の方は、まず管理栄養士の資格取得を目指すのがおすすめです。管理栄養士の資格を取得するには、栄養士としての実務経験(1~3年)が必要となるため、実務経験を積むなかで幅広い知識を身に付けておくとよいでしょう。

【関連リンク】管理栄養士と栄養士の違い|
仕事内容・給与相場と資格の取得方法

まとめ

栄養士は病院や学校、保育施設から、スポーツクラブ、食品メーカーまで、幅広い職場で活躍できます。

ただし、勤務先によって業務内容は大きく異なるため、栄養士を目指している方や、栄養士として転職を検討している方は、それぞれの職場を比較検討した上で、自分の理想に合った勤務先を選びましょう。

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※当記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています

監修者プロフィール

マイナビコメディカル編集部

 

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