栄養士の仕事内容を職場別に紹介|資格の取得方法や将来性も

最終更新日:2022年6月7日
 公開日:2020年11月18日

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栄養士の仕事に興味を持つ方は、栄養士がどのような仕事を行っているか気になる方もいるのではないでしょうか。栄養士が活躍できるフィールドは多くあり、それぞれで仕事内容が異なります。

仕事内容を把握しないまま就職してしまうと、想像していた仕事とのギャップが生じる可能性もあります。栄養士として活躍するためにも、職場別における仕事内容は把握しておきましょう。

今回は、栄養士の仕事内容を職場別に紹介します。資格の取得方法や将来性も併せて解説するため、これから栄養士を目指そうと考えている方は参考にしてください。

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栄養士とは

栄養士とは、栄養に関する専門的な知識を持った栄養のプロフェッショナルとして、さまざまなフィールドで栄養管理や栄養指導を行う専門職です。
食に関する資格は多くありますが、栄養士は都道府県知事が認定する国家資格であるため、高い専門性と社会的評価を得ることができます。

主な活躍のフィールドとしては、学校や病院で提供される食事の栄養管理・サポート、食生活へのアドバイスなどが挙げられます。

食や健康への関心が高まりつつある現代において、栄養士は多方面から求められており、将来性も期待されている職業と言えるでしょう。

栄養士の資格取得方法

栄養士の資格は、厚生労働省が指定した栄養士養成施設で必要なカリキュラムを学び、卒業することで取得できます。他の資格のように、試験に合格すれば取得できる資格ではない点に注意してください。

栄養士養成施設には以下のような教育機関が挙げられます。

・4年制大学
・3年制短期大学
・3年制専門学校
・2年制短期大学
・2年制専門学校

いずれの養成施設でも、卒業すれば栄養士の資格を取得することが可能です。しかし、栄養士の上位資格である管理栄養士の取得を考えている場合は、どの養成施設に通うのかしっかりと検討する必要があります。

栄養士養成施設を卒業した場合は、管理栄養士の受験資格を得るために1~3年の実務経験年数を求められるためです。一方、管理栄養士養成施設を卒業した場合は実務経験が免除されます。

上位資格である管理栄養士を目指す場合は、管理栄養士養成施設を選択することがおすすめです。

管理栄養士との違い

栄養士の上位資格に管理栄養士がありますが、用語が似ているためどのような違いがあるか分からない方もいるのではないでしょうか。
栄養士と管理栄養士の相違点を以下の表にまとめました。

栄養士 管理栄養士
資格取得条件 養成施設卒業 受験要件を満たして国家試験合格
認定元 都道府県知事 厚生労働省
業務の対象 健康な方が対象 健康な方及び病気・高齢の方まで対象
職域 栄養管理・栄養指導・食事提供・食事管理 栄養管理・栄養指導・食事提供・食事管理

栄養士と管理栄養士の違いには、業務の対象が健康な方であるか、病気や高齢といった事情を抱えた方まで対象とするかという点があります。
管理栄養士は、栄養士が行う栄養管理や指導よりも高度で専門的な知識が求められるため、資格取得条件も厳しく設定されています。

栄養士が活躍できる場所と仕事内容

栄養に関する知識と技術を持った栄養士は、食に携わるプロフェッショナルとしてさまざまなフィールドで活躍できます。それぞれで求められる仕事内容や役割が異なるため、働く前に職場での業務がイメージできるよう、事前に仕事内容を把握しておきましょう。

ここでは、栄養士が活躍できる職場と、各職場における栄養士の役割を解説します。

学校

栄養士が活躍する職場として、学校をイメージする方は多いでしょう。学校で働く場合、保育園・幼稚園・小学校・中学校と活躍のフィールドはさまざまです。

学校で働く栄養士には、主に学校給食の献立作成や調理に携わる学校栄養職員と、生徒に食育指導や栄養教育まで行う栄養教諭の2種類があります。栄養教諭として教育にも携わる場合は、栄養士の資格に加えて栄養教諭の資格が必要です。

学校に勤務する栄養士は、成長期の子どもたちの成長や健康づくり、食に関する味覚や知識を養うことをサポートする役割を担います。責任は大きい仕事であるものの、やりがいが感じられるフィールドと言えるでしょう。

病院

病院における栄養士の役割は、給食部門と呼ばれる入院患者さんの食事の調理や提供、管理を担当します。一般の方とは異なるさまざまな食事を用意する必要があるため、病院における栄養士は多様な知識と対応力が求められます。

最近では、NSTと呼ばれる「栄養サポートチーム」を組み、栄養サポートを行う病院も増加している状態です。栄養士や管理栄養士は欠かせない存在となっていることから、やりがいを感じる機会は少なくありません。

病院での活躍ステージを広げたい方は、栄養士として経験を積みつつ管理栄養士を目指しましょう。

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介護施設

高齢者社会の加速に伴い、介護施設における栄養士の需要は増えている傾向です。介護施設において、栄養士は入居者の年齢や身体の状態を踏まえた食事提供を担当します。
嚥下咀嚼機能が低下している方もいるため、きざみ食や流動食といった特別食を用意できる技術も必要です。

栄養バランスを考えるだけでなく、施設生活においても食事の美味しさや楽しさを感じてもらえるように試行錯誤することが求められます。
介護施設の入居者にとって、食事は大きな楽しみの1つです。さまざまな対応が求められますが、喜びを感じることができるフィールドと言えるでしょう。

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スポーツ関連

栄養士の仕事には、学生の部活動からプロスポーツ選手まで、スポーツ選手の体力やコンディションを考慮した栄養管理を担当することもあります。

一般的な栄養管理とは異なり、各スポーツ選手の生活習慣・競技特性に合わせた知識や食事の提供が必要です。
また、スポーツ選手がパフォーマンスを発揮できるように栄養管理を行う場合は、信頼関係の構築や円滑なコミュニケーションも必要となります。

スポーツ関連における栄養士の働き方はさまざまです。フィットネスクラブやジムなどのスポーツ施設に雇用されるだけではなく、フリーランスとしてスポーツ選手を専属サポートする方もいます。

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栄養士に将来性はある?

近年、健康ブームの高まりや健康増進法の発令に伴い、専門知識を活かして栄養管理ができる栄養士の需要は高まっています。食事の欧米化が進んでいる背景もあり、食の面から栄養をサポートする栄養士は、今後も需要の高さが期待できるでしょう。

栄養士として経験を積んだあとは、管理栄養士としてキャリアアップを図ることもできます。管理栄養士の資格を取得すれば携われる業務の専門性や幅をさらに高め、キャリアアップにつなげることが可能です。

管理栄養士の仕事はより高度な知識が求められますが、栄養士としての経験を活かすことで活躍しやすくなるでしょう。まずは栄養士としての経験を積み、管理栄養士を目指すことがおすすめです。

活躍のフィールドが広く、人々の食や栄養に対する関心は今後も高まることが予想されるため、栄養士の将来性は非常に高いと言えます。

まとめ

今回は、職場別における栄養士の仕事内容や、資格の取得方法と将来性を解説しました。

栄養士は、人々の健康に直結する食事や栄養に携わる仕事であるため、学ぶことが多く責任も大きな仕事となります。その反面、活躍のフィールドは幅広く、食事と栄養を通じて人々の生活の質を向上することで、大きなやりがいと充実感を得ることが可能です。

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