神奈川県で臨床工学技士として働いている方の平均年収は395.4万円で、全国平均の423.4万円と比較するとやや低い状況です(ただし、年収データは臨床工学技士を含めた「その他の保健医療従事者」の統計値です)。また、神奈川県における臨床工学技士の求人賃金(月額)は、21.8万~28.9万円となっています。
臨床工学技士の有効求人倍率は、全国平均が1.12倍なのに対して神奈川県は0.77倍。こちらもやや低い傾向にあります。一方で、神奈川県には病院が335施設、クリニックが6,212施設あり、臨床工学技士として働ける施設が豊富です。そのため、さまざまな求人の中から希望の条件に合った職場を見つけることができるでしょう。
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※各種数字情報は2022年9月 マイナビ調べによる
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非公開求人
給与 | 【モデル月収】20.5万円~ 程度(諸手当込み)※経験加算あり |
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勤務地 |
神奈川県 鎌倉市 JR東海道本線(東京-熱海)「大船駅」(徒歩6分)JR根岸線「大船駅」(徒歩6分) 他 |
休日休暇 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始休暇、有給休暇、その他休暇 ※年間休日:114日、初年度有給:10日、年末年… |
仕事内容 | 【業務内容】透析業務全般、手術室、病棟のME機器の管理、モニター管理、呼吸器機器の管理 【夜間対応】当直:なし オンコール:なし |
給与 | 【モデル月収】30.0万円~ 【モデル年収】360万円~500万円 |
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勤務地 |
神奈川県 横浜市港北区 横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉(神奈川)駅」(徒歩3分) |
休日休暇 | 完全週休2日制、日曜日、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇 ※年間休日:110日、夏季休暇:5日、年末年始休… |
仕事内容 | ・透析回路のプライミング・機械室立ち上げ・透析液濃度測定 ・穿刺 ・バイタルチェック、コンソールのチェック ・返血など 在籍人数:臨床工学技士:5名(常… |
給与 | 【モデル年収】400万円~ 程度 |
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勤務地 |
神奈川県 鎌倉市 湘南モノレール江の島線「湘南深沢駅」(徒歩6分) |
休日休暇 | 4週8休制、日曜日、祝日、夏季休暇、有給休暇、出産・育児休暇、介護休暇、リフレッシュ休暇、その他休暇 ※夏… |
仕事内容 | 病院内での臨床工学技士としての業務全般 ■主に機器管理 ■その他付随業務 <開設>1988年2月 ◎おすすめ◎ ◆《駅チカ》最寄駅より徒歩圏内! ◆賞… |
関東の一大ベッドタウンとして、多くの医療施設を有する神奈川県には、高いモチベーションのある人におすすめの臨床検査技師求人が多いです。
しかし、臨床検査技師の求人とひとくちにいっても、求められるスキルや平均給与は異なります。自分の希望に合った求人を見つけるためにも、神奈川県における臨床検査技師求人の特徴を調べることが大切です。
今回は、神奈川県内で臨床検査技師として活躍できる場所や、神奈川県の臨床検査着技師の平均給与について具体的に紹介します。神奈川県で臨床検査技師の仕事を探している人は、ぜひ当記事を参考にしてください。
神奈川県内の医療機関の多くは、通勤しやすい場所にあるため、常勤として働きたい人から家事・育児の合間に働きたい人まで、多くの求職者の希望に応えることができます。
また、横浜市や川崎市などの大都市では、臨床検査技師資格を活かせるCRC(治験コーディネーター)などの求人も多くあります。臨床検査技師に留まらず、幅広く業務に携わりたい人は、CRCを目指すこともおすすめです。
神奈川県では、臨床検査技師資格を活かして活躍できるチャンスが多いため、臨床技師として大きく成長することができるでしょう。
地域別病院数は、横浜市・川崎市・相模原市の順に多く、一般診療所数は横浜市・川崎市・藤沢市の順に多くあります。
2018年11月時点における神奈川県内の合計医療機関数は、以下の通りです。
病院(総合病院・専門病院) | 338施設 |
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一般診療所(医院・クリニックなど) | 6,033施設 |
(出典元:日本医師会「地域医療情報システム」/http://jmap.jp)
上記の表からは、神奈川県の病床数は、総合病院や専門病院よりも一般診療所の施設数が多いことが分かります。
神奈川県では、臨床検査技師の勤務先として、病院や一般診療所のほか、健診センターや保健所、衛生検査所、民間企業などで働くことが可能です。
〇病院・一般診療所や健診センター
各部エコー・脳波・心電図測定のほか、採血経験者歓迎を謳う施設があります。スタッフ数が少ない小規模診療所では、検査業務に加えて各種事務処理などを行う場合があるため、幅広くスキルを取得することが可能です。
〇保健所や衛生検査所
飲食関連商業施設の許認可や施設の衛生確認、感染症の調査などが主な業務です。保健所で働く場合は、自治体が定める公務員試験に合格する必要があります。
〇医療機器や薬品などのメーカー企業
近年、CRC(治験コーディネーター)の募集が増えています。CRCは治験分担医・被験者・治験依頼者のスケジュール管理や、インフォームドコンセントなどのサポート業務全般を行い、担当エリアによっては出張が多いです。商品開発・営業分野で活躍したい人に向いています。
〇臨床検査センター
臨床検査センターでは、主に業務委託による検体検査を行います。未経験者や経験の浅い人、老若問わず働くことができるため、初心者や長く勤務したい人におすすめです。
神奈川県は、県内の医療機関数が多いだけでなく、上記のような幅広い施設で臨床検査技師として働くことができるため、職場の選択肢に困ることはないでしょう。
平成30年の賃金構造基本統計調査のデータによると、臨床検査技師の全国の平均年収は約470万円と言われています。一方で、神奈川県で臨床検査技師として働いた場合の平均年収は、約385万円と全国平均よりやや少なめとなっています。
神奈川県の大規模な病院の給与は、基本的に高めに設定されていますが、夜勤やオンコール対応を求められることもあります。そのため、体力に自信がある人や、しっかりと働いてキャリアアップしたい人におすすめです。
また、小規模な診療所や健診センター、健康診断専門のクリニックなどは、給与はそれほど高くありませんが、子育てや介護と両立しつつ無理なく働きたい人に適しています。職場によっては早出勤務や残業をする場合もありますが、基本的に日勤のみで日曜・祝日は休みとなることが多いです。そのため、アルバイト感覚で働きたい人は、小規模な診療所や健診センターなどに応募すると良いでしょう。
神奈川県で臨床検査技師の求人が多いエリアは、横浜市です。横浜市のなかでも、とくに人口が多い北部の青葉区・港北区・緑区などで、求人が多く出されています。また、一般診療所からも多くの求人が出ている横浜駅や、みなとみらいがある西区は、交通の便が良いため、勤務地が自宅から遠い人でも気軽に勤務することができます。
ただし、横浜市から出されている臨床検査技師の求人は非常に多いです。自分の希望に合った求人を探す際は、公式サイトや転職サイトのほか、無料人材紹介サービスを利用することをおすすめします。条件をつけて自分の希望に合った求人を検索することが可能です。
無料人材紹介サービスに掲載されている求人は、非公開求人情報を検索することができます。非公開求人情報は、採用率・給与額ともに高いです。しかし、募集人数が少なく、すぐに掲載終了となってしまうことが多いため、無料人材紹介サービスを利用する際は、こまめに新着情報を確認しましょう。
国内第2位の人口を誇る神奈川県には、多くの医療施設があるため、臨床検査技師の求人数も国内有数の多さを誇っています。そのため、自分の希望する条件に合った求人を簡単に見つけることが可能です。
神奈川県では、未経験可・ブランクOKの求人や扶養範囲内勤務・短時間勤務OKの求人も多いため、実務経験が少ない人や臨床検査技師として再就職したい人に適しています。また、老若問わず募集している求人もあるため、臨床検査技師として長く活躍したい人は、神奈川県での就職を検討してみてはいかがでしょうか。
※当記事は、2019年9月現在の情報を基に作成しています
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