管理栄養士の資格を活かせる副業|メリット&デメリットを解説

最終更新日:2022年2月2日
 公開日:2022年2月1日

働き方改革やダイバーシティ推進をきっかけに副業が注目されつつある昨今、副業する管理栄養士が増えています。ただ収入を増やすためだけではなく、本業では実現しにくいスキルアップや起業準備などを目的とするケースも。

この記事では、管理栄養士が副業するために知っておきたいことや、資格を活かせる副業の具体例、副業のメリット・デメリットなどについて解説します。「副業するべきか、転職するべきか」と迷っている方へ参考になれば幸いです。

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1.管理栄養士の資格を活かして副業を選ぶコツ

管理栄養士の資格を活用することで、本業に加えて副業で収入を増やすことが可能です。特別な人脈がなくても、クラウドソーシングサイトやスキル販売サイトを活用することで、仕事を見つけられます。

ひとくちに管理栄養士といっても、その人が置かれている状況や知識・スキルはさまざまです。本業と副業を両立させるために、自分の能力を活かしつつ無理なく働ける副業を選びましょう。

1-1.管理栄養士の知識・経験にプラスアルファできる副業を選ぶ

管理栄養士の経験に加えて、自分が持っている特技・能力を活かすことで、より実力を発揮しやすくなります。

たとえば、文章を書くことが得意な場合は、栄養指導・レシピ紹介系のライティングがおすすめです。また、スポーツ・ダイエットに関する知識が豊富な場合は、トレーナー関連の仕事などを検討しましょう。
子ども好きな人や育児経験がある人には、子どもと保護者に向けた栄養指導などがおすすめです。

1-2.在宅ワークで働ける副業を選ぶ

働き方改革などをきっかけとして、在宅ワーク・テレワークが注目されています。そして、近年はパソコンとインターネット環境さえあれば、どこでもできる仕事が多くあります。

通勤時間がかからず仕事量・時間の融通が利きやすい在宅ワークは、スキマ時間を活用したい人におすすめです。
また、育児・介護などによるブランクを経て再び管理栄養士として活躍したい人や、パートナーの転勤などがありひとつの職場に長く勤めにくい人にも、適しています。

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2.管理栄養士に向いている副業6選

ここでは、管理栄養士に適している主な副業について解説します。

●食品・健康系記事の執筆
食品・健康・美容系記事の作成は、在宅で行える管理栄養士向け副業の代表例です。
健康・美容系の記事を作成する際は、薬機法・健康増進法などに抵触しないよう慎重に情報を取り扱う必要があります。その点、管理栄養士は健康・栄養に関する深い知識を持っているため、信頼性の高い記事を執筆することが可能です。

●トレーナー・アドバイザーとして行う食事・ダイエット指導
管理栄養士は、パーソナルトレーニングジムやエステサロンなどで、美と健康を保つための食事指導や栄養相談を行えます。店舗への出勤が必要な仕事からオンラインサービスがメインとなる仕事まで、働き方はさまざまです。
トレーナー・アドバイザーには、顧客一人ひとりの体質・体調・行動パターンなどに合わせた細やかな指導が求められます。ただアドバイスして終わりではなく、顧客のモチベーションを高めつつ目標達成を目指すことがポイントです。

●特定保健指導業務
特定保健指導は、特定健診(メタボ健診)でメタボリックシンドローム該当者と診断された人の生活改善を図るプログラムです。特定保健指導業務は、管理栄養士の資格を活かして行える仕事のひとつといえます。
特定保健指導業務における管理栄養士の主な業務は、対象者の自宅訪問または電話・メールなどによる継続支援です。定期的な面談を通して対象者の状況を確認し、一人ひとりに合わせてさまざまなアドバイスを行います。

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●レシピ考案
レシピ考案とは、Webサイト・書籍などで紹介する家庭用レシピや学校給食・病院などの献立、外食メニューの開発などに関わる仕事です。
栄養バランスや美味しさが求められることはもちろん、案件ごとに「野菜嫌いの子ども向け」「簡単に作れるダイエットレシピ」といった、さまざまな設定があります。また食品・調理器具メーカーの自社製品PR用レシピや、地域の名産品を使ったレシピなどを依頼されることもしばしばです。

●健康系記事の監修
記事監修は、健康・栄養の専門家として、他のライターが書いた記事を監修する仕事です。専門知識を持つライターがいない場合、専門家に監修してもらうことで記事の信頼性アップにつながります。
監修者が行う仕事の流れは、おおむね下記の2パターンです。

  • ・ライターが書き上げた記事をチェックし、必要に応じて情報確認・修正を行う
  • ・ライターと打ち合わせを行い、内容を確認しながら共同執筆形式で記事を書いてもらう

●アンケート・モニターの仕事
アンケート・モニターは、製品・サービスを実際に使用して、利用者の視点からアンケートに答える仕事です。
管理栄養士の場合、利用者としてだけではなく専門家の視点を活かして、製品・サービス開発に貢献できます。本業が忙しい人や子育て中などで、まとまった時間を確保しにくい人にもおすすめです。

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3.管理栄養士が副業を始めるメリット&デメリット

管理栄養士に限らず、副業にはメリットとデメリットの両方があります。もし副業にともなうデメリットがメリットを上回るようであれば、副業以外の選択肢で収入を増やす必要があります。

自分のキャリアプランや、現在置かれている状況をよく考えながら、慎重に今後の方向性を決めましょう。

3-1.副業を行うメリット

国家資格である管理栄養士の資格を活かすことで仕事の幅が広がり、仕事の平均単価が高くなります。さらに、管理栄養士の副業によって得られるメリットは、以下の通りです。

●専門性を活かしつつ、新たな知識・スキルが得られる
勤務先によっては、事務など管理栄養士以外の仕事のウエイトが大きくなることもしばしばです。管理栄養士としての専門性を発揮できずに不満を持っている場合、副業で専門性を活かせる可能性があります。
管理栄養士の仕事は医療・福祉・美容など多様なジャンルと関係しているため、本業とは異なる分野の副業を行うことで知識・興味の幅を広げられます。

●独立を目指すことが可能である
本業と副業の両方で経験を積みながら、フリーランスの管理栄養士として独立を目指す人もいらっしゃいます。管理栄養士としての実績がないまま独立すると、思うように仕事が得られないリスクがあります。
本業の勤務先で経験を積みつつ小規模な副業からスタートし、実績を積み重ねることで、クライアントからの信頼を獲得できます。

3-2.副業を行うデメリット

本業以外の時間を使って副業すると、必然的に自由時間が減ってしまいます。
収入・スキルアップのために副業を始めたとしても、ワークライフバランスや心身の健康に悪影響が出てしまっては本末転倒です。本業に支障が出ない範囲で、余裕を持ったスケジューリングを心がけましょう。

一部の企業では副業そのものが就業規則違反となり、多くの自治体では公務員の副業について細かく制限されています。副業禁止の勤務先でこっそり副業すると、住民税の請求などで発覚する恐れがあるため、事前に就業規則を確認しておきましょう。

4.収入を増やしたい場合は転職も検討しよう

勤務先での収入額や拘束時間の長さに満足できていない人には、副業よりも転職をおすすめします。現在の仕事が忙しくて困っている人が、副業を始めると自由時間がさらに減ってしまい、根本的な解決が難しくなります。

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まとめ

管理栄養士の資格を活かして副業する場合は、食品系記事の執筆・栄養指導・レシピ開発などの仕事がおすすめです。専門性を活かして新たな知識・スキルを得られるだけではなく、管理栄養士として独立するためのウォーミングアップにもつながります。

副業するか転職するか迷った場合は、自分が現在置かれている状況と将来の目標をよく考えつつ慎重に決断することが大切です。心身の健康とワークライフバランスを考えながら、悔いのない選択を行いましょう!

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