管理栄養士の年収はいくら?職場別の平均給与を公開

最終更新日:2022年8月1日
 公開日:2020年11月18日

#年収・給料

管理栄養士とは、厚生労働大臣による免許が必要な国家資格です。管理栄養士の資格を取得するためには、一年に一回行われる管理栄養士国家試験に合格する必要があります。管理栄養士は、今後さらに高齢化が進む日本において、ますます活躍の場が増えると見込まれている職業です。

管理栄養士の資格を活かせる職場や職業は多岐にわたり、同じ業務内容でも職場や職業・勤務地などによって年収が異なります。
今回は、職種別の管理栄養士の平均年収から給料アップを目指す方法までを解説します。

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管理栄養士は幅広い場所で活躍する職業

管理栄養士とは、個人の健康状態や栄養状態に応じて必要な栄養を指導する仕事です。
管理栄養士が活躍する職場には、以下のような場所があります。

職場 仕事内容
病院 ・入院患者に提供する病院食(給食)の献立作成や栄養管理、調理、食材の発注、アンケート作成、帳簿
・病棟での患者の栄養状態のチェック、栄養指導
学校・保育園・企業 ・学校給食や園のおやつ、社員食堂などにおける献立作成、厨房での調理、栄養管理、食材の発注、経費の管理
介護施設・高齢者施設 ・入居者の食事の献立作成や食材発注
・ミキサー食やソフト食など、利用者の体調や身体機能に合わせた形状での調理
・栄養ケア・マネジメントによる高齢者の低栄養状態の防止・改善
スポーツ施設 ・スポーツ愛好家やアスリートへの栄養指導、食事メニューの作成、体調管理
・インストラクターとしてカウンセリングやダイエットプログラムの作成
食品メーカー ・マーケティング調査を踏まえた研究開発・商品企画
・商品として発売するまでの栄養や成分の管理
【関連リンク】管理栄養士の主な働く場所10選|将来性や転職時のポイントも

【職場別】管理栄養士の年収事情

管理栄養士の仕事は勤務先の職種・企業規模などによって、業務内容やサポート範囲が異なります。そのため、管理栄養士の平均年収について一律でこの金額であると言い切ることはできません。

ここでは、職場や職業ごとに分けて管理栄養士の年収事情を詳しく説明します。

管理栄養士の資格を持つ人の平均年収

まず、管理栄養士の有資格者全体の平均年収は以下の通りです。
管理栄養士の年収は職場によって大きく変わるため、管理栄養士全体の平均年収をひとつの指標にするとよいでしょう。

管理栄養士の資格を持っている人全体の平均年収 350万~450万円

管理栄養士の年収は、経験や能力によって異なります。また、公務員か民間企業か、大企業か中小企業かによっても変わります。
なお、栄養士の平均年収は管理栄養士より少し下がって約300万~400万円です。

病院・クリニックで働く管理栄養士の平均年収

病院・クリニックで働く管理栄養士の平均年収 約300万~400万円

※マイナビコメディカルに掲載されている求人情報から算出した金額

介護施設や企業などに勤める管理栄養士と比較すると、病院・クリニックで働く管理栄養士は高水準の年収となります。中には400万円を超える年収を提示している求人もあるため、ある程度の収入を求める人にとってはおすすめの職場です。

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介護福祉施設で働く管理栄養士の平均年収

介護福祉施設で働く管理栄養士の平均年収 約260万~310万円

※マイナビコメディカルに掲載されている求人情報からの算出した金額

介護福祉施設で働く管理栄養士の平均年収は、病院などと比較すると高くありません。
しかし、介護福祉施設から出ている管理栄養士の求人は未経験OKの職場が多く、残業少なめなど自分の希望する働き方に合う職場を見つけやすいことがメリットです。

また、今後の高齢化の進行に伴い、介護福祉施設数・求人数は増えていくと考えられます。人材を確保することを目的に待遇面の改善が図られれば、介護福祉施設で働く管理栄養士の平均年収は上がるでしょう。

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企業に勤める管理栄養士の平均年収

企業に勤める管理栄養士の平均年収 約250万~330万円

※マイナビコメディカルに掲載されている求人情報から算出した金額

企業に勤める管理栄養士の平均年収が一見低めに見える理由は、正社員・契約社員などの雇用形態によって給与が大きく変わるためです。給料の差はあるものの、どの雇用形態でも土日祝が休みの求人が多いことはうれしいポイントでしょう。

大卒や大学院卒の管理栄養士の場合、医薬情報担当者(MR)・医薬品卸販売担当者(MS)・臨床検査薬情報担当者(DMR)などの研究職や医療の専門家としてステップアップすることができます。医療品メーカーの正社員となれば、そのほかの業界・業種の企業で働く管理栄養士の平均年収を大きく上回る収入が得られるでしょう。

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公務員として働く管理栄養士の平均年収

正規職員として働く公務員の平均年収 約450万~600万円

※地方公務員給与実態調査や俸給表医療職給料表を参照したおおよその金額

管理栄養士は国家公務員もしくは地方上級公務員として採用され、公務員管理栄養士とも呼ばれます。公務員は勤続年数によって昇給するため、長く勤めれば勤めるほど年収は増え、安定した収入を得ることができます。

公務員は給与水準と安定性の高さが魅力ですが、非常に人気が高いにもかかわらず求人数は多くありません。公務員として働く管理栄養士の採用は狭き門です。

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年齢や施設ごとに総まとめ!

管理栄養士の年収は職場・雇用形態で変わる

ここまで紹介したように、管理栄養士の年収は職場や雇用形態によって大きく変わります。
個人のスキルやキャリアはもちろん、民間企業や自治体などの職場ごとに設定されている給与額が異なるためです。また、正規雇用・非正規雇用という雇用形態によっても給与額は変わり、非正規雇用よりも正規雇用のほうが年収は高くなります。

しかし、管理栄養士の学歴によって収入が変わることは基本的にありません。高卒や短大卒でも大卒者と同等の年収が得られることは、管理栄養士の大きな特徴です。

管理栄養士として給料アップを狙いたいときは?

管理栄養士として年収アップを狙う方法には、以下の2種類があります。

①管理栄養士以外に役立つ資格を取得する
管理栄養士は他の資格と組み合わせて専門性を高めることで、さらに活躍の場が広がり、年収アップを目指すことができます。自分の将来の夢や希望する働き方を実現できる資格を取得しましょう。

・栄養教諭…学校で食育活動を行うことが可能になる
・ケアマネージャー…介護サービス分野での仕事の幅が広がる
・栄養情報担当者(NR)…健康食品に関するカウンセリングや指導を行う
・公認スポーツ栄養士…プロアスリート向けのフリーの管理栄養士として活躍できる
・フードコーディネーター・調理師…料理研究家として活躍できる

②今よりも待遇のよい職場に転職する
管理栄養士の年収は、職場だけでなく雇用形態の違いによる差が大きいことも特徴です。現在の職場では非正規雇用で働いており、今後正規職員になれる見込みがない場合は、正社員を目指して転職することもひとつの手段です。

また、企業や事業所の大きさも年収に反映されるため、大企業や大規模な事業所に転職することを検討してもよいでしょう。管理栄養士は経験者が優遇される傾向にあり、実務経験があれば年齢や学歴は特に問われません。

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まとめ

管理栄養士の年収は、職場や事業規模、雇用形態によって大きく異なります。しかし、学歴による収入の差はあまりないため、高卒や短大卒でも自分の努力や能力次第で高収入を目指せることが管理栄養士の特徴です。

管理栄養士が収入アップを目指す方法には、「別の資格を取得する」「待遇のよい職場に転職する」という方法が挙げられます。現在の職場から転職したいと考えている管理栄養士の人は、ぜひマイナビコメディカルをご利用ください。マイナビコメディカルのキャリアアドバイザーが、求人検索から内定までサポートいたします。

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