栄養士は派遣で働ける?メリットや正社員との違いを解説

更新日 2023年12月20日 公開日 2023年12月20日

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学校や保育園の給食調理、スポーツの現場における栄養管理指導など、栄養士はさまざまな職場で活躍しています。栄養士として働く場合、他の職業と同じように正社員やパート・アルバイトといった雇用形態を選ぶことができますが、栄養士を目指す方のなかには「栄養士は派遣でも働けるのだろうか?」と、疑問に思っている方もいらっしゃるようです。

当記事では、派遣栄養士としての働き方や派遣で働くメリット・デメリット、正社員やパート・アルバイトとの違いについて解説します。自分のライフスタイルに合った働き方をお探しの方、派遣栄養士に魅力を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

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栄養士は派遣で働ける?メリットや正社員との違いを解説

栄養士は派遣で働ける?

栄養士は派遣社員として働くことができます。ただし、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」にもとづいて、病院・診療所、介護医療院、介護老人保健施設、患者さまの自宅といった医療関係の現場においては、栄養士の派遣が禁止されています。

みなさんのなかにも、「栄養士は派遣で医療関連業務を行うことができない」という話を聞いたことのある方がいらっしゃるかもしれませんが、それは上記の法律によるものです。

しかし、下記に該当する場合は、医療関係業務についての管理栄養士・栄養士派遣事業を行うことが例外的に認められています。

1. 紹介予定派遣をする場合
2. 当該業務が産前産後休業、育児休業、介護休業を取得した労働者の業務である場合
3. 医師の業務であって、当該業務に従事する派遣労働者の就業の場所が以下のいずれかに該当する場合
・へき地・離島にある場合
・地域における医療の確保のためには、医業に派遣労働者を従事させる必要があるとして、厚生労働省令で定められた場所の場合

(出典:厚生労働省「労働者派遣事業を行うことができない業務は・・・」/https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000133886.pdf

医療関連の施設で働けないと、派遣先の選択肢が狭まってしまいそうですが、医療機関以外にも、栄養士が活躍できる職場は数多くあります。例えば、学校や保育園の給食施設、企業の社員食堂、スポーツ関連の施設などの「傷病者の療養のための栄養指導」に該当しない業務であれば、栄養士は派遣で働くことが可能です。

加えて、派遣栄養士が携われる仕事内容も、献立作成や調理業務から、食育相談、栄養相談、イベントの開催まで多彩です。それぞれ場面で栄養士に求められるスキル・業務内容も違うため、さまざまな選択肢から、自分にぴったりの職場を見つけられるでしょう。

派遣とパート・アルバイトの違い

一般的なパート・アルバイトは、就業先と直接雇用契約を結んで働きます。また、給与は就業先から支払われ、福利厚生も就業先の規定が適用されます。基本的に有期雇用となりますが、契約を更新すれば、何年でも働くことが可能です。

一方、派遣は人材派遣会社に登録し、人材派遣会社から紹介された就業先で仕事をする働き方です。そのため、就業先ではなく人材派遣会社が雇用主となります。給与の支払いや労働管理は人材派遣会社で行われ、福利厚生・社会保険についても人材派遣会社の規定が適用されます。パート・アルバイト同様に有期雇用ですが、派遣の場合は継続して契約できる期間が原則3年と定められており、3年以上同じ派遣先で働くことはできません。

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栄養士が派遣で働くメリット

栄養士が派遣で働くことには、いくつかのメリットがあります。現在の働き方に悩んでいる方や派遣栄養士を検討している方は、「派遣で働くメリットが自分の希望とマッチするか」「派遣のメリットが魅力的に感じられるか」をチェックしておくとよいでしょう。

ここからは、栄養士が派遣で働く際の「2つのメリット」を紹介します。

ワークライフバランスを重視できる

派遣の仕事は、勤務日数や勤務時間があらかじめ定められているため、急な残業や休日出勤は基本的にありません。そのため、勤務地や勤務日数、時間などが自分の希望に合った職場を選べば、理想のワークライフバランスを実現できるでしょう。プライベートの時間をしっかりと確保できる点は、仕事と家事、育児を両立させたい方、趣味や勉強の時間を充実させたい方にとって、うれしいメリットになるはずです。

さまざまな経験を積める

基本的に派遣の仕事は有期雇用であり、同じ職場で働ける期間は3年と決まっています。1つの職場で働く期間が短いため、職場を限定せず自由な働き方がしたい方は、派遣に向いていると言えます。さまざまな現場で働いて経験を積むことは、自分の視野を広げることにもつながるでしょう。

派遣会社のサポートが受けられる

派遣会社のさまざまなサポートを得られる点も、派遣栄養士の大きなメリットです。受けられるサポートは派遣会社によって異なりますが、一般的には、就業先との交渉ごとを任せたり、勤務上の悩みを相談したりすることが可能です。また、会社によっては、スキルアップのための教育・研修や、キャリアプランに関する相談・アドバイスなどが受けられるケースもあります。

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栄養士が派遣で働くデメリット

派遣には上記のようなメリットが存在しますが、メリットだけに注目してしまうと、就業後にギャップを感じて後悔することになりかねません。そうならないためにも、メリットとデメリットの両方を把握した上で、派遣という働き方が自分に合うかどうかを判断しましょう。

ここからは、栄養士が派遣で働くデメリットを3つ解説します。

キャリアアップが難しい

一般的に派遣は有期雇用となるため、キャリアアップが難しい傾向にあります。また、リーダーや管理者などの仕事は正社員に任せる派遣先が多いため、「責任のある仕事を任されたい」と考える方や大きなやりがいを求める方は、少し物足りなさを感じるかもしれません。ただし、前述したように派遣会社のなかには、スキルアップ・キャリアアップの支援を行っているところもあります。興味のある方は、相談してみるとよいでしょう。

即戦力として働くことが求められる

正社員として入社すれば、社内教育や研修制度を通じて仕事のやり方をじっくりと教わることができます。しかし、派遣社員は基本的に即戦力の人材として雇用されるため、派遣先の基本的なルールや仕事の進め方に関する説明はあっても、一から仕事を教えてもらう機会はほとんどないでしょう。そのため、「教育体制の整った職場で働きたい」と思っている方は不満を感じるかもしれません。

雇用が不安定である

派遣の仕事は、3か月あるいは6か月で契約更新となるケースが多く、契約期間が終了した時点で更新がなければ、そこで雇い止めとなってしまいます。その場合は、人材派遣会社から新たな就業先を紹介してもらうことになりますが、すぐに次の就業先が決まるとは限りません。このように、正社員に比べて雇用が安定していない点も、派遣で働くデメリットと言えるでしょう。

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栄養士は正社員でも柔軟な働き方が選べる!

ここまで、理想のワークライフバランスを実現する方法の1つとして、派遣での働き方を紹介してきましたが、正社員やパート・アルバイトとして働く場合でも、家庭と両立しながら栄養士を続けることは可能です。

例えば、パート勤務の場合は状況に応じて勤務日数・時間を増減できるため、派遣よりもフレキシブルな働き方ができる場合があります。また、最近は正社員であっても勤務日数や勤務時間の調整ができる職場が増えています。育児休業法で定められた時短勤務制度を導入している会社であれば、子どもが満3歳になるまでの間、勤務時間を短縮して働くこともできるでしょう。

さらに、正社員やパート・アルバイトはどちらも就業先との直接雇用となるため、社内教育やキャリアアップ支援を受けられるケースも少なくありません。

栄養士は国家資格であり、ブランクがあっても復職しやすい職業と言われています。栄養士として長く働きたい方は、派遣や正社員、パート・アルバイトといったさまざまな働き方のなかから、自分のライフスタイルや理想にぴったりの仕事を見つけてください!

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まとめ

医療関係の業務を除けば、栄養士は派遣社員として働くことが可能です。派遣栄養士には、理想のワークライフバランスが実現しやすい、さまざまな職場で多様な経験を積めるなどのメリットがありますが、一方でキャリアアップが難しかったり、雇用が安定しなかったりというデメリットもあります。

栄養士は国家資格であり、ブランクがあっても復職しやすいため、派遣や正社員、パート・アルバイトといったさまざまな働き方のなかから、自分のライフスタイルや理想にぴったりの仕事を見つけるのがよいでしょう。

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