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セラピストが体調管理に努める理由とは?重要性やポイントを解説

公開日:2015.11.02 更新日:2023.12.15

”セラピストが体調管理に努める理由とは?重要性やポイントを解説“/

セラピストとしての役割は、患者さんの心と体のケアだけではありません。セラピスト自身の体調管理も重要な職務の一つです。

私たちは患者さんの模範となる存在であり、自己管理の意識の高さが患者さんからの信頼を築く基盤となるからです。

この記事では、セラピストが体調管理に努める理由とそのための具体的なポイントについて詳しく解説します。

患者さんに説得力のある提案ができるよう、現在セラピストとして働いている方は最後までご覧ください。

セラピストが体調管理に努める必要性とは

”

セラピストという職業は、患者さんの心身の健康を支えるという大切な役割を担っています。

しかし、その一方で、自分自身の体調管理も重要なのです。セラピスト自身が健康であることは、患者さんに対するケアの質を高めるだけでなく、自身の価値を向上させるためにも必要です。

セラピストが体調管理に努める必要性について詳しく紹介します。

セラピストは患者さんのモデルであるため

身体の不自由やコミュニケーションの困難さなど、患者さんは多様な問題を抱えていることが多いです。そんな患者さんたちをサポートするセラピストとして、自分自身の生活態度や行動について常に意識することが大切です。

セラピストが心身ともに健康な状態を保つことで、患者さんからの信頼は深まるでしょう。健康的なライフスタイルを維持することで、仕事にも余裕が生まれ、患者さんが安心してリハビリに取り組むための環境を整えることが可能となります。これは、仕事の効率向上にもつながります。

また患者さんはセラピストの細かな変化にも敏感で、プロフェッショナルとして、自己管理を意識することが求められます。患者さんに対して良い影響を与え、健康的なライフスタイルの模範となることを心掛ける必要があるといえるでしょう。

意識の高さが周囲からの信頼になるため

仕事が忙しいと、自分自身のことが後回しになりがちです。しかし、セラピストとしては、患者さんのモデルとなることが重要な責任の一つです。多忙であろうとも、自己管理は欠かせません。その意識の高さこそが、セラピストとしての自身の価値を引き上げる要素になります。

セラピストのキャリアを築く上で不可欠なのは、周囲からの信頼です。患者さんだけでなく、同僚や関係者からも評価されています。その評価は、表情や姿勢、態度、外見、話し方、健康状態、そして仕事のスキルなど、様々な要素からなります。

リハビリの進行だけでなく、人間性や態度もキャリアの一部となります。その基本となるのが、日常の生活習慣です。信頼を勝ち取るためにも、日々の生活を健康的なセラピストとして過ごすことが大切です。

体調管理をするうえで気を付けるポイント

”

体調管理は日々の生活の中で重要な要素です。そのためには、以下のポイントに気を付けることが重要です。

・食事のバランス
・睡眠の質
・適度な運動
・ストレスをため込みすぎない
・タバコやお酒の摂取を控える
・楽しいことや趣味をつくる

順番に見ていきましょう。

1.食事のバランス

健康を維持するためには、栄養バランスの取れた食事が必要です。ビタミン、ミネラル、タンパク質など、体が必要とする栄養素をバランス良く摂取することで、体の機能を最適な状態に保つことができます。
一方、食事のバランスを欠くと、体が必要とする栄養素が不足し、体調を崩しやすくなる可能性があります。栄養素の不足は、免疫力の低下や疲労感の増加の原因にもなってしまうことも。

2.睡眠の質

睡眠は、体と心の健康を保つために不可欠です。質の良い睡眠を確保することで、体はリカバリーし、疲労が回復します。また、睡眠は記憶の定着や学習能力の向上にも寄与します。
睡眠の質が悪いと、日中のパフォーマンスが低下し、集中力や記憶力が低下する可能性があります。さらに、長期的な睡眠不足は、心疾患や糖尿病などのリスクを高めると言われています。

3.適度な運動

適度な運動は、心肺機能を強化し、筋力を維持するために必要です。また、運動はストレスの軽減や気分のリフレッシュにも役立ちます。
一方で、適度な運動を怠ると、心肺機能や筋力が低下し、肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。また、運動不足はストレスの蓄積や気分の落ち込みを引き起こすこともあります。

4.ストレスをため込みすぎない

ストレスは体調を大きく左右します。過度なストレスは心身の健康を害し、免疫力の低下や心疾患のリスクを高めます。ストレスを適切にコントロールし、リラクゼーションの時間を作ることで、健康を維持します。
日々の生活の中で、ストレスは避けられないものですが、自身が日々の生活におけるストレスとどのように向き合うかによって、自分の健康を大きく左右できるといえるでしょう。

5.タバコやお酒の摂取を控える

タバコや過度なアルコール摂取は、心臓病や肺疾患、肝臓病などのリスクを高めます。また、睡眠の質を低下させたり、栄養バランスを崩したりすることもあります。これらを控えることで、体調が整うようになるでしょう。
タバコやお酒を過度に摂取している方はなるべく控えるようにしてくださいね。

6.楽しいことや趣味をつくる

心の健康は体の健康に直結します。趣味や楽しむことでストレスを解消し、生活に喜びを持つことは、心身の健康維持に役立つでしょう。
趣味を見つけてストレス発散をするようにしてくださいね。

まとめ~体調管理に努めることはセラピストにとって重要~

セラピストとしての職務は、患者さんへのケアだけでなく、自身の体調管理も含まれます。私たちは患者さんの模範であり、自己管理の意識の高さは患者さんからの信頼を築く重要な要素です。

体調管理には、食事のバランス、睡眠の質、適度な運動、ストレスのコントロール、タバコやお酒の摂取を控える、そして楽しむことがポイントとなります。

これらを日々の生活に取り入れることで、私たちセラピスト自身も健康を維持し、更に患者さんへのケアを向上させることが可能となります。

体調管理は自己の健康だけでなく、周囲からの信頼や患者さんへの影響にも直結するため、常に意識して取り組むべき重要な課題であると言えるでしょう。

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