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立ち仕事で足がパンパン……セラピストのお悩み解消! むくみ対策3つ

公開日:2015.08.19 更新日:2016.12.09

立ち仕事が大半を占めるセラピストの仕事。リハビリ中だけでなく、患者さんと移動したり、補助器具を運んだりと、足を休ませる時間はほとんどありません。一日の業務を終えるころには足がパンパンに張り、痛みを感じることもあるのではないでしょうか? 今回はセラピストの職業病ともいえる、足のむくみ対処法をご紹介します。

簡単セルフマッサージ

「むくみ」が起こる原因のひとつに、血流低下による影響があります。冷えや筋肉疲労によって血流が滞ると、不要な水分や老廃物が細胞内にたまりやすくなり、むくみにつながります。血液は心臓を起点として全身を循環していますが、重力の影響もあり、足元の血流は滞りがち。そのため、足は身体のなかでも一番むくみやすい部分といえます。
一日中立ちっぱなしのセラピストにとって、足のむくみは避けられないもの。そこで手軽にできるむくみ対策として、マッサージを取り入れてみましょう。短時間で、だれでも簡単にできるセルフマッサージの方法をご紹介します。

  1. 右足の親指の付け根、ふくらんだ部分(拇指球:ぼしきゅう)を、強めに指圧する。
  2. 握りこぶしをつくり、足の甲をやさしくなであげる。足指の付け根から足首に向かって引き上げるようにこぶしを動かす。
  3. 次に、ふくらはぎの両サイドに握りこぶしをあて、ひざに向かって動かす。
  4. 同様に、左足も行う。

それぞれ左右の足を交互に、5~6回を目安に行います。滞っている血液の流れを促すように、心臓に向かって、下から上へとなであげるのがポイントです。
帰宅後は、オイルマッサージもおすすめ。気分に合わせてアロマオイルを選んでみてはいかが? 入浴後の温まった身体をほぐすことで、心身ともにリラックスできるでしょう。むくみは翌日に持ち越さないように、しっかりケアしてくださいね。

むくみ改善が期待できる飲み物を

むくみは水分代謝の低下により、老廃物がたまった状態でもあります。そんなときに取り入れたいのが、カリウム、カルシウム、マグネシウムといったミネラルです。食事や飲み物から不足しがちなミネラルを補給しましょう。
ミネラルはさまざまな食材に含まれていますが、職場で手軽に摂れるのは、食べ物より飲み物ではないでしょうか。なかでも、カリウムが豊富に含まれているびわ茶やどくだみ茶、利尿作用があるといわれる黒豆茶は、むくみケアにおすすめの飲み物です。また、生の生姜を使った生姜湯は、辛味成分「ジンゲロール」が冷えた身体を温めながら血行に働きかけてくれますので、冷えが気になる方には一石二鳥です。
一方で、むくみが起きやすい飲み物もあります。例えば、ジュースや炭酸飲料など、糖分を含む飲料は吸水性が高く、体内に水分をため込みやすくなるので控えたほうがよいでしょう。身体を冷やして血流の悪化を招くような冷たい飲み物も、むくみの引き金となるので避けたいですね。

朝は、1杯の水から

摂取しすぎるとむくみの原因となる水分。しかし、水分不足もむくみの原因になってしまいます。適度な水分摂取を心がけましょう。身体の水分バランスを維持し、むくみを予防するためには、水分を摂るタイミングも大切です。まずは、朝一番にコップ1杯の水から始めましょう。寝ている間に失われた水分を補給することで、身体が目覚め、基礎代謝も上がるとされています。
また、入浴前の水分補給は発汗を促してくれますので、取り入れたい習慣です。しっかり汗をかいたら、入浴後の水分補給も忘れずに。就寝前に飲むなら、白湯がおすすめです。内側から温めることで血流を促し、睡眠中の水分バランスを整えてくれます。

日ごろのケアで、むくみ予防を心がけよう

むくみは不調を感じるだけでなく、見た目にも大きく影響します。できることなら、すっきりした気分で毎日を過ごしたいものです。スキマ時間にマッサージをしたり、ミネラルが豊富な飲み物を摂ったりと、どれも手軽に取り組める方法ばかり。一日の立ち仕事で疲れた足をほぐしてあげましょう。セラピストの皆さんは普段は患者さんをケアする立場ですが、たまには自分のためにリフレッシュの時間も設けてくださいね。

 

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