忙しくても無理なくできる! 衣替えでスッキリ片づく収納術
公開日:2016.05.13 更新日:2016.05.23
季節の変わり目は衣替えのタイミングに悩むもの。衣替えを終えたと思ったら急に寒さや暑さがぶり返し、しまったものを慌てて引っ張り出した経験がある人も多いのでは? 忙しく働くセラピストは、衣替えだってできるだけ効率的に済ませたいもの。多忙な人でも無理なくできて、スペースの確保も上手にできる衣替えの方法をお伝えします。
衣替えは3回に分けよう
衣替えをおっくうに感じるのは時間と手間がかかるから……。パパッと終わらせたいと思っても、気付けば一日が過ぎていることがあります。そして、季節の変わり目は気候が不安定なのも気になるところ。1回で衣替えを済ませてしまうと、せっかく収納したものを引っ張り出してまた洗濯からやり直し……ということにもなりかねません。急な気温の変化に対応できるよう、間隔を空け3回に分けて行うのがおすすめです。
衣替え1回目。まずは洗濯を! 見えない汚れを落として黄ばみを防ぐ
1回目は、服をしまう準備として改めて洗濯を行います。一度洗っているものでも、皮脂や汗の汚れが残っていることもあるので、しまう前にもう一度洗っておくと安心です。特に白衣などは見た目にはきれいでも、目に見えない汚れがたまっていると黄ばみの原因になります。しまう前の洗濯では、混ぜてもいいタイプの洗剤と漂白剤をぬるま湯で薄めて合わせたものに20分程度浸けておいてから洗濯し、すすぎはいつもより1回多く行うとしっかり汚れが落とせます。
衣替え2回目、3回目。段階的に無駄のない収納を
2回目では、次の季節に向けた服の一部を出し、今季の服のなかから片づけても問題ないものを収納します。出す服はその時期に着やすいもの、しまう服は着ないものを選びましょう。春先の場合、コートやダウンジャケット。夏近くなれば厚手のセーターなど、季節の変わり目では着ることのないものから片づけると無駄がありません。
3回目は季節が移り変わって気候が安定した頃に行います。残しておいた衣類を全て入れ替え、衣替えを完了させましょう。
あまり着ない服は思い切って処分する
衣替えは、ただ服を入れ替えるだけではなく、収納を見直すいい機会でもあります。この機に、いらない服はすっきり処分しましょう。あまり着ない服でも思い入れがあったり、いつか着るかも……と思ったりして、とっておきたくなるかもしれません。でも、思い切って処分すると収納スペースはグンと増えて、片づけがしやすくなります。そうはいっても、処分するか判断に迷うこともありますよね。そんなときは、以下のチェックリストを活用してください。
・過去3年着ていない
・サイズが合わない
・傷んでいる、劣化している
・流行に遅れている
処分すべきか悩みはじめると、衣替えに時間がかかってしまいます。チェックリストに該当するものがあれば処分すると決めること。そうすれば、ためらうことなく決断できますよ。
大物衣類も「たたむ収納」でスペースを確保
コートやジャケット、スカートなどは年中クローゼットに掛けておく人も多いのではないでしょうか? だけど、使わない衣類で貴重なスペースが奪われてしまうのは考えもの。オフシーズンにはできるだけ、たたんでしまい、スペースを確保しましょう。
たたみジワのつかないコンパクトな収納を
コートやジャケット類をたたむと気になるのがたたみジワ。そこで使いたいのが、大判のタオルです。折り目の部分にタオルを挟んでおくだけで、たたみジワがつきにくくなります。スカートはスカート全体が収まるタオルの上にのせてくるくると巻くだけでOK。旅行かばんに詰めるときにも便利なテクニックです。厚手のセーターやフリースなどはシワになりにくいので、そのままくるくると巻き筒状にして収納を。柔らかめのヘアゴムや傷んだストッキングで結んでおくとほどけません。
かさばるダウンジャケットも巻いて収納できます。巻いたものを大きな不織布の袋に入れたり、風呂敷で包んだりしておくと、収納ケースに入れなくてもそのままクローゼットにしまえますね。
要領のいい衣替えで次のシーズンも快適に
衣替えを要領よく行うと、その後のライフスタイルにも余裕が生まれます。作業の無駄がなくなるだけでなく黄ばみやたたみジワを防ぎ、収納スペースにも余裕が生まれるので、次のシーズンも快適に洋服を取り出せますね。衣替えの際は、無理なく楽しく効率のよい収納術を意識しましょう!
【参考URL】
- 衣替えが楽しくなる!クローゼットが見違える 整理&収納テクニック(春編)|エステー
- コツをつかめばラクちん!衣替え・衣類整理テク|dinos
- 面倒なんて言わせない 大切なお洋服を守る これで完璧!収納法|イドカバネット
- 衣替えの前には“しまい洗い”しよう。しまい洗いが大事な理由とは?|Lenet
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