管理栄養士は仕事がないって本当?実際の求人状況や将来性を解説

更新日 2022年11月11日 公開日 2022年08月17日

#情報収集 #転職検討/準備 #応募

食のプロフェッショナルである管理栄養士は、人々の健康をサポートする職業として注目されています。一方で、「管理栄養士は仕事が見つかりにくい」「将来性がない」などの噂を耳にして、不安に思う方もいるでしょう。

この記事では、「管理栄養士は仕事がない」と言われている理由から、就職先の例や仕事の見つけ方、将来性までを詳しく紹介します。これから管理栄養士を目指す方、仕事が見つからず悩んでいる管理栄養士の方はぜひ参考にしてください!

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管理栄養士は仕事がないと言われる理由

「管理栄養士は仕事がない」と言われる大きな理由として「希望する職場への就職が難しい」ことが挙げられます。学校や保健所などの公的機関は、人気が高い反面、募集人数が少ない傾向です。そのため、資格を取っても理想の働き方ができず、「仕事がない」と感じる管理栄養士が一定数存在するのでしょう。

なお、「管理栄養士は仕事がない」と言われる一方で、養成施設を卒業後の管理栄養士・栄養士の就職率は約9割と、非常に高いことも知られています。

(出典:全国栄養士養成施設協会「卒業生の就職率と就職先」/https://www.eiyo.or.jp/about/shushoku.html

就職先にこだわらなければ、管理栄養士の資格を生かせる就職先・転職先は幅広く存在します。第一希望の施設での採用が難しい場合も、他の施設で経験を積み、キャリアアップを目指せます。人気の高い職場は倍率が高く、経験者が優遇されることもあるため、夢を叶えるには長期的な計画で動くこともおすすめです。

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管理栄養士の主な就職先と難易度

管理栄養士の就職先は、給食施設以外にも多岐にわたります。以下は管理栄養士の就職先の一例です。

管理栄養士の主な就職先

・学校
・保育園
・病院
・保健所・保健センター
・介護福祉施設
・食品メーカー
・医薬品メーカー
・料理研究家
・フードコーディネーター
・美容関係
・調剤薬局、ドラッグストア
・管理栄養士ライター
・スポーツ関係
・研究機関

上記のなかでも、特に難易度の高い就職先が保健所などの公的機関です。管理栄養士国家試験と公務員試験、2つの試験に合格する必要があります。自治体によっては、公務員試験の受験資格として管理栄養士の実務経験が求められることもあります。欠員が出にくく、募集人数が少ないため、公的機関で働きたい場合は、強い志望動機や何度も応募する根気が求められます。

病院や福祉施設に直接就職する直営栄養士、給食会社の社員として契約施設で働く委託栄養士、学校や食品メーカーの管理栄養士も人気があります。ただし、いずれの施設でも管理栄養士の在籍数は少なく、現職の管理栄養士の離職に伴い募集されることが一般的です。

なお、2020年度の管理栄養士の就職先は過半数が病院と企業、2割近くが福祉施設となっています。

(出典:全国栄養士養成施設協会「卒業生の就職率と就職先」/https://www.eiyo.or.jp/about/shushoku.html

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管理栄養士の仕事は本当に少ない?求人状況は?

厚生労働省の一般職業紹介状況によると、2021年11月時点での管理栄養士を含む「その他の保健医療の職業」の有効求人倍率は1.64です。有効求人倍率とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数字です。つまり、有効求人倍率が高いほど業界に活気があり、就職しやすいと言えます。

「その他の保健医療の職業」の有効求人倍率は1を超えており、さらに前年と比べて+0.07と増加傾向です。管理栄養士の需要もあわせて高まっていく可能性があります。

(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年11月分)について」/https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22823.html

管理栄養士の求人数

2022年7月現在、マイナビコメディカルには、管理栄養士の公開求人が3500件近く掲載されています。そのうち関東地方と関西地方の求人だけで全体の半数以上を占めます。管理栄養士の求人数は大都市圏に近いエリアほど多いと言えそうです。

また、求人数の多い職場は介護福祉施設、保育所、病院(クリニック)の3施設です。施設ごとの業務内容は以下の通りです。

・介護福祉施設
大人数の入居者の食事栄養を管理し、調理師とともに調理業務を行います。行事食は入居者に喜ばれるよう献立を工夫することも大切です。

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・保育所
保育園栄養士は子どもたちの献立作成や食育管理、衛生管理、食材管理や調理業務などを行います。乳幼児の離乳食や食材アレルギーへの対応を求められることもあるでしょう。

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・病院(クリニック)
病院では栄養管理や栄養指導などを行います。クリニックであれば栄養指導や診療補助、受付業務を行う施設もあります。

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管理栄養士の平均年収

求人サイトから推定した管理栄養士の平均年収は約350〜450万円です。勤務先の業種や規模、雇用形態や仕事内容に左右されるため、年収に幅があることが特徴です。待遇がよい職場で働けば平均より高い収入を得られるかもしれません。特に公的機関や美容クリニックの年収は、平均的な管理栄養士の年収よりも高い傾向です。

また、勤務先の賞与や手当額も年収に影響します。例えば、通勤手当や家族手当などの支給上限や条件などを確認するとよいでしょう。さらに、収入面だけでなく、休暇制度・休日数など働きやすさも重要です。無理なく働ける職場であれば、長期的に安定して収入を得られ、キャリアアップも目指せるでしょう。

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管理栄養士の将来性

管理栄養士は、途切れることのないニーズが見込める、将来性の高い職種です。管理栄養士の需要は、次のような側面から高いと言えます。

・超高齢化社会
食と健康を守る管理栄養士は超高齢化社会で重要な役割を担います。介護報酬の改定に伴い、介護福祉施設や介護老人保健施設での管理栄養士の需要はさらに高まっており、今後の求人も増えると考えられます。

(出典:公益社団法人日本栄養士会 介護報酬について/https://www.dietitian.or.jp/data/nursing-reward/

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・国家資格である
管理栄養士資格は国家資格です。国家資格は法律によって一定の社会的地位が保証されるため、高い信頼性を得られます。

(出典:文部科学省「国家資格の概要について」/https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/014/shiryo/07012608/003.htm

全国の認可保育園や介護施設を筆頭に、就職先を見つけやすいでしょう。

・高い応用性
管理栄養士は病院や学校だけでなく、食にまつわるあらゆる仕事への転職が可能です。例えば、スポーツ施設におけるアスリートの栄養管理、料理研究家としてメディアに出演、本の監修やコラムの執筆を任されるなど幅広い活躍の場があります。

・日本の食文化
日本では「食」に対する誇りと美意識が根付いています。日本食はユネスコ無形文化遺産にも登録されているなど、世界でも評価されています。学校教育などでも、食の大切さを伝える「食育」という考え方が広がっており、管理栄養士として日本の食文化の向上に貢献できる機会は増えていくでしょう。

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管理栄養士の仕事の見つけ方

管理栄養士が就職先を見つける方法は多岐にわたります。

・求人サイト
インターネット上で幅広い求人案件を探せます。

・ハローワーク
地域ごとの求人情報を探す場合は、ハローワークを活用しましょう。

・栄養士会のホームページ
都道府県栄養士会のホームページでも求人票を確認できます。

・企業のホームページ
管理栄養士が活躍する企業のホームページに、採用情報が掲載されていることがあります。

・各自治体のホームページ
各自治体や公務員試験情報サイトを参考にしましょう。

・学校
大学や養成校の学生・卒業生であれば、母校で求人情報を得ることもできます。

特定の方法にこだわらず、さまざまな情報源を活用して就職・転職活動を進めましょう。働き方をイメージしづらい場合は、職場見学をして雰囲気を知り、先輩に話を聞くことも1つの手です。

求人サイトを利用する際は、医療系求人に特化したサイトを利用することがおすすめです。マイナビコメディカルでは、管理栄養士・栄養士の求人を多数掲載し、業界に精通したキャリアアドバイザーによるサポートを実施しております。

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まとめ

管理栄養士は「仕事がない」「稼げない」わけではありません。管理栄養士は仕事の幅が広く、応用性も高く、経験を積みながらキャリアアップを目指せる職業です。将来的なニーズも見込めるため、今後ますます活躍が期待されるでしょう。

医療従事者向け職種専門求人サイト「マイナビコメディカル」では、専門知識豊富なキャリアアドバイザーが、応募から就職までしっかりとサポートいたします。「なかなか仕事が見つからない」とお悩みの方も、ぜひご相談ください!

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