【例文あり】管理栄養士の志望動機の書き方を解説!

最終更新日:2021年12月17日
 公開日:2021年11月1日

管理栄養士は、知識や技術だけでなく、人々の人生や気持ちに寄り添う想像力や気遣いが求められる仕事です。人の健康をサポートする仕事ですから、自身が健康であることも必要でしょう。管理栄養士が転職活動を行う上で、志望動機はそういった管理栄養士の資質を備えていることが伝わるものでなくてはなりません。
志望動機は採用の判断の材料として、とても重要なものです。管理栄養士としての志望動機では、どのようなことを伝えるべきなのかご紹介します。

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よくある質問と対策

1. 管理栄養士の仕事内容とは?

管理栄養士は、厚生労働大臣が認定する国家資格です。栄養学に基づき、食事や栄養の指導、献立作成などを行います。健康な食生活のためのアドバイスや食品開発なども管理栄養士の仕事で、病院や福祉施設、教育現場、飲食店、スポーツ関連施設など、幅広い分野で活躍できる職業でしょう。

栄養管理士は、食を介在して「人」と向き合う職業です。栄養の知識はもちろんですが、幅広い分野、年代、状況の方と接することになるため、コミュニケーション力や気遣いも大切です。

2. 管理栄養士の面接で志望動機を聞かれる理由と伝えるべき内容

管理栄養士として面接を受けたとき、志望動機を聞かれるのはなぜでしょうか。採用担当者は、志望動機から求めている人物像にあてはまるかどうか見極めようとしています。
志望動機から自身の経験やスキル、仕事への姿勢を読み取ってもらえるよう、伝えるべきポイントをまとめました。

栄養のスペシャリストとしての姿勢・スキルを持っている

食や栄養のスペシャリストである管理栄養士の仕事は、一言でいうと「食・栄養についてのアドバイスをすること」です。栄養面だけでなく、医学や臨床の見地から、高度な専門知識が望まれます。また、管理栄養士自身が食に興味がなければ、相手に伝わるアドバイスをするのは難しいでしょう。
採用面接の際は、食事や栄養に対する興味を持っていることが評価されます。食や栄養の世界では、新しい情報も次々に出てきますので、好奇心を持って研究していく姿勢が求められるでしょう。
志望動機では、食や栄養に対して興味・関心があること、その上でどんなことをしてきたかを伝える必要があります。

さまざまな状況の方と接するコミュニケーション能力がある

管理栄養士は、食を通してさまざまな方と接し、サポートします。関わる環境によって、小さな子供から高齢者、病気やケガを抱える患者、スポーツ選手など、幅広い方と接することになるでしょう。管理栄養士はマニュアルどおりではなく、関わる方と同じ目線で話し、健康状態や生活環境に合わせた栄養指導や提案をしていくことが大切です。
具体的なエピソードを交えながら、コミュニケーション力があることを伝えましょう。面接の際に表情豊かに話したり、質問の意図をくみ取って答えたりすることでも、コミュニケーション力の高さが伝わります。

管理栄養士としての展望を持っている

管理栄養士は、活躍する分野が広く、環境によって仕事の内容も求められることも違ってきます。志望動機には、転職してからどのような管理栄養士になりたいかということと、そのために学ぶ姿勢があるということを入れましょう。
例えば、応募先が介護施設なら、「介護食という枠にとらわれずに、入居者様が食事を楽しめるようにしたい。そのために介護食士の資格について勉強している」といったように、希望することと勉強していることを伝える必要があります。

3. 管理栄養士の志望動機を考えるためのポイント

管理栄養士として志望動機に入れるべきことがわかっても、まとめようとするとなかなかうまくいかないことがあります。管理栄養士の志望動機を作る前に、やっておきたいことをまとめました。

募集しているポジションと応募先企業について調べる

応募先をしっかり調べ、研究しておくことが大切です。管理栄養士が活躍できる職場は、病院や介護施設、学校やスポーツの現場、保健所などの行政の施設と広範囲にわたります。それぞれで求められるスキルは違うため、それに合わせた志望動機にする必要があるでしょう。
転職したらどんな仕事をすることになるのかを調べ、求められることと自分の経験やスキルを照らし合わせてみてください。合致しているところは強みとして話し、足りない部分は勉強するというように、志望動機に加えましょう。

また、企業理念や経営方針、サポートする対象などを詳しく調べることにより、具体的にその企業で働くイメージができます。「その職場でなければならない」理由も、自ずと伝えやすくなるでしょう。

自己分析をしっかり行う

自分の強みや管理栄養士としての将来については、漠然としてなかなかつかみにくいかもしれません。志望動機を考える前に自己分析し、整理していきましょう。
管理栄養士を目指すきっかけや、実務経験で得たスキル、現場で感じたことなどを書き出していくのも良い方法です。経験といっても、「ほかの誰もしたことがない経験」である必要はありません。小さなことでも、そこから何を感じ、どう行動したかが重要です。
経験と感じたこと、行動したことを書き出していけば、自分の強みや今後どうなりたいかが明確になるのではないでしょうか。

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4. 管理栄養士の面接における志望動機の例

志望動機に入れる要素がわかったら、実際に志望動機を作ります。管理栄養士の面接で志望動機を伝える際の具体例をご紹介します。

<志望動機の例1>
前職では、食品会社の開発部門で、おもに栄養バランスのとれた新商品開発をしてきました。開発のためのリサーチをするうちに、病院や施設などでは、自分の食べたい物が自由に選べない方がいるという現実に気付きました。どんな方でも食事が楽しめるようにサポートしたいと考え、転職を考えました。
御社は高齢者施設ということで、咀嚼や嚥下能力の低下した方もいらっしゃると伺っています。これまでに得た栄養学の知識を活かし、入居者様一人ひとりに合わせたおいしい食事を提供できればと思い、応募いたしました。入居者様にとって食事が一番楽しみな時間になるよう、昔ながらの料理や郷土食なども取り入れた献立を作っていきたいと考えております。

<志望動機の例2>
私が、管理栄養士に関心を持ったきっかけはスポーツでした。中学生のころ、陸上競技で伸び悩んでいたとき、恩師から「実力をつけるには練習だけでなく、食事も大事だ」と教えてもらいました。食事内容に気を使った結果、記録を残すことができ、食の重要性に気付いたのです。
これまでは、大学付属病院で勤務し、患者様の症状別の食事の献立を立てたり、外来栄養指導で提案するメニューを考案したりといった業務に携わってきましたが、よりスポーツに関わる仕事がしたいと考え、転職を決めました。御社では、トップアスリートから子供まで、スポーツをする方に幅広く食事や栄養に関するアドバイスをされていると聞きました。実務経験で得た知識や学生時代の経験を活かして、スポーツをする方々のサポートをしていきたいと考えています。

5. 管理栄養士の面接におけるNGな話題

志望動機以外にも、管理栄養士の面接で気を付けたほうがいいことがあります。管理栄養士の面接の際に、避けておきたいことをご紹介しましょう。

前職に対して否定的なことを話す

転職理由を聞かれた際に、たとえ前職の人間関係や待遇面の不満からだったとしても、そのまま伝えるべきではありません。「自分で環境を変える努力をしない人なのではないか」「当人に問題があったのではないか」など、悪い印象を与えてしまう可能性があるでしょう。
嘘を話す必要はありませんが、転職理由は志望動機につながるものが望ましいです。「忙しすぎた」が理由なら、「スキルアップのために学べる環境で働きたいと思った」など、できるだけポジティブに変換してください。

待遇や環境のことばかりを聞く

管理栄養士として働く上で、給与や勤務時間、福利厚生などの社内制度が整っていることは大切です。しかし、それらの条件ばかりを伝えるのでは、マイナスの印象となってしまいます。採用担当者から見ると、「条件が合えばどこでも良いのではないか」「うちじゃなくてもいいのではないか」と、意欲を疑われるかもしれません。
あまり残業したくないときは、「業務外に勉強の時間をとりたいと考えているので、平均的な残業時間を教えていただけますか?」など、譲れない条件がある場合は、理由を含めて話すようにしましょう。

6. 管理栄養士が面接に臨むときのポイント

面接では緊張するのは当然のことですが、十分に準備をしておくことで、自信と余裕を持ち、落ち着いて受けることができます。
管理栄養士の面接では、仕事のスキルやその企業が求める人物像と合っているかなどを見られます。しっかり自己分析し、アピールポイントになる自分の経験やスキルをまとめておいてください。

管理栄養士には、自分の食事内容や生活習慣に気を配ること、自己管理がきちんとできることが普段から求められています。管理栄養士自身の顔色が悪かったり、だらしない格好をしていたりすれば、「この人に相談して本当に大丈夫だろうか」と、不安を感じさせてしまうかもしれません。
面接の際は、きちんと健康管理しておくことはもちろん、身だしなみに気を付けましょう。明るく健康的に見えるように、表情や服装にも気を配ってください。

加えて、敬語の使い方、時間を守ること、入退室のマナーなど、社会人として最低限のビジネスマナーも確認しておきましょう。

7. 管理栄養士の転職はキャリアアドバイザーに相談しよう

高齢化が進む中、健康寿命を伸ばすために、治療よりも予防が重視されるようになってきました。食を通して人々の健康をサポートする管理栄養士の役割が、ますます重要になってきています。
幅広い分野で活躍できる管理栄養士ですが、求められるスキルは働く環境で異なります。自分のスキルや経験が通用するのか、志望動機で何をアピールすべきなのかなど、わからないことがあればマイナビコメディカルにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、管理栄養士の転職をサポートします。

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