【管理栄養士の面接対策】回答例付き!よくある質問と対策

最終更新日:2021年12月20日
 公開日:2021年11月1日

管理栄養士・栄養士の就職・転職活動において、書類選考が通ったあとの面接は最も重要です。面接は、面接官が就職者・転職者の人となりや経験・スキルをチェックすることはもちろん、就職者・転職者にとっても自身に適した職場であるかどうかをチェックできる場でもあります。

希望の職場からの内定を目指すには、「どのような管理栄養士・栄養士になりたいか」を明確にした上で、面接におけるポイントを踏まえて適切に対策することが重要です。そこで今回は、管理栄養士・栄養士の面接時に必要な持ち物や、面接で見られるポイント、面接でよくされる質問と回答例を徹底的に紹介します。

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管理栄養士・栄養士の面接時に必要な持ち物

応募先の面接当日までには、さまざまなものを用意しておく必要があります。特に持ち物は数日以上前から用意することができるため、なるべく早めに全ての持ち物を揃えておきましょう。

管理栄養士・栄養士の面接時に必要な持ち物は、下記の通りです。

管理栄養士・栄養士の面接時に必要な持ち物一覧
(1)履歴書・職務経歴書 面接当日は、基本的に履歴書・職務経歴書が必要です。履歴書・職務経歴書の必要な項目は、全て記入しておきましょう。
(2)A4サイズのファイルが入るバッグ 履歴書・職務経歴書などの書類は、ファイルに収納して持参することが基本です。そのため、A4サイズのファイルを折り曲げずに収納できるサイズのカバンを持ちましょう。
(3)筆記用具 面接時は、採用担当者から聞いた情報をメモしたり、二次面接の日程をスケジュール帳に書き込んだりすることがあります。さらに、面接の場でちょっとした採用試験がある職場もあります。そのため、メモ帳・スケジュール帳・シャーペン・ボールペン・消しゴムなどの筆記用具は一式揃えておきましょう。
(4)身分証明書 近年では、入館時に身分証明書の提示が求められるなど、セキュリティが強化されている施設も多く存在します。万が一のために、個人情報のわかる身分証明書は必ず持っておきましょう。
(5)印鑑 会社によっては面接時の交通費が支給されるケースもあります。このような場合は押印が必要となるため、印鑑も念のため持っておきましょう。
(6)現金 場合によっては公共交通機関が乱れてしまい、面接に遅刻しそうになることも想定されます。万が一に備え、タクシーでの移動など、いつでも別の手段を取れるよう現金の用意も必須です。
(7)手鏡 面接直前に、髪やメイクがよれていないか、身だしなみが乱れていないかなどを手鏡でチェックすると良いでしょう。
(8)予備のストッキング 女性の場合、歩いている最中にストッキングが何らかの拍子に破れる可能性もあります。そのため、万が一に備えて予備のストッキングもバッグに入れておくことをおすすめします。

管理栄養士・栄養士の面接で見られるポイント

管理栄養士・栄養士の面接も、一般的な業界の面接と同様、「身だしなみ」「マナー」の2点もしっかりチェックされるポイントとなります。身だしなみやマナーは社会人として基本となる要素ですが、食のサポートを行う管理栄養士・栄養士においては、細かいところまでチェックされる面もあるため、確実に準備をしておきましょう。

ここからは、管理栄養士・栄養士の面接で見られるポイントをそれぞれ詳しく解説します。第一志望の応募先の内定を目指すためにも、ぜひ参考にしてください。

身だしなみ

管理栄養士・栄養士には、衛生面をしっかり管理ができる人材が求められます。そのため、髪型や服装、メイクなど身だしなみの面においては特に重視される傾向です。髪の毛が長い方はまとめ髪にし、メイクはナチュラルにして、清潔感のある服装を心がけましょう。

また、面接先施設との調和が取れた服の色や髪型にすることも大切です。保育園や小学校では子どもたちに親しみを持ってもらえるような、ややカジュアルな印象でも問題ないことがありますが、一方で、病院や企業などの面接ではよりフォーマルな身だしなみを意識しましょう。
あらかじめ面接先施設の情報収集を念入りに行い、職場の雰囲気を確認しておくと良いでしょう。

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マナー

管理栄養士・栄養士の面接におけるマナーで気を付けたいのが、「面接時間の10分前に到着しておく」ということです。時間に余裕を持って動くことで、移動中のトラブルも落ち着いて対処できるようになります。
控室での待ち時間中はスマホを触らないことが鉄則です。「単なる待ち時間」ではなく面接の一環として考え、スマートフォンの電源は切っておきましょう。
また、面接会場に入る際はノックと声かけができているかという点もしっかりチェックされますので意識して行うようにしましょう。

面接では、面接官からの質問に対する受け答えや経歴を見られるだけではありません。面接会場に入る前の行動や姿勢においても、基本的なマナーが備わっているかをチェックされるため、面接の前後は気を抜かずに臨みましょう。

また近年では、Web面接(オンライン面接)も主流となりました。自宅から画面越しに面接を行うため、通常面接よりもリラックスした状態で行える反面、緊張感が薄れてしまう可能性もあります。さらにWeb面接はパソコン機器を使用して行うことから、突然の端末トラブルも考えられます。通常面接と同じような緊張感を持ちながら、事前準備を怠らないようにしましょう。

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管理栄養士・栄養士の面接でよくある質問と回答例5選

管理栄養士・栄養士の面接では、面接官からさまざまな質問をされます。質問内容は面接先施設や面接官により細かく異なりますが、聞かれる頻度の高い質問はある程度の回答内容を準備しておくと安心です!

ここからは、管理栄養士・栄養士の面接でよくある質問集を回答の例文付きで紹介します。

Q1:志望動機を教えてください

よく聞かれる質問の中に、「志望動機」があります。
「志望動機を教えてください」という質問には、まずは応募先の特徴をしっかり把握することが重要です。応募先の理解度も含め、「その施設だからこそ貢献したい」という志望理由を考えていきましょう。

A.御社で取り組んでいる食育方針に感銘を受け、第一志望先として志望に至りました。

私は、献立を考えてただ調理をするだけでなく、たくさんの方が食事を楽しめるような環境づくりがしたいと考えていました。前職の介護施設では実際に、入居者の方々に食事を楽しんでもらえるよう○○○といった工夫をしていたため、得意分野としております。

上記の回答例のように、志望動機は面接先施設ならではの特徴や方針を盛り込みましょう。どの職場でも当てはまる内容だと、「ここじゃなくても良いのでは?」と思われる可能性があります。また、前職での仕事内容・実務経験や成功体験を伝えながら、あなたの強みをアピールしていきましょう。
さらに詳しい志望動機のまとめ方は、以下のページをご参考ください!

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Q2:勤め先を退職した理由を教えてください

「勤め先を退職した理由を教えてください」という質問をされることもあります。
「退職理由」と「志望理由」に一貫性を持たせると、説得力のある内容になります。退職理由やこれまでの成果に合わせて、今後の目標を伝えましょう。

A.栄養士として主に小学校の給食の献立作成・調理を行ってきましたが、管理栄養士としてより責任感と専門知識を持って患者さんの食のサポートがしたいと考えておりました。

小学校で勤務しながら管理栄養士の勉強も行い、無事管理栄養士の資格を取得したことをきっかけに、さらなるスキルアップを目指し退職を決意いたしました。

また、退職理由がネガティブな理由であった場合ももちろんあるかと思います。そこには、「もっとこうしたい」といったポジティブな気持ちがあったからではないでしょうか。不満の原因を探り、自分の仕事への価値観や本当にやりたいことが見えてくれば、前向きな言葉で伝えられるようになるはずです。

Q3:栄養士になったきっかけを教えてください

あなた自身が管理栄養士・栄養士になったきっかけについてです。
自己分析をしていくと、あなたが過去に経験したことや思いなどが影響したのではないでしょうか。
当時を思い出しながら自分の言葉で書き出してみて、回答をまとめていきましょう。

A.私はかつて、過度なダイエットが原因で体調を崩してしまったことがありました。その時、栄養士の知り合いに適切な食事管理を教わったことをきっかけに、食に対する意欲がない方の食育・サポートがしたいと考え、栄養士を目指しました。

今後も、栄養士としてより幅広い業務に携わりながら、日々の食生活の大切さを多くの方に伝えたいと考えております。

上記のように、栄養士を目指したきっかけを明確に話すだけでなく、今後の目標について伝えることも、面接官・採用担当者の目にプラスに映ります。合わせて伝えられるように、仕事への思いを整理しておくと良いでしょう。

Q4:学び・気付きがあった栄養指導について教えてください

これまでの栄養指導の経験から得られた学びや、気付きについて聞かれることがあります。
「学び・気付きがあった栄養指導について教えてください」という質問へは、「具体的に何を行ったのか」「どのような成果を得られたのか」を重点に置いて伝えましょう。

A.2型糖尿病を患った患者さんが「好きなものが食べられなくて、食事が楽しくない」とおっしゃっていました。私はどうしても患者さんに食事を楽しんでほしくて、どのような食事なら健康的に、かつおいしく食べられるかを考え、日々栄養指導を行っておりました。

その甲斐あって、患者さんは以前よりも楽しく食事をとられるようになり、体の調子も精神面から快方に向かっていました。「食事が楽しみになった、ありがとう」という嬉しい言葉もいただき、私にとってはとても大きな学びを得ました。

上記のように、学び・気づきがあった栄養指導の内容に合わせて「やりがいを感じたこと」もあわせて伝えると、よりあなたらしさが伝わる回答となります。

Q5:調理経験はありますか

「調理経験はありますか」という質問に対しては、栄養士として調理業務の経験がある場合はそのまま伝えても良いでしょう。また、調理業務の経験がないことでマイナスに映ることは基本的にありません。たとえ調理業務の経験がなくても、自炊をしていることなど伝え、経験や向上心のアピールにつながります。
回答例は、下記の通りです。

A.前職では献立メニューの作成が中心業務だったため、調理業務の経験はありません。しかし、栄養士として調理は重要な技術と考えております。そのため、自宅では毎日3食分の食事を欠かさず調理しています。
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Q6:どのような管理栄養士・栄養士になりたいですか

面接でよく聞かれる「どのような管理栄養士・栄養士になりたいですか」という質問へは、「管理栄養士・栄養士になって何をしていきたいのか」という展望を具体的に話せることが大切です。
将来目指す姿や希望すること、そのために勉強していることを伝えられるよう、整理しておきましょう。
例えば、介護施設へ応募する場合は下記のような回答例があります。

A.介護食という枠にとらわれず、入居者様に充実した食事を提供できる栄養士になりたいと考えています。そのために、栄養の専門家として栄養学の知識はもちろん、介護食士の資格についても勉強しています。

まとめ

管理栄養士・栄養士の面接でのポイントについて紹介しました。基本的なマナーは、その他一般的な業種と大きな違いはありません。しかし、食材を扱い人々の健康をサポートする業種であることから、身だしなみにおける清潔感は特に重視されるポイントとなります。

また面接では、面接官からのさまざまな質問が想定されます。突然の質問に慌ててしまうことで、本領発揮ができないということを避けるためにも、あらかじめある程度の回答を用意しておきましょう。

面接対策を進めていくと、「志望動機が思いつかない…」「自分の強みや経験をうまくまとめられない…」などの悩みが出てくるかもしれません。

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