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【レシピ】旬の野菜編:集中力&やる気アップに「たけのことベーコンのパスタ」

公開日:2023.04.28

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レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)

まさに、春の風物詩といえる食材がたけのこです。水煮のたけのこは1年中あらゆるところで手に入れることができますが、春に出まわる生のたけのこは、味も香りも格別の美味しさです。鮮度が重要でアク抜きも必要なため、手間を考えると敬遠しがちな人もいるかもしれませんが、丸ごと1本を茹でて保存しておくと、炊き込みご飯、煮物、炒め物、汁物など幅広い料理に使うことにできて重宝します。

また、たけのこについている白いつぶつぶは、チロシンをいうアミノ酸が結晶化したもので、脳内に作用してやる気や集中力を高めるドーパミンという成分の材料になったり、全身の代謝をコントロールする甲状腺ホルモンの材料になったりする栄養素としても知られます。
5月の連休明け頃になると、なんとなく憂鬱になるといういわゆる「5月病」の症状にもおすすめのレシピを紹介します。

集中力&やる気アップに「たけのことベーコンのパスタ」

難易度 ★★☆☆☆
調理時間の目安 約20分
栄養価 エネルギー538kcal、たんぱく質17.7g、脂質24.4g(1人分:410gあたり)

材料(仕上がり:1人分)

  • ・乾燥パスタ 130g
  • ・たけのこ(茹でたもの) 50g
  • ・ベーコン 40g
  • ・アンチョビフィレ 1枚
  • ・にんにく 小1片
  • ・オリーブ油 大さじ1/2
  • ・塩 ふたつまみ
  • ・こしょう 適量
  • ・大葉 1枚

作り方

➊ 茹でたたけのこは一口大の薄切り、ベーコンは5㎜幅にカットする。アンチョビフィレとにんにくはみじん切り、大葉は千切りにする。
➋パスタは商品に掲載されている表示通りに茹でておく。
➌フライパンにオリーブ油を入れ、みじん切りのアンチョビとにんにくを入れて香りが出るまで炒める。さらにたけのこを加えて軽く炒めたら、②の茹でたパスタ、塩、こしょうを入れて味をなじませる。
❹皿に盛り付け、大葉をのせて完成。

アレンジ・補足

●アンチョビやベーコンの旨味がしっかり出るので、顆粒出汁を使わなくても美味しく仕上がる。

●大葉の代わりに、青のりを使ってもよく合う。

●茹でたたけのこは、水に浸して冷蔵で1週間程度は保存が可能。

栄養解説

野菜の栄養素は、固い繊維で保護された細胞のなかに多く含まれています。つまり、その固い細胞壁を壊すことで栄養素が摂取しやすくなるというわけです。ポタージュのように加熱してからすりつぶす調理法は、固い細胞の壁をしっかりと壊し、イソチオシアネート(体を酸化から守る抗酸化物質)や、ビタミン、ミネラルといった有効成分が摂取しやすくなります。調理器具にブレンダーが必要になりますが、ブレンダーはポタージュだけでなく、ドレッシング、ソース、スムージーなども手軽につくることができます。栄養摂取法のバラエティーが広がりますから、1台もっておくと重宝するでしょう。

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篠塚明日香

篠塚 明日香

管理栄養士・分子栄養学カウンセラー

1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。

所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司

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