【レシピ】旬の野菜編:解毒をサポートする「そら豆のクリームチーズ和え」
公開日:2023.05.30 更新日:2024.01.09
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
5月~6月に旬を迎えるそら豆には、現代人が不足しがちな栄養素であるマグネシウムが豊富に含まれています。マグネシウムが持つ働きはたくさんありますが、そのなかでも特に覚えておきたいのが、糖質をエネルギーに変ることや、アルコールの解毒代謝に欠かせないミネラルであるということです。
普段から、糖質やアルコールの摂取量が多い場合は、体内のマグネシウムの消費量が増えてマグネシウム不足の症状が出やすくなると考えられます。例えば、筋肉が凝りやすい、足がつる、疲れやすい、眠りが浅いといった症状です。
それらを考慮すると、お酒のおつまみには、糖質のとり過ぎに気をつけて、しっかりとたんぱく質やミネラルが補えるものを選ぶといいでしょう。アルコールの解毒を促進して、エネルギー産生をサポートしてくれるので、翌日の二日酔いやだるさを予防してくれる効果も期待できます。
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解毒をサポートする「そら豆のクリームチーズ和え」
調理時間の目安 約15分
エネルギー 100kcal、炭水化物9.6g、たんぱく質7.4g、脂質3.4g、マグネシウム23㎎(ひとり分:72 gあたり)
材料(仕上がり:2人分)
- ・そら豆 正味120g
- ・クリームチーズ 大さじ1
- ・レモン汁 小さじ1/4
- ・塩 小さじ1/4
- ・こしょう 適量
作り方
➊そら豆はさやから取り出し、塩(分量外)を入れた熱湯で2分くらいさっと茹でる。粗熱が取れたら皮をむく。
➋室温に戻したクリームチーズに、レモン汁と塩を加えてクリーム状に練る。クリームチーズが固い場合は、電子レンジ500wで20秒くらい加熱して柔らかくしてもOK。
➌①と②を和える。
❹皿に盛り、胡椒をふって完成。
アレンジ・補足
●②の工程で、おろしにんにくを少量加えても美味しい。
●盛り付け後に、オリーブ油をかけても美味しい。
篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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