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【レシピ】旬の果物編:のどの乾燥や空咳を和らげる「水菜と梨のサラダ」

公開日:2023.10.06 更新日:2024.01.09

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レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)

夏から秋にかけて旬を迎える梨。独特のすっきりした甘さや清涼感は、残暑にピッタリの果物です。

そんな独特の味わいは、ソルビトールという成分がつくっています。ソルビトールは、梨やリンゴに含まれる天然の甘み成分で、口に入れるとなんとなくひんやりとした感じがするのは、ソルビトールの吸熱効果によるもの。また、腸で吸収しにくい糖類のため、甘みはあってもカロリーが控えめなのも大きな特徴です。

これらの性質を利用して、ソルビトールは飴やガムなどの食品添加物として幅広く使われています。また、糖類の保水性を利用し、化粧品の保湿剤としても使われています。

薬膳では、梨は体の余分な熱をとり、乾いた喉にうるおいを与えて咳や炎症を和らげる食べ物といわれていますが、それはもしかすると、ソルビトールの持つ保湿作用、吸熱効果なのかもしれません。

そのまま食べても美味しい梨ですが、今回は梨を使った簡単にできるサラダレシピを紹介します。

>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方

のどの乾燥や空咳を和らげる「水菜と梨のサラダ」

難易度 ★★☆☆☆
調理時間の目安 約15分
栄養価 エネルギー 150kcal、炭水化物10.2g、脂質10.8g、カリウム400㎎、マグネシウム26㎎、葉酸77㎍、ビタミンC31㎎
(ひとり分:約150gあたり)

材料(仕上がり:ふたり分)

  • ・梨 中1/2個(皮をむいて約120g)
  • ・水菜 2株(約100g)
  • ・生ハム 3枚
  • ・オリーブ油 大さじ2
  • ・白ワインビネガー 大さじ2
  • ・塩 ふたつまみ
  • ・クルミ 2個

作り方

➊梨の皮をむく。一部をすりおろし(大さじ2杯分くらい)、残りは千切りにする。

➋水菜はよく洗い、3㎝くらいにカットして水気を切る。生ハムは食べやすい大きさにカットする。クルミは粗みじん切りにする。

➌①のおろした梨に、オリーブ油、白ワインビネガー、塩を加えてよく混ぜ、ドレッシングをつくる。

➍水菜、千切りの梨を混ぜて皿に盛り、その上に生ハムを乗せる。ドレッシングとクルミをかけて完成。

アレンジ・補足

●ドレッシングの量の比率は、おろした梨、オリーブ油、白ワインビネガー=1:1:1が目安。

●具の量は、水菜と梨が1:1を目安にする。

●水菜の代わりにベビーリーフ、クルミの代わりにスライスアーモンドを使っても美味しい。

●カッテージチーズを加えてもよく合う。

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篠塚明日香

篠塚 明日香

管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム プロフィール写真:櫻井健司

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