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【レシピ】疲労回復編:夏の疲労回復に「豚肉とアスパラの麹梅焼き」

公開日:2023.09.29 更新日:2024.01.09

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レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)

まだまだ残暑が残る季節、冷たい麺類ばかりの食事になっていませんか? あまり噛まず、食べるのが楽なものを選んでしまうのは、夏バテの初期症状ともいえます。疲れで消化力が弱っているので、炭水化物でも消化が楽なさっぱりとしたメニューを選びがちになるのです。

完全な夏バテになる前に、しっかりとエネルギーになるメニューを食べましょう。たんぱく質やビタミンB群を多く含む食材を使い、食欲増進につながる味づけにするといいと思います。

そこでおすすめなのが豚肉。豚肉といえば、ビタミンB1がとても豊富なことで有名な食材です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素ですから、夏は特にしっかりと摂取したい栄養素です。スポーツドリンクやアイスクリームなど糖質の摂取が多くなる暑い季節は、体内でビタミンB1の消費が増えて不足しがちになり、疲労しやすくなるからです。

食欲が増すだけでなく消化も助けてくれる、梅干しを使った簡単なレシピを紹介します。

>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方

夏の疲労回復に「豚肉とアスパラの麹梅焼き」

難易度 ★★☆☆☆
調理時間の目安 約15分
栄養価 エネルギー 306kcal、たんぱく質20.9g、脂質24.3g、ビタミンB1 0.76㎎
(ひとり分:165gあたり)

材料(仕上がり:ふたり分)

  • ・豚ロース肉 200g
  • ・アスパラ M~Lサイズ5本
  • ・梅干 大1個
  • ・塩こうじ 小さじ1
  • ・醤油 小さじ1
  • ・粗びき胡椒 少々
  • ・米油 小さじ1

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作り方

➊アスパラは根元約1㎝を切り落とし、太い部分(根本から約3cmくらい)の皮をピーラーで薄くむく。その後、斜め3cmくらいにカットする。豚肉は一口大にカットする。梅干しは種を取り除いてみじん切りにする。

➋とうもろこしは皮を剥いたら縦半分にカットし、包丁で身を削ぎ落とす。芯も取っておく。

➌フライパンに油をしき、➁の漬け込んだ材料を中火で炒める。アスパラが太く火が通りにくい場合は、小さじ1の水を入れて蓋をし、蒸し焼きにする。

➍アスパラがしんなりとしたら、ブラックペッパーをかけて完成。

アレンジ・補足

●豚肉は、細切れでもいい。

●脂身の多い肉を使う場合は、炒め油を減らして調理し、脂質を摂取し過ぎないようにするといい。

●塩こうじに漬け込むことで、肉が柔らかくなる効果がある。

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篠塚明日香

篠塚 明日香

管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム プロフィール写真:櫻井健司

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