【レシピ】調味料編:クセになる旨辛調味料 「青唐辛子しょうゆ」
公開日:2023.08.31
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
どうしても食欲が落ちやすくなる夏、ピリ辛の調味料を使って食欲増進をうながしましょう。ピリ辛といえば、七味唐辛子、タバスコ、柚子胡椒などがありますが、この季節ならではの青唐辛子もおすすめです。
青唐辛子は、赤唐辛子ほど辛味は強くありませんが、独特の爽やかな香りが食欲をそそりクセになる食材です。辛味成分のカプサイシンは、適量を摂取することでいい刺激となり、唾液や消化液の分泌を活発にして食欲増進に一役買ってくれます。
青唐辛子はそのまま料理に使っても美味しいのですが、保存の効く調味料として、青唐辛子しょうゆを紹介します。冷奴、カツオの漬けタレ、焼肉のタレ、炒めもの、うどんなど、様々な料理に使い、いつもとは違った風味を楽しみましょう。
クセになる旨辛調味料「青唐辛子しょうゆ」
調理時間の目安 約10分
栄養価 エネルギー16kcal、ビタミンC 2mg、βカロテン 150㎍、塩分2.6g(ひとり分:大さじ1 18gあたり)
材料(仕上がり:1人分)
- ・青唐辛子 好みの量
- ・しょうゆ 好みの量
作り方
➊青唐辛子は、洗って水気を拭き取ったらヘタをとり、3㎜~5㎜幅の輪切りにする。その際、種は取り除かなくてOK。
➋保存瓶をよく洗って熱湯消毒をしておく。
➌①を②の瓶に入れて、青唐辛子が浸るくらいの醤油を入れて完成。漬け込み直後からすぐに辛味が出て美味しく食べられるが、3日くらい経過すると青唐辛子がより馴染んで美味しい。
アレンジ・補足
●醤油は、質がよく美味しいものを選んでつくると、より上質な仕上がりになる。
●好みでにんにくや出汁昆布を入れても美味しい。
●ネギ、しそ、みょうが、ごま、ごま油、ナンプラーなどを加えて、好みのタレにアレンジしてもいい。
(例:青唐辛子しょうゆを刻み、ラー油をかけた冷奴)
●辛味成分が刺激になるため、とうがらしを処理した手で、目や鼻を触らないように注意する。たくさんつくるときは、換気をしっかりする。
●冷蔵保存で、約1カ月~3カ月程度日持ちする。

篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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