【レシピ】ヘルシーメニュー編:1品でバランスよし!「具だくさんヤムウンセン」
公開日:2024.02.05
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
「和食や洋食ではなく、いつもとちがった感じのご飯をつくりたい。でも、栄養バランスはしっかり考えたい」というときに、ヤムウンセンはおすすめの1品です。タイ語で、ヤムは「和える」、ウンセンは「春雨」を意味するもので、野菜、ハーブ、エビ、ひき肉などを春雨と和え、温かいまま食べるのが特徴です。酸味と辛味が食欲をそそる味つけで、専門店に行かずとも簡単に本格的な味が再現できます。
また、ヤムウンセン1品で、春雨の糖質のほか、野菜やたんぱく質もしっかりと摂取することができます。それだけでなく、調理に油を使わないので、脂質が少なくカロリーが控えめなのも嬉しいポイントでしょう。
好きな具を入れて、好きな辛さにして楽しんでください。
1品でバランスよし!「具だくさんヤムウンセン」
調理時間の目安 約25分
栄養価 エネルギー184kcal、炭水化物20.5g、たんぱく質11g、脂質6.6g
(ひとり分:203gあたり)
材料(仕上がり:ふたり~3人分)
- ・豚ひき肉 80g(鶏でもOK)
- ・緑豆春雨 50g
- ・ボイル海老 6尾
- ・きゅうり 1本
- ・ミニトマト 6個
- ・玉ねぎ 1/8個
- ・パクチー 1株(約5本)
- ・ピーナッツ 10粒(なくてもOK)
【味つけ用タレの材料】
- ・にんにく 大1片
- ・赤唐辛子の輪切り 好みの量
- ・ナンプラー 大さじ3
- ・レモン1個
- (レモン汁 大さじ2、飾り用 くし切りひとつ)
- ・砂糖 小さじ2
作り方
❶ミニトマトは半分、玉ねぎは薄切り、きゅうりは千切り、パクチーは2cmくらい、ピーナッツはみじん切りにカットする。レモンは、1/6を飾り用にくし切りして、残りは絞ってレモン汁にする。
❷味つけ用タレの材料、にんにくのみじん切り、唐辛子の輪切り、ナンプラー、レモン汁、砂糖をすべて混ぜておく。
❸お湯を沸かし、豚ひき肉を入れほぐしながら茹で、アクをすくって取る。同じ鍋に、さらに緑豆春雨を加えて表示通りに茹で、ザルにとって水気を切る。春雨が長い場合は、キッチンはさみで食べやすい大きさにカットしておく。
❹春雨が温かいうちに、①➁➂をすべて混ぜ合わせる。このとき、飾り用にパクチーとピーナッツは1/2量をとっておく。
❺皿に盛りつけ、残りのパクチーとピーナッツ、くし切りのレモンを添えて完成。
アレンジ・補足
●具材はお好みで、イカ、干しエビ、人参、セロリ、レタス、紫たまねぎパプリカ、あさつき(小葱)、黒きくらげなどを使ってもいい。
●レモン汁は既製品でも問題ないが、生のレモンを絞ったほうがより本格的な味になり美味しくなる。
篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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