【レシピ】行事食編:簡単おもてなし「ミニトマトのカプレーゼ」
公開日:2023.12.08 更新日:2024.01.09
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
クリスマスパーティ―の色鮮やかなメニューに、とっても簡単にできるミニトマトのカプレーゼはいかかでしょうか。一般的な大きさのトマトでつくるカプレーゼよりも可愛らしく、ゲストへのおもてなし感を演出することができます。それだけでなく、一口で食べられるため、パーティーにも適しているのも嬉しいポイントです。
ミニトマトの栄養分は、一般的な大きさのトマトと比較して、リコピンやビタミンC、βカロテンが約2倍、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも約1.5倍含まれています。
特に、リコピンやβカロテン、ビタミンCには優れた抗酸化作用があり、酸化ダメージから体を守り老化防止に役立ちます。会食の機会が多くなる年末は、アルコール、揚げ物などで糖質が過剰になりがちになるため、体内で酸化ストレスが起こりやすくなります。そういったタイミングにぜひ加えてほしい一品です。
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簡単おもてなし「ミニトマトのカプレーゼ」
調理時間の目安 約15分
栄養価 エネルギー65kcal、たんぱく質2.6g、脂質4.1g、βカロテン650㎍、ビタミンC 21㎎(ひとり分:80gあたり)
材料(仕上がり:ふたり分)
- ・ミニトマト M~Lサイズ10個
- ・モッツァレラチーズ(チェリータイプ) 3~4個
- ・生バジル 3~4枚
- ・塩 ふたつまみ(約1g)
- ・こしょう 好みの量
- ・オリーブ油 小さじ1
作り方
➊ミニトマトはヘタをとり、ヘタ部分を薄く切り落として、盛りつけたときの座りをよくする。
➋①で切り落としたところの反対側に、切れ目を入れる。
❸モッツァレラチーズは5mm幅にスライスする。バジルは2㎝くらいにちぎる。
❹➁のミニトマトの切れ目に、➂のモッツァレラチーズとバジルを挟む。
❺皿に盛りつけ、塩、こしょう、オリーブ油をかけて完成。
アレンジ・補足
●ミニトマトが小さくて具を挟みにくい場合は、半分にカットして具を挟み、楊枝でとめると食べやすい。
●最後に白ワインビネガーをかけても美味しい。
●鮮度がいいミニトマトはヘタがピンと立っているが、ヘタがしおれてくるとより熟して甘みが増す。
篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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