長野県で臨床検査技師として働いている方は約1,480人で、月の平均労働時間は154時間(全国比-7時間)となっています。また、長野県における臨床検査技師の平均年収は478.5万円で、全国平均の496.5万円と比べてやや低い状況です。
臨床検査技師の有効求人倍率は、全国平均が1.42倍なのに対して、長野県は1.35倍。こちらもやや低い傾向にあります。一方で、長野県には病院が126施設、クリニックが1,288施設あり、臨床検査技師として働ける施設が豊富です。さまざまな求人の中から、ぜひ自分の条件に合った職場を探してみてください。
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※各種数字情報は2023年1月 マイナビ調べによる
長野県の臨床検査技師求人は5件あります。(2024年11月21日更新)
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・土日祝休 ・積極採用中 ・残業少なめ ・正社員(正職員) ・病院 ・クリニック
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(1~5件目を表示中)
給与 | 【モデル月収】20.0万円~26.0万円 程度※諸手当別 |
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勤務地 |
長野県 茅野市 JR中央本線(東京-松本)「茅野駅」(バス・車15分) |
休日休暇 | 日曜日、祝日、有給休暇 ※年間休日:118日 |
仕事内容 | ■臨床検査技師業務全般 ・主に超音波検査(乳房・腹部・頸動脈他) ・心電図検査、呼吸機能検査 |
給与 | 【モデル月収】20.0万円~25.0万円 程度 |
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勤務地 |
長野県 飯田市 JR飯田線「切石駅」(バス・車7分) |
休日休暇 | 週休2日制、日曜日、祝日、有給休暇 ※年間休日:122日、初年度有給:10日 |
仕事内容 | 【仕事内容】 総合内科クリニックにおける臨床検査技師としての業務全般 ■検体検査 ■生理検査 ■その他付随業務 |
勤務地 |
長野県 飯田市 JR飯田線「切石駅」(バス・車7分) |
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休日休暇 | 週休2日制、日曜日、祝日、有給休暇 |
仕事内容 | 【仕事内容】 総合内科クリニックにおける臨床検査技師としての業務全般 ■検体検査 ■生理検査 ■その他付随業務 |
(1~5件目を表示中)
日本のほぼ中央に位置する長野県は、南北に長い地形と県内を走る山脈が特徴的な県です。県全体の面積は広い一方で医療人材が不足しており、県内の医療機関では臨床検査技師の求人が多く出されています。なかには医療機関だけではなく、医療機器・製薬メーカーからの治験コーディネーター求人も少なくありません。
しかし、長野県で臨床検査技師として働きたいと思ったとき、広大であるがゆえにどのエリアで探せばよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。県内のどこにでも臨床検査技師求人があるわけではなく、求人は一定の規模を持つ都市に集中しています。
そこで今回は、長野県における臨床検査技師求人の特徴と、求人の多い地域や給与相場の情報を紹介します。
長野県は県面積が日本第4位と大きく、周囲が8つの県で囲まれている内陸県です。他県との県境には山脈があり、県をまたいでの移動がしやすいとはいえません。山脈は県中央部まで続いており、間にできた盆地に市や町があります。このような地理的条件から、長野県での臨床検査技師求人は、人口の多い市に集中していることが特徴です。
(出典元:国土交通省「平成30年全国都道府県市区町村別面積調」:https://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO/201810/H30_sanko.pdf)
長野県では冬季に豪雪となる地域が多く、徒歩はもちろんバスや電車などの交通機関がストップすることも少なくありません。求人へ応募する際には、自宅から勤務地までが近いか、自動車で通いやすい距離かどうも考えておきましょう。
また、長野県では精密加工における独自技術を有しているメーカーが多く、医療機器分野への参入が始まっています。後押しするように長野県医療機器産業振興ビジョンが策定され、県内での医療機器開発は更なる発展が見込まれている状況です。現在は数が少ないものの、将来的には医療機器メーカーの営業補助や実務経験者による操作指導といった医療技術者が必要となる業務内容で求人が増える可能性があります。
臨床検査技師は患者の体・検体に異常がないかを調べる職業であり、求人需要の多くは病院や一般診療所といった医療機関が占めています。長野県でも医療機関からの求人が多いものの、エリアによる偏りは顕著です。長野県内の医療機関施設数は以下の通りとなります。
施設種別 | 施設数 |
---|---|
一般診療所 (クリニック) |
1,575 |
病院 | 130 |
(出典元:厚生労働省 政府統計「平成30年医療施設動態調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m18/dl/is1803_01.pdf)
全国的に見た場合、病院と一般診療所の施設数は決して少ない数字ではありません。しかし長野県の県面積からすると多いとはいえないでしょう。
次に、10のエリアに分けられている二次医療圏の区分で見ると、医療機関の多い医療圏は以下のような順位となっています。
順位 | 二次医療圏名 | 二次医療圏に含まれる市町村 |
---|---|---|
1位 | 長野医療圏 | 長野市・須坂市・千曲市・埴科郡・上高井郡・上水内郡 |
2位 | 松本医療圏 | 松本市・塩尻市・安曇野市・東筑摩郡 |
3位 | 佐久医療圏 | 小諸市・佐久市・南佐久郡・北佐久郡 |
長野医療圏は県北部、松本・佐久医療圏は県中央のエリアです。とくに人口の多い長野・松本医療圏への偏りが大きく、長野全体における4割の医療機関が集まっています。長野県の臨床検査技師求人は長野・松本の医療圏を中心に探すことが効率的にも良いでしょう。
全国における臨床検査技師の給与は平成30年の調査報告によると、平均年収は約470万円、平均月収は約32万円です。
(出典元:平成30年 賃金構造基本統計調査/https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html)
一方、長野県における医療機関の臨床検査技師求人では、常勤で月収が約20~30万円とやや低い額となっています。ただし、この金額は採用してすぐの目安であるため、勤続年数に応じて昇給することで全国平均並みの月収となる可能性は十分あるでしょう。アルバイト・パート勤務といった非常勤の雇用形態では時給で約1,100~1,600円台となっています。
長野県の臨床検査技師で高収入を狙いやすい求人は、治験コーディネーターや医療機器営業などの企業求人です。募集情報を見てみると年収300~500万円と幅があるものの、600万円以上を提示しているケースもあります。そのため求人を探す際には、医療機関の求人だけでなく、企業求人も探してみましょう。
長野県の臨床検査技師求人は、その多くが長野市と松本市から出されています。前述した長野医療圏と松本医療圏に該当する市です。人口は長野市が約37万人、松本市が約23万人であり、長野県内における市町村別人口の1位・2位となっています。
求人内訳ではやはり病院からの求人が多く、クリニックからの求人はあまり見られません。これらの地域では採血業務経験や、エコー経験者歓迎などのスキルを求めている傾向があります。また、企業からの治験コーディネーターや、医療機器営業といった仕事内容の求人も少ないながらも存在するため、高収入を得たい方にとって狙い目のエリアです。
長野県内で市町村別人口3位は上田市ですが、長野市・松本市と隣接しているためか、臨床検査技師求人の数はそれほど多くありません。その他には県南部の飯田市や西部の佐久市などの人口が比較的多く、長野市・松本市から離れたエリアで求人が見つかりやすくなっています。
長野県は市によって人口の差が大きく、その差は臨床検査技師求人の募集数にも影響しています。市で見ると長野市・松本市からの求人が大部分を占めているため、この2つの市を中心に求人を探すことが基本です。求人元は医療機関のものが多いものの、医療機器メーカーの技術営業や治験コーディネーターといった職種も募集がされています。
求人情報では、勤務先へのアクセスも確認しておきましょう。長野県では冬期に大雪が降ることも多く、バスや電車といった交通機関は停止する可能性があります。満足のいく条件の求人が複数あるなら、自宅から近くマイカー通勤できる職場から選ぶことも検討してみてください。
※当記事は、2019年8月現在の情報を基に作成しています