岩手県で臨床検査技師として働いている方は約910人で、月の平均労働時間は168時間(全国比+7時間)となっています。また、岩手県における臨床検査技師の平均年収は482.4万円で、全国平均の496.5万円と比べてやや低い状況です。
臨床検査技師の有効求人倍率は、全国平均が1.42倍なのに対して、岩手県は2.27倍。臨床検査技師の需要は高いと言えます。加えて、岩手県には病院が92施設、クリニックが683施設あり、臨床検査技師として働ける施設が豊富です。さまざまな求人の中から、ぜひ自分の条件に合った職場を探してみてください。
マイナビコメディカルでは、サイトに掲載されていない非公開求人や限定求人も多数取り扱っております。もしご希望の条件に合った求人が見つからない場合は、キャリアアドバイザーが非公開求人を含む中から厳選してご紹介いたしますので、ぜひご活用ください。
※各種数字情報は2023年1月 マイナビ調べによる
岩手県の臨床検査技師求人は2件あります。(2024年11月21日更新)
サイト上に掲載されている求人の他に、非公開求人もございます。無料転職支援サービスにお申し込みいただくと、全求人からご希望条件に合う求人を提案させていただきます。
岩手県の臨床検査技師求人では以下のような条件が人気です。
・土日祝休 ・積極採用中 ・残業少なめ ・正社員(正職員) ・病院
他の条件でも人気の求人がございますので、「こだわり条件」から検索いただくか、お気軽にお問い合わせください。
全国の臨床検査技師求人から検索いただくことも可能です。
無料転職支援サービスにお申し込みいただくと、ご希望条件をヒアリングした上で求人をご提案いたします。
ご希望条件がまだ定まっていない方は人気の希望条件をピックアップした求人特集をぜひご活用ください。
転職支援の他、情報収集や募集状況の確認も、お気軽にご相談ください。
(1~2件目を表示中)
(1~2件目を表示中)
現代において、臨床検査技師は医療機関に欠かせない役割を担っているため、全国で求人募集を行っています。その中でも、岩手県における臨床検査技師の求人について、特徴を知りたいと考える方も多いです。
そこで今回は、岩手県内で働く臨床検査技師の平均給与(月給・年収)や仕事内容、どのような人にとって働きやすいかを中心にお伝えします。岩手県で臨床検査技師の求人を探している方は、参考にしてください。
岩手県には、豊かな自然や温泉など、魅力的な場所が数多くあります。盛岡市などの市街地では新幹線や電車・バスなどの交通網が発達し、利便性が高く暮らしやすい環境も整っています。
一方では農村部を中心に高齢化が進行しており、臨床検査技師のニーズは高まっている現状です。
岩手県における臨床検査技師の求人は、主に医療法人が運営する総合病院やクリニック、公益財団法人や株式会社が運営する検査機関など、バランスよく募集があります。
また雇用形態として、正社員と非常勤(パート・アルバイト)どちらの募集も偏りなく存在するため、ライフスタイルに合わせた働き方を選択しやすいでしょう。
ここでは、このような特徴がある岩手県で、臨床検査技師として働くにはどういった方が向いているか解説します。
岩手県の中心部には、200床を超える大きな総合病院が少なくありません。これらの大きな総合病院は、設備や教育・研修制度が充実しているケースが多く、キャリアのスタートを切るには理想的な職場環境と言えるでしょう。
また、総合病院では検体検査から生理機能検査まで臨床検査全般を実施しているため、臨床検査技師としての業務全般を担当するチャンスがあります。そのため、知識やスキルを効率よく培うことができる点も、大きなメリットと言えるでしょう。
岩手県の中心部から少し離れた郊外や農村部などの地域には、小~中規模病院が多くあります。これらの小~中規模病院では大きな総合病院同様に、通勤手当・住宅手当などの待遇や、独自の休暇制度(誕生日・リフレッシュ)などの福利厚生が揃っています。
また、ここ数年有資格者の採用が難しくなっているため、残業を減らしたり有給休暇の取得を推進したりなど、働き方改革を積極的に進めている病院が増えています。
このように、年間休日数や残業の少なさを重視する臨床検査技師の方にとって、岩手県はおすすめの勤務地といえるでしょう。
岩手県における臨床検査技師の求人情報を調査した結果、おおよその平均給与は以下の通りです。
この給与額は臨床検査技師の全国平均における給与額(平均年収400~500万円程度)に比べると低い水準です。しかし、岩手県の平均年収(全業種)が432万円で全国平均と比べて低いため、臨床検査技師の給与が特別低い訳ではありません。
(出典元:国税庁「平成29年分 民間給与実態統計調査」https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2017.htm#a-01)
また、今回の調査結果では平均月収で約8万円、平均年収で約100万円の幅があります。この理由は、学歴や経験年数、男女の違いなど個人の条件によって、給与が変動するためです。
たとえば、臨床検査技師の男女で所得を比較してみると、男性のほうが女性に比べ、平均月収で約4万円、平均年収で約50万円多いという現状があります。
(出典元:政府統計の総合窓口e-stat「賃金構造基本統計調査」https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610)
女性は子育てのために産休や育休で休職する期間が長いことや、家庭との両立を図るために短時間の労働に従事するケースが多いため、男女間における給料の差が出ています。同じ条件や経験年数の男女では、給与額の差はより小さくなるでしょう。
岩手県における臨床検査技師の平均給与がもう少しわかりやすくなるように、経験年数や性別が異なる2人の例を比較しました。
性別 | 経験年数 | 参考月収 | 参考年収 |
---|---|---|---|
女性 | 10年 | 24万円 | 390万円 |
男性 | 未経験 | 19万円 | 310万円 |
今回の場合は経験年数が10年の女性と、未経験の男性を比較しています。経験者の場合は月収も高く、また賞与も高くなる傾向があるため、年収に差がでます。
岩手県内にある医療施設の数は、病院が91件、一般診療所が882件、合計で973件存在します。
(出典元:厚生労働省「医療施設動態調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m18/dl/is1803_01.pdf)
病院と一般診療所の違いは、入院するための病床数(ベッドの数)の違いです。病床が20床以上ある医療施設を病院と呼び、19床以下を一般診療所と呼びます。
岩手県の医療施設の特徴は、91件ある病院のうち、大規模病院(200床以上)、中規模病院(100~199床)、小規模病院(20~99床)の比率が近いということです。
(出典元:いわて医療ネット「病院名簿」https://www.med-info.pref.iwate.jp/pdf/meibo.pdf)
都市部には高度医療を提供できる大きな総合病院があり、郊外には小~中規模病院、そして地域密着の一般診療所というように、人口やニーズに合わせてバランスよく医療施設が存在しています。
また、岩手県の臨床検査技師は医療施設だけではなく、臨床検査センターや医療機器メーカーなどで企業職員として、また治験コーディネーターとして従事しています。
求人件数としては、県庁所在地である盛岡市や、北上市、一関市など地域の中核的都市が求人の多いエリアです。特に盛岡市は岩手県内で最も人口が多く、政治・経済の中心地として栄えています。繁華街には活気があり、交通や買い物の便が良いため人気のエリアです。
それぞれの施設・職場では、業務内容や必要とされるスキルに違いがあるため、求人情報を検索する際は、勤務先情報をしっかりと確認しましょう。
ここまで、岩手県における臨床検査技師求人の特徴や平均給与、おすすめになる対象の人物像について解説しました。岩手県では高齢化が進んでおり、今後さらに加速すると予想されているため、臨床検査技師はこの先もニーズのある人材だといえます。
岩手県は臨床検査技師の勤務地として、生活と仕事の両方を充実させることができる地域です。岩手県が自分に適した環境であるか検討したうえで、気になった方は応募することをおすすめします。
※当記事は2019年8月現在の情報を基に作成しています