【レシピ】行事食編:腸内環境を整える「豆乳甘酒ぜんざい」
公開日:2023.12.28 更新日:2024.01.09
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
正月にどうしても余ってしまいがちな食材といえば、餅ではないでしょうか。いつもの食べ方に飽きてしまったときのアレンジレシピでおすすめしたいのが、豆乳甘酒ぜんざいです。甘酒の優しい甘みと豆乳のクリーミーな味わいが、小豆や餅ととてもよく合います。栄養面では、小豆や豆乳からたんぱく質が摂取できることや、甘酒が持つ腸内環境改善効果も嬉しいポイントです。
甘酒は、酒粕または米こうじを水で煮てつくられます。どちらも日本の伝統的な発酵食品で、麹菌、食物繊維、オリゴ糖などが含まれているため、腸内環境を改善したり、免疫を刺激してインフルエンザなどの感染症にかかりにくくしたりする効果が確認されています。
今回は、アルコールを含まない米麴をつかったレシピを紹介しますので、老若男女、みんなで美味しく安心して食べられます。
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腸内環境を整える「豆乳甘酒ぜんざい」
調理時間の目安 約10分
栄養価 エネルギー209kcal、糖質40g、たんぱく質7.6g、食物繊維4.0g(ひとり分:170gあたり)
材料(仕上がり:ふたり分)
- ・餅 2個
- ・無調整豆乳 80ml
- ・ゆであずき(缶詰) 80g
- ・麹甘酒(ストレートタイプ) 80ml
作り方
➊餅はたべやすい大きさに切り、オーブントースター(またはフライパン)で焼く。中弱火で片面4~5分ずつを目安に焼き、少し焦げ目をつける。
➋鍋に、豆乳、甘酒、ゆで小豆を入れて加熱し沸騰直前に火を止める。
➌お椀に餅を入れ、➁をかけて完成。
アレンジ・補足
●豆乳は沸騰させると分離して口あたりが悪くなるので注意が必要。
●盛りつける際に、イチゴやきな粉を加えても美味しい。
●糖質が多いので、食べ過ぎには注意する。
篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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