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作業療法士におすすめの副業|高時給・在宅OK・趣味を活用できるものまで紹介

公開日:2021.01.21 更新日:2025.09.05

作業療法士におすすめの副業|高時給・在宅OK・趣味を活用できるものまで紹介

文:かな(作業療法士)

「今の収入だけでは将来が不安」「もっと専門スキルを活かしたい」作業療法士として、このような悩みを抱えている人は少なくありません。

昇級の機会が限られていたり、勤務形態や家庭の事情によっては柔軟な働き方が難しかったりすることもあり、副業にチャレンジする作業療法士が増えています。

本記事では、作業療法士におすすめの副業を目的別に紹介するとともに、始める前の注意点や自分に合った副業の見つけ方まで詳しく解説します。

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作業療法士が副業を考える理由


厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、作業療法士の平均年収は約444万円(※)となりました。

(※職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)|企業規模10人以上)
(※理学療法士・言語聴覚士・視能訓練士を含むデータとなります)

作業療法士は昇給の機会が限られており、ライフイベントや生活費の増加で、収入面の不安を抱く人も少なくありません。

また、専門知識やスキルを活かして収入源を増やしたい、在宅ワークなど柔軟な働き方を取り入れたいという理由で、副業を検討する人もいるでしょう。家庭の事情でフルタイム勤務が難しい場合にも、在宅ワークや短時間の副業は有力な選択肢となります。

副業は収入面だけでなく、専門スキルの新しい活用方法を見つけるきっかけにもなります。臨床現場で培った観察力や分析力は、教育・執筆・商品開発など幅広い分野で求められる能力です。勤務先の枠を超えて活動することで、自分の専門性の強みや弱みを客観的に見直す機会にもなるでしょう。

【目的別】作業療法士におすすめの副業

ここでは、作業療法士に人気のある副業を目的別にご紹介します。収入アップ、スキル活用、在宅勤務、趣味の延長などそれぞれのニーズに合わせて選びましょう。

【収入アップ】非常勤リハビリのバイト

短期間で確実な収入を得たい作業療法士には、非常勤でのリハビリのバイトがおすすめです。

時給の相場は、地域や施設によって大きく異なりますが、時給1,500〜1,800円程度の求人も見られます。

訪問リハビリの場合はプラス訪問手当が出る場合もあります。本業の経験をそのまま活かせることもメリットといえるでしょう。仮に時給1,600円で週に1日、8時間程度働いた場合、月5万円程度の副収入も可能です。

ただし、患者さんの身体に直接関わる業務であるため、責任も重く体力的な負担も考慮する必要があります。求人は転職サイトや人材派遣会社で探してみましょう。

【スキルや専門知識を活かす】講師業・発達支援・医療系ライティング

作業療法士の知識を教育や情報発信に活かす以下のような副業もあります。

地域向けの健康教室や介護予防教室の講師
専門学校の非常勤講師
発達支援の個別指導
オンライン相談 など

発達支援の分野では個別相談やオンライン指導なども注目されており、時給換算すると2,000円程度の求人もあります。これらの副業は、専門性を深めながら社会貢献もできるため、長期的なキャリア形成にも役立つでしょう。

【在宅でできる】動画編集・クラウドワーク

育児や介護と両立しやすい在宅でできる副業もおすすめです。パソコンとインターネット環境があれば始められ、初期投資も最小限で済み、自分のペースで作業を進められる点が大きな魅力です。

ライティング業務では、専門知識を活かした医療・介護系記事の執筆はもちろん、リサーチすれば他のジャンルでも執筆可能です。動画編集も需要が高いため、編集スキルを身につければSNS向けの動画などの仕事を受注することもできるでしょう。

ライティングや動画編集などの副業は時間と場所を選ばないため、本業のスケジュールに合わせて柔軟に調整できます。

筆者もフルタイムで勤務しながらライティングの仕事をしていました。健康管理と時間管理さえできれば、日中の作業療法士の仕事と両立できるのが大きなメリットといえます。

【趣味・特技を活かす】ハンドメイド販売・SNS発信

自分の趣味や特技を活かして副業にするのもおすすめです。

手作業が得意なら、ハンドメイド作品を販売したり、イラスト制作を受注したりする方法もあります。他の副業と比べると収入は少額かもしれませんが、楽しみながら取り組めることがメリットでしょう。

ハンドメイド販売は、アクセサリーや小物類をメルカリやminneなど複数のプラットフォームで行えます。イラストが得意ならココナラやSKIMAなどのスキルマーケットでアイコン制作を請け負うのもよいでしょう。

他には、好きなことや得意なことを発信して収益を得る方法もあります。SNS(Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなど)の発信によりフォロワーが増えると、アフィリエイトや企業案件の依頼が入る可能性があります。ただし、収益化までには時間がかかるケースが多いため、長期的に育てる意識が必要です。

作業療法士が副業を始める前に確認すべきこと

作業療法士におすすめの副業|高時給・在宅OK・趣味を活用できるものまで紹介
副業を始める際には、事前に確認しておくべき重要なポイントがいくつかあります。事前準備を怠ると、職場でのトラブルや税務面での問題、本業や健康への影響が出る場合もあります。

安心して副業にチャレンジするためにも、以下の項目について事前にチェックしておきましょう。

勤務先の副業規定・就業規則の確認

副業を始める前に、現在の勤務先の副業規定や就業規則を確認しておきましょう。

公務員や一部の病院では就業規則で副業を禁止している場合があります。民間企業の場合も、就業規則に「副業禁止」の条項があれば副業ができないため、注意が必要です。勤務先の就業規則をしっかり確認しておきましょう。

副業が許可されている場合でも、競合他社での勤務や利益相反となる業務は禁止されていることが多いため、具体的な副業内容についても事前に相談しておくと安心です。

特に医療・介護業界は安全管理や個人情報保護の観点から、副業内容に細かな制限を設けることがあります。就業規則を確認するだけでなく、人事や上司から書面やメールで正式な回答をもらい、記録として残しておくとトラブル防止につながります。

確定申告や住民税など税金面

副業で年間20万円を超える収入がある場合は、確定申告が必要です。副業収入は住民税に合算されるため、勤務先に知られる可能性があります。

必要に応じて、「住民税の徴収方法を選択する」「帳簿をしっかりつける」など、基本的な対応を心がけましょう。

継続的な事業収入が見込まれる場合は、開業届を出して青色申告を選択すると、節税面のメリットもあります。

本業や健康に支障が出ないスケジュール管理

副業を軌道に乗せるためには、本業や健康に悪影響を与えないスケジュール管理が欠かせません。

「平日は本業に集中し、副業は週末や休日のみに限定する」または「平日は1日のうち2時間以内と決める」など、明確なルールを設けましょう。また、本業の繁忙期や体調不良時には無理をせず、副業を一時的に休む判断も必要です。

カレンダーアプリやタスク管理ツールを活用して、本業と副業のスケジュールを視覚的に管理すれば、無理のない働き方を維持しやすくなります。筆者もカレンダーアプリやgoogleスプレッドシートで仕事量とスケジュールの管理をしています。

自分に合った副業の見つけ方

自分に合った副業の見つけ方
副業の種類は数多あるため、最初は何を選択すべきか悩むかもしれません。自分に合った副業を選ぶには、目的や生活スタイル、興味・得意分野を明確にしておきましょう。

目的・生活スタイル・得意分野を明確にする

副業選びで重要なのは、自分の目的と現在の生活スタイル、得意分野を明確に把握することです。闇雲に始めてしまうと、継続できずに挫折や、本業に悪影響を与えかねません。

まず副業の目的を具体的に設定しましょう。「月3万円の収入アップ」「将来の独立準備」「スキルアップ」など、何が目的かによって選ぶべき副業も変わります。

得意分野は、専門知識やスキルに限らず、パソコンスキルやコミュニケーション能力なども含めて、自分の強みを客観的に評価することが大切です。

リスクの少ない方法から始める

クラウドソーシングサイトやSNSを活用する、単発のバイトを始めるなど、リスクの少ない方法からスタートし、徐々に自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。

リスクの少ない副業から始めれば、準備資金もほとんど必要とならないほか、本業との両立方法やスケジュール管理のコツ、帳簿のつけ方なども実体験を通じて学べます。

慣れてきたら徐々に案件を増やすと、無理なくステップアップできるでしょう。

作業療法士と副業に関するよくある疑問

作業療法士と副業に関するよくある疑問
副業に興味はあるものの、不安や疑問が多く、最初の一歩を踏み出せない方もいるでしょう。ここからはよくある質問とその回答を紹介します。

開業届は必要?

開業届が必要かどうかは、副業の規模や形態、継続性によって異なります。法的には個人事業主としての開業届の提出は任意であり、小規模な副業であれば特別な登録手続きなしに始められます。

開業届を提出するメリットは、青色申告による節税効果や屋号での銀行口座開設、事業用クレジットカードの作成ができることなどがあります。

年間数十万円以上の収入が見込まれる場合や事業として継続的に取り組む予定であれば、提出を検討しましょう。

筆者は個人事業主として開業届を出し、青色申告もしています。確定申告の準備が手間にはなりますが、慣れれば自分でも十分対応できます。

一方、月数万円程度の副業収入であれば、開業届を出さずに雑所得として申告する方法でも十分です。クラウドソーシングや単発の仕事でスタートし、軌道に乗ってから提出を考えるとよいでしょう。

まとめ|無理なく安心して副業にチャレンジしよう

作業療法士が副業を始める理由はさまざまです。「収入アップ」「スキルの活用」「働き方の幅を広げたい」など、どれも将来の安心や日々の充実につながります。

副業は、本業との両立や法的な確認事項など準備が必要な面もあります。まずはできることから始め、自分の経験や強みを活かし、無理なく続けられる副業を探してみましょう。

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参考

e-stat|賃金構造基本統計調査

メディカルフィットネスH&M|介護予防インストラクター募集
AGROOT|非常勤講師
へやすぽアシスト|コーチ採用情報
厚生労働省|副業・兼業
厚生労働省|医療・介護関係事業者における 個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン
厚生労働省|「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版」 に関するQ&A

rana

かな(作業療法士)

作業療法士/呼吸療法認定士・福祉住環境コーディネーター2級・がんのリハビリテーション研修修了
身体障害領域で15年以上勤務。特に維持期の患者さんの作業療法、退院支援に携わってきました。家では3人の子ども達に振り回されながら慌ただしい日々を送っています。趣味は読書とお菓子作り。

酒井 康輔

監修:酒井 康輔

作業療法士
作業療法士として2016年より勤務開始。訪問看護ステーション・急性期病院を経験。現在も病院で勤務しており、高齢者から小児まで幅広い年齢層のクライエントに対して作業療法を実践している。臨床業務の傍ら、自身の得た知識を一般の方に届けたいという想いから2021年よりWebライターとして活動を開始。ブログも運営している。

【監修者コメント】
作業療法士の仕事は、人の生活や健康に深く関わる専門性の高い職種です。その経験やスキルは、副業でも強みになります。一方で、働きすぎてしまい心身を疲弊してしまっては本末転倒です。
副業を選ぶときは「自分のやりたいこと」「無理なく継続できること」を大切にしてください。また小さく始めてみることで、新しい学びやつながりが広がることもあります。安心してチャレンジできる範囲から、一歩を踏み出してみてください。

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