【レシピ】疲労回復編:スタミナアップに「漬けかつおのネバネバ丼」
公開日:2022.10.12 更新日:2024.01.09
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
9月に旬を迎えるかつおは、女性に不足しがちな鉄が豊富に含まれているため、働く女性の強い味方となる食材です。
鉄の他にはナイアシンも多く含まれており、どちらもエネルギーを作る時に必須の栄養素です。つまり、「鉄やナイアシンが不足するとパワーが出ない」ということが起こるのです。
毎日の生活で「疲れやすい……」と感じる方だけでなく、体が冷える、爪が割れやすい、アザができやすいといった症状も鉄不足が原因の場合がありますので、そういった症状がある場合は、食材のパワーを借りてみましょう。
また、かつおに含まれるナイアシンは、アルコールの解毒を助ける栄養素でもありますから、お酒のつまみにもおすすめです。
>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方
漬けかつおのネバネバ丼
調理時間の目安 約25分
栄養価 エネルギー414kcal、たんぱく質27.6g、鉄2.2㎎(ひとり分:310gあたり)
材料(仕上がり:2~3人分)
- ・ご飯 140g
- ・かつお刺身 80g
- ・オクラ 2本
- ・山芋 40g(中太×約3センチ)
- ・刻みのり 適量
【漬けたれ】
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 小さじ2
- ・おろしにんにく 小さじ1/2
- ・おろし生姜 小さじ1/2
作り方
➊ オクラは塩でもんでうぶ毛をとり、熱湯で約2分茹でたあと冷水にとり冷ましておく。
➋①の茹でたオクラは輪切り、山芋はすりおろし、かつおは一口大にカットする。
❸切ったかつおを漬けタレと合わせ、15~20分くらい冷蔵庫で漬けておく。
❹器にご飯を盛り、漬け込んだかつお、オクラ、山芋をのせ、最後に刻みのりをかけて完成。
アレンジ・補足
●みょうがや大葉、わさびもよく合う。
●オクラは、ガクを落とさずに茹でると水っぽくならない(ガクも食べられる)。
栄養解説
篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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