【レシピ】旬の野菜編:グルテンフリー「米粉の豚キムチお好み焼き」
公開日:2023.03.03 更新日:2024.01.09
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
「グルテンフリー」とは、小麦に含まれるグルテンというたんぱく質をとらない食事法です。テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手が実践して、パフォーマンス低下や体調不良が改善したことから、一気に認知度が上がった食事法です。
グルテンは、その消化のしにくさから腸の不調をおこしやすくなるといわれます。その結果、アレルギーや倦怠感、肌荒れなどを起こす体質の人もいることが分かっており、近年では、サプリメント、パン、パスタなどでグルテンフリーの製品も増えてきました。
原因がいまいち分からない慢性的な不調がある場合は、試しに2週間程度グルテンフリーを試してみると体調に変化を感じるかもしれません。小麦粉を除去するのは大変と思うかもしれませんが、メニューの多くは米粉で代用できてそれほど不便ではありません。
今回は、冬~春に旬を迎えるキャベツと米粉を使ったお好み焼きのレシピを紹介します。
>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方
グルテンフリー「米粉の豚キムチお好み焼き」
調理時間の目安 約25分
栄養価 エネルギー784Kcal、炭水化物59.8g、たんぱく質38.2g、脂質46.1g、食物繊維5.2g(1枚:620gあたり)
材料(仕上がり:1枚分約18cm大)
- ・キャベツ 100g
- ・豚小間切れ肉 100g
- ・長芋 100g
- ・長ネギ 30g(約10cm)
- ・卵 1個
- ・白菜キムチ40g
- ・にぼし粉 小さじ2(なければ和風顆粒だし小さじ1)
- ・米粉 30g(大さじ3)
- ・水 100cc
【調理用】
- ・米油 大さじ1
【トッピング】
- ・ソース、マヨネーズ、かつおぶし、小ねぎ 適量
作り方
➊ キャベツと白菜キムチは粗みじん切り、長ネギは5mm程度の小口切り、豚小間切れは一口大にカットし、長芋はすりおろす。
➋ボウルにすべての材料(キャベツ、豚肉、長芋、長ネギ、卵、白菜キムチ、鰹粉、米粉、水)を入れてよく混ぜる。
➌温めたフライパンに米油を入れ➁の材料を流し入れる。両面をそれぞれ3分程度、蓋をして中火で焼く。
❹なかまで火が通ったら、ソース、マヨネーズ、かつお節、万能ねぎなど、お好みの調味料をかけてできあがり。
アレンジ・補足
●お好みで、生地に干しエビやチーズを加えてもよく合う。
●豚小間切れ肉は、豚ひき肉で代用しても美味しい。
篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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