【レシピ】旬の野菜編:食欲アップに「新じゃがいものサブジ」
公開日:2023.04.03
レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)
サブジとはインド料理のひとつで、スパイスを使い野菜を炒め煮や蒸し煮にする料理のことです。つくり方はとても簡単で、食欲のそそるスパイシーな味つけに加え、野菜もたっぷり食べられるので、レパートリーに入れておきたいメニューです。
使われる主なスパイスは、クミン、ターメリック、コリアンダー、レッドペッパーなどで、日本のスーパーでも手軽に入手することができますし、いろいろな野菜と相性がいいのが特徴です。
「スパイス」には“辛い”というイメージがあるかもしれませんが、ほとんど辛味のないスパイスも多く、お好みのサブジをつくることができます。また、クミンやターメリックには消化促進、整腸作用、抗酸化作用などたくさんの健康効果があることも魅力のひとつでしょう。胃腸の調子がいまいちで、食欲がないときにもおすすめです。
食欲アップに「新じゃがいものサブジ」
調理時間の目安 約25分
栄養価 エネルギー105kcal、炭水化物21.6g、食物繊維13.2g(ひとり分;140gあたり)
材料(仕上がり:3人分)
- ・新じゃが芋 中3~4個(約400g)
- ・にんにく 1片
- ・クミンシード 小さじ2(クミンパウダーやカレーパウダーでも代用可)
- ・ローリエ 1枚
- ・ターメリックパウダー 小さじ1
- ・オリーブ油 大さじ1
- ・酒 50ml
- ・水 200cc
- ・塩小さじ 1/2
作り方
➊じゃがいもを一口大にカットする。
➋鍋にオリーブ油、クミンシード、薄切りにしたにんにくを入れ、中火にかける。香りが出たら①のじゃがいもを加えて軽く炒める。さらに、ローリエ、ターメリックパウダー、酒、水を加え弱火で10分程度煮る。
➌じゃがいもが柔らかくなり水分が減ったら、最後に塩を加えて完成。
アレンジ・補足
●じゃがいもは皮をむいてもむかなくてもお好みでOK。
●カレーの付け合わせにもよく合う。
●じゃがいも以外にも、カリフラワー、いんげん、ナス、レンコンといった野菜でもつくることができる。

篠塚 明日香
管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司
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