【作業療法士(OT)向け】履歴書作成のポイント・職場別の例文も

最終更新日:2022年6月7日
 公開日:2022年6月6日

履歴書は、作業療法士が就職・転職する上で欠かせない書類です。履歴書の書き方が間違っていたり、記入した情報が不十分だったりすると、面接に進むのが難しくなる場合もあるので、ポイントを押さえた書き方を把握しておきましょう。

また、履歴書のなかでも志望動機の欄はとくに書き方に迷う項目。スムーズに書き進めるには、自分のキャリアを整理したり、強み・弱みを洗い出したりして下準備をしておくことが大事です。この段階で志望動機を明確にしておけば、面接でもしっかりと自分をアピールできるでしょう。

この記事では、作業療法士の履歴書の書き方や志望動機の例文について詳しく解説します。履歴書の正しい書き方やマナーを学べば、希望する職場に自信を持って応募することができますよ!

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【作業療法士(OT)向け】履歴書の各記入欄の書き方

履歴書は、応募先から指定がない限り好きなフォーマットを選んで構いません。転職者の場合は、職歴の行が多く取られている履歴書を選ぶと記入しやすいでしょう。新卒者には、自己PRや特技の記入欄が広めの履歴書がおすすめです。

記入方法は、手書きでもPCでも構いませんが、丁寧な文字で書き、記入漏れがないように注意しましょう。こだわりがなければ、書き損じの心配がないPCでの作成がおすすめです。

以下では、各記入欄の詳しい書き方・ポイントを解説します。

基本情報記入欄の書き方・ポイント

基本情報欄に氏名・住所などを記入する際は、省略せず、住民票の通りに書きます。生年月日など、年の表記は西暦・和暦どちらでも構いませんが、履歴書全体を通してどちらかに統一しましょう。

なお、履歴書の日付は、記入日ではなく、面接日あるいは履歴書の発送日を書きます。

学歴・職歴記入欄の書き方・ポイント

学歴・職歴は正式名称で記入します。「高校」は「高等学校」と記入し、学部や学科・コースも省略せずに書きましょう。新卒者の場合は、在学中の学校を書いたうえで「卒業見込み」と記入します。

職歴は、時系列に合わせて記入します。非正規雇用の経歴は記入しなくても大丈夫ですが、福祉施設でのアルバイト経験など、作業療法士の業務に関係のあるものは積極的にアピールしましょう。

志望動機、自己PR、趣味・特技、本人希望記入欄の書き方・ポイント

志望動機や自己PRは、応募先で働きたい理由や熱意を伝える大切な欄です。Webサイトや書籍の例文を書き写したりせず、自分なりの言葉で記述しましょう。なお、応募先の敬称は、病院の場合なら「貴院」、法人なら「貴社」、公益団体の施設なら「貴所」と記載するのが一般的です。「御院」「御社」などは話し言葉にあたるため、履歴書では使用しません。

趣味や特技は、できるだけ仕事に生かせるものを書きましょう。作業療法士は、性格や人間性が仕事に影響しやすい仕事なので、ネガティブな印象にならないように注意してください。

【関連リンク】【作業療法士(OT)向け】
職務経歴書作成のコツ・職場別の自己PR例文

【作業療法士(OT)向け】履歴書に書く志望動機の例文6つ

志望動機は、応募者のキャリアによって書き方が異なります。業界未経験者の場合は、人間性や考え方が重視されるため、「性格が分かる体験談」や「作業療法士として働きたい理由」を軸に志望動機を作成するのがおすすめです。実務経験がある場合は、「キャリアを通じて得たスキル」や「応募先の企業でできること」をアピールすると、説得力のある志望動機になるでしょう。

志望動機は、応募先の仕事内容によっても書き方を変える必要があるため、下記で施設別の例文を紹介します。

病院求人に応募する際の例文

回復期リハビリテーション病棟で実習を経験した際、患者様が生活動作を獲得するための支援にやりがいを感じました。回復期の支援に力を入れている貴院で、看護師や理学療法士の皆さんと連携を取りながら、患者様をサポートしたいと考えています。なお、大学では歌唱サークルに所属し、目標に向けて力を合わせることの重要性を学びました。学生時代に身に付けた協調性を生かし、仕事に臨みたいです。

病院で行うリハビリは、急性期・回復期・在宅復帰後のサポートです。支援の範囲は病院によって異なるものの、幅広い症状に対応するためには、作業療法士としての総合的な力が求められます。志望動機は、「自分の強み」や「これまでに身に付けたスキルをどのように生かせるのか」について、具体例を挙げながら記入しましょう。

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クリニック求人に応募する際の例文

地域に密着した貴院で、患者様の在宅生活をサポートしたいと考え、志望しました。総合病院のリハビリ病棟で8年間勤務し、患者様の在宅復帰に向けて支援を行ってきましたが、退院後にレベルが低下してしまう方も多くいらっしゃいます。そうした在宅復帰後の関わり方にもどかしさを感じるなかで、貴院の求人に出会い、「一人ひとりの豊かな生活を支える」という理念に共感することができました。8年間で学んだ知識と技術を生かしながら、リハビリ外来で患者様の生活に合わせたサポートをしていきたいです。

クリニックや診療所は、患者様やその家族との距離が近い医療機関です。作業療法士は、他職種と連携し、生活に密着したリハビリを行うことになるため、その点をふまえながら「自分の仕事観」や「自分が貢献できる点」をアピールしましょう。なお、クリニックによって得意とする専門分野が異なるため、応募前に確認しておくと良いでしょう。

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介護福祉施設求人に応募する際の例文

生活リハビリの専門家として利用者様一人ひとりと深く関わり、在宅復帰を支援したいと考えています。病院では回復期病棟でリハビリ職として勤務していましたが、持ち回り制のため、患者様の希望や生活の実情を知る機会がありませんでした。しかし、生活リハビリを効果的に行うためには、一人ひとりのニーズを把握することが必要だと考えています。そのため、在宅復帰を支援するチームの一員として、利用者様の生活に関わることができる貴所を志望しました。

介護福祉施設は、介護を必要とする人のための施設で、主に65歳以上の高齢者が利用しています。施設には、在宅復帰を目指して短期入所する介護老人保健施設や、認知症の高齢者が入所するグループホームなどがあり、それぞれに役割が異なります。そのため、応募先の施設が「どのような役割を持っているのか」「どういった方が利用しているのか」を確認しておくことが重要です。

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訪問リハビリ(在宅医療)求人に応募する際の例文

利用者様の在宅生活がより良いものになるように支援したいと考え、貴所を志望しました。私はこれまで、病院の急性期・回復期病棟や介護老人保健施設で、あわせて5年間の経験を積んできました。多くの現場を経験したことで、臨機応変に対応できる力が身についたと自負しています。在宅では、予期せぬ事態が起こることも想定されますが、スタッフや他機関と連携を取り、適切に対応していきたいと考えています。

訪問リハビリは、利用者様の生活の場でリハビリを行うため、応用力が求められる場合があります。作業療法士として培った知識や技術を「現場でどう生かせるのか」について、具体的に記入することが志望動機作成のポイントといえるでしょう。

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企業求人に応募する際の例文

IT技術を用いたリハビリ機器を製造・販売する貴社の仕事に、将来性と社会的な意義を感じて志望しました。前職では病院のリハビリ科に所属し、リハビリ機器を用いたサポートに携わっていましたが、次第に「もっと患者様に寄り添った支援はできないか」と考えるようになりました。そして、リハビリの知識や技術、リハビリ機器の情報収集を行うなかで、貴社のモーションセンサーを用いた機能訓練システムを知りました。患者様が楽しんでリハビリに取り組むことができ、なおかつ介護者の負担を減らしてくれる貴社の商品を広めるため、これまでの経験を生かして尽力いたします。

作業療法士の企業求人は、福祉用具メーカーの営業やスポーツジムのトレーナーなど、さまざまです。まずは、応募先の企業で「何を行っているのか」「どういった商品を扱っているのか」を確認しておきましょう。そのうえで「応募先のどこに魅力を感じたのか」「自分の経験をどう生かしたいのか」について、具体的なエピソードを盛り込みながらまとめると、採用担当者の目にとまりやすくなります。

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保育園求人に応募する際の例文

昔から子どもが好きで、将来は子どもの成長を手助けできる仕事がしたいと考えていました。大学卒業後、作業療法士として総合病院で3年間勤務しましたが、小児リハビリに関わるたび、子どもたちとじっくり関わりたい気持ちが強くなりました。これまでの活動で培った連携力や応用力を生かしつつ、先輩方から学び、障害児の発達支援に貢献したいと考えています。

作業療法士は、障害を持った子どもを対象とした児童発達支援事業所などの施設にも応募できます。病院や高齢者施設と違って、日々成長する子どもの能力を伸ばすことが求められるため、子どもと関わる仕事に対する熱意や責任感をアピールしましょう。

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まとめ

作業療法士は、仕事にコミュニケーション力や人間力が求められる仕事です。誠実に仕事に取り組む姿勢をアピールするためにも、履歴書は丁寧に書きましょう。

志望動機を作成するときは、仕事への熱意だけでなく、具体的なエピソードを交えることが大事です。「作業療法士としてどのように仕事をしていきたいのか」「職場にどう貢献できるか」を意識して書くと、採用担当者の心に響く志望動機が作成できるでしょう。

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※当記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています

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