作業療法士は短大から目指せる?|大学・専門学校ルートとの違いも解説

更新日 2024年02月02日 公開日 2024年02月02日

#国家試験 #情報収集 #転職検討/準備

作業療法士の資格を得るためには、国家試験に合格する必要があります。また、作業療法士国家試験の受験資格は、「養成校で3年以上学び、定められた課程を修了すること」となっており、短期大学の養成校を選んだ場合でも3年間の修業が必要です。

この記事では、作業療法士を養成する大学、短期大学、専門学校を取り上げ、それぞれの違いを詳しく解説します。また、作業療法士の養成校を選ぶポイントについても紹介するので、作業療法士になりたい方はぜひご覧ください。

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作業療法士は短大から目指せる?|大学・専門学校ルートとの違いも解説

作業療法士は短期大学から目指せる

作業療法士としてリハビリ業務に携わるためには、作業療法士国家試験に合格する必要があります。作業療法士国家試験の受験資格は、文部科学大臣または厚生労働大臣が定める養成校において知識や技術を3年以上学び、養成課程を修了することです。

(出典:厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」/https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/sagyouryouhoushi/

養成校には4年制の大学や専門学校のほか、3年制の専門学校や短期大学もあります。どのルートを選んでも取得できる免許は変わりませんので、4年かけてじっくり学ぶか、3年間で一気に学ぶかは、自身の都合に合わせて選択すると良いでしょう。

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大学・短期大学・専門学校の養成校の違い

作業療法士の養成校では、解剖学や生理学、運動学、臨床心理学など、患者さまにリハビリを提供する上で必要な基礎知識を修得します。加えて、絵画や陶芸などの作業療法を体験する実習もあり、作業療法について総合的に学ぶことができます。

大学、短期大学、専門学校いずれの養成校でも、作業療法士に必要な知識や技術は修得可能です。ただし、在学期間やカリキュラムなどにおいて異なる点もいくつかあります。

ここでは、大学、短期大学、専門学校の養成校の違いと特徴を紹介します。

(出典:一般社団法人 日本作業療法士協会「作業療法士養成校一覧」/https://www.jaot.or.jp/pre_education/youseikou/

大学

大学の場合、作業療法の知識だけでなく一般教養を学べる点が大きな特徴です。多彩な知識を身に付けることで、幅広い視点で物事を見たり、考えたりする下地が作れるでしょう。そうした素養は、作業療法士として患者さまとコミュニケーションを取る際にも役立ちます。

また、大学を卒業すると「学士」の学位が取得できるので、大学院に進学して研究活動をすることも可能です。そのため、専門分野をより深く学びたい方には大学進学が向いているでしょう。

時間にゆとりがあるため、国家試験の勉強時間も確保しやすく、じっくり勉学に励めるのもポイントです。

なお、4年間と在学期間が長いので学費は高めです。ただし、国公立大学であれば私立大学よりも学費を安く抑えられるでしょう。

短期大学

短期大学の養成校は3年制で、作業療法に関するさまざまな知識・スキルを学びながら、大学より早く現場に出られる点に特徴があります。ただし、大学で4年かけて学ぶ内容を3年間で履修するので、学習スケジュールがタイトになりがちです。

また、各短期大学によって力を入れている分野が異なります。カリキュラムの特徴を十分に理解して、自分に合った短期大学を探すことが大切です。

専門学校

作業療法士を養成する専門学校には3年制と4年制があり、作業療法士としての臨床知識の習得や国家試験の対策に力を入れている点が特徴です。

特に4年制の専門学校は、国家試験対策に時間をかけられるので、試験に自信がない方にもおすすめです。一方の3年制の専門学校では、作業療法士に必要な臨床知識を短期間で学べます。そのため、作業療法士になる勉強を集中的に行いたい方に向いているでしょう。

なかには、夜間部を設けている専門学校もあるので、社会人として働きながら作業療法士の資格を取得することも可能です。理学療法士や言語聴覚士など、他の医療系資格を持っている方が、活躍の幅を広げるためにダブルライセンスを目指すこともできるでしょう。

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作業療法士養成校の選び方

一口に作業療法士の養成校と言っても、学校によって力を入れているポイントは異なります。「この学校に入学して良かった」と思えるように、学校のカリキュラムや卒業後の進路などを事前によく確認しましょう。

ここでは、作業療法士を目指す方がどのように養成校を選べば良いかについて、3つのポイントをご紹介します。

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合格率の高い学校を選ぶ

作業療法士になるには、作業療法士の国家試験に合格しなければなりません。そのため、国家試験合格率の高い学校を選ぶことがとても重要です。試験対策に力を入れている学校のなかには、個別指導や1年次から試験対策講義を行っているところもあります。

模擬試験や学校オリジナルのテキストで試験対策をするなど、サポート体制は学校によってさまざまです。国家試験に合格できるか不安な方は、合格率や試験対策に関する情報をしっかり確認した上で、学校を決めると良いでしょう。

就職状況の良い学校を選ぶ

どのような就職先にどのくらいの人数が就職しているかも、学校を選ぶ際の重要な観点です。

基本的に作業療法士の就職率は高い傾向にあり、就職率100%という学校も珍しくありません。ただし、作業療法士が活躍する職場は多岐にわたっており、医療分野や介護福祉分野、行政、スポーツ分野などさまざまです。まずは、どのような領域で活躍する作業療法士になりたいかのビジョンを描き、自分が希望する就職先への就職実績が豊富な学校を選ぶと良いでしょう。

学び方から学校を選ぶ

どのような学び方で作業療法士を目指したいのかを明確にすることも大切です。例えば、短期の修業でなるべく早く医療現場に出たい場合は、短期大学や3年制の専門学校が適しています。一方、幅広い知識をじっくり学びたい場合は、4年制大学が選択肢に挙がります。

「実践的な技術をより多く学びたい」「一般教養も含めて作業療法士に必要な知識を固めたい」など、養成校に求めるものは人それぞれです。自分の求める学習スタイルに合った学校を選ぶためにも、学校説明会やオープンキャンパスなどを利用して事前にリサーチしておきましょう。

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短期大学から大学への編入も可能

短期大学を卒業すると、「短期大学士」の学位が得られます。そのため、短期大学の卒業後、作業療法士の資格を取るかどうかに関わらず、4年制大学に編入することも可能です。4年制大学に編入して卒業すると「学士」を得ることができます。

短期大学から4年制大学に編入するメリットは、主に次の3つです。

・短期大学よりさらに深く学べる
作業療法士の資格取得に必要なカリキュラムを終えた後も、学習を続けて専門性の向上を目指すことができます。また、短期大学にはなかった授業を選択して、知識の幅を広げることも可能です。

・学士取得により就職先の幅が広がる
学士を取得していると、「大学卒業以上」を要件としている企業や施設、団体からの求人に応募できます。そのため、就職先の選択肢がさらに広がるでしょう。

・新しい環境からさまざまな刺激を受けられる
短期大学とは異なる環境での新しい経験や人脈は、専門性を高める上で大きな刺激になるでしょう。

4年制大学への編入は、編入試験の準備や編入後の単位取得など大変な面もあります。自身のキャリアプランにおいて、上記のメリットが「本当に価値のあるものか」を検討した上で、進路を決定しましょう。

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まとめ

養成校に指定された学校であれば、大学、短期大学、専門学校のいずれを選んでも、作業療法士国家試験の受験資格を得られます。

作業療法士として活躍したい方は、学校での勉強や試験対策と並行して、早くから就職活動を意識した行動を取ることも大切です。マイナビコメディカルでは、転職希望者だけではなく、新卒者の方に向けた求人もご紹介しております。非公開の求人も多数保有しておりますので、作業療法士を目指している方は、ぜひマイナビコメディカルをご利用ください。

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※当記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています

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