作業療法士の残業時間は?|残業の発生理由と減らし方も解説

更新日 2023年12月22日 公開日 2023年12月22日

#情報収集 #転職検討/準備

作業療法士として働いている方のなかには、残業時間の長さについて不満を抱いている方もいるかもしれません。作業療法士の残業事情は職場によって大きく異なり、なかには残業がほとんどない職場も存在します。

当記事では、作業療法士の平均残業時間や、残業が発生してしまう理由を詳しく解説します。時間外業務を減らすためにできる工夫もご紹介しますので、ワークライフバランスを重視しながら作業療法士として活躍したい方は、ぜひ参考にしてください。

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作業療法士の残業時間は?|残業の発生理由と減らし方も解説

作業療法士は残業が多い?

厚生労働省の統計によると、作業療法士の超過実労働時間数は月間5時間とされています。

(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況」/https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/index.html

一般労働者全体の超過実労働時間数が月間11時間であることを考えると、作業療法士は残業が少ない職業という印象を受けます。しかし、上記の調査結果はあくまで平均の値です。職場によってほとんど残業がない場合もあれば、サービス残業が通例となってしまっている場合もあるため注意が必要です。

作業療法士・理学療法士を対象に行われた2017年の調査を見ると、1週間における平均的な時間外労働時間は「2時間未満」が32.7%で最も多く、「2時間以上4時間未満」が2番目に多い結果(23.2%)となっています。ただし、「8時間以上」の残業を行っている方の割合も12.3%に上り、職場によって残業時間が大きく違うことがうかがえます。

(出典:厚生労働省「理学療法士・作業療法士の需給推計について」/https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/000499144.pdf

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作業療法士が残業をする理由は?

ここでは、作業療法士の残業時間が長くなってしまう理由について、詳しく解説します。

書類作成に時間がかかるため

作業療法士が残業する大きな理由は、書類作成に時間がかかることです。しかし、勤務時間中はリハビリ業務を中心に患者さま、利用者さまへの対応に追われてしまうため、なかなか書類作成に時間を割くことができません。その結果、時間外にカルテや報告書といった書類作成の作業を行うことになってしまうのです。

会議やミーティングが行われるため

業務時間外に会議やミーティングが行われることも、作業療法士の残業が増える原因です。

リハビリテーションの現場で行われる会議はカンファレンスと呼ばれ、普段別の部署にいる関係者が集まって、患者さま、利用者さまの状況や治療の方向性について話し合います。他職種と情報を共有することは、質の高いリハビリの提供にもつながるため、カンファレンスへの参加は、作業療法士にとって欠かせない業務の1つと言えるでしょう。

しかし、カンファレンスに参加するすべてのスタッフのスケジュールを合わせようとすると、業務時間外になりがちなことも事実。そのため、必然的に残業が増えてしまうわけです。

時間外に勉強会が行われるため

作業療法士は、資格取得後もリハビリの知識・技術を磨くことが求められるため、業務時間外に行われる勉強会や研修に参加するケースも少なくありません。強制参加ではないものの、職場によっては参加がほぼ必須になっているところもあるでしょう。また、関連学会の講演や各種セミナーなどが土日に開催されることも多く、それらに参加することで時間外の業務が増えてしまいます。

ただし、なかには学会参加が出張扱いになったり、費用補助が給付されたりする職場もあります。作業療法士として活躍するには、より高い知識・技術を身につける必要があるため、スキルアップへの努力が認められる職場を選ぶのが得策でしょう。

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作業療法士が残業を減らすための方法

作業療法士が残業を減らすためには、どうしたらよいのでしょうか。以下では、残業を減らすための具体的な方法を2つ紹介します。

書類仕事を効率的に行う

カルテや報告書の作成は、たまってから行うとかなりの時間を使ってしまうため、業務の空き時間を活用して効率的に進めるのがおすすめです。すきま時間でレポートを完成させるのは難しいかもしれませんが、大まかな内容をメモでまとめておいて後から加筆する形にすれば、作成時間の短縮につながるでしょう。

電子カルテを採用している医療機関で働いているなら、カルテを記入する際の入力テンプレートを用意するのも1つの方法です。毎回書く内容が決まっている項目や使用頻度の高い文言はファイルにまとめて、すぐにコピペできるようにしておくとよいでしょう。

また、業務に必要な情報は、リハビリテーション科全体でまとめて管理するのがおすすめです。そうすることで部署全体の書類仕事や情報共有の負担が減り、業務の効率化につながります。

残業が少ない職場に転職する

作業療法士の職場には、サービス残業が常態化しているところもあれば、残業が少ない職場や残業代がきちんと支払われる職場も存在します。

例えば、国や自治体が運営している施設で働く作業療法士は、公務員に準ずる待遇となるため、定時に帰宅できることが多い傾向にあります。また、業務時間内に書類作成の時間をしっかり設けている職場も、残業が少ない可能性が高いでしょう。

そうしたことを踏まえると、残業時間を減らすには職場選びが非常に重要です。転職活動の際は業務時間内の作業内容や、勉強会・ミーティングをどのように行っているかを、必ず確認するようにしてください。

残業が少ない職場への転職を成功させるには、ほかにもいくつかのコツがあります。なかでも特に大切なのは、「転職の目的をはっきりさせること」と、「希望条件に優先順位をつけること」です。希望に100%合った職場を見つけるのは大変なので、転職先の必要条件に優先度を設け、自分なりの妥協点を作っておきましょう。

加えて、転職エージェントをうまく活用することも重要なポイントです。転職エージェントに登録すると求人情報の紹介だけでなく、労働時間や給与の交渉などのサポートも受けられます。

現在、転職を検討している作業療法士の方は、転職エージェントに相談して転職を成功させましょう。

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理想の職場探しのコツも解説

まとめ

厚生労働省の統計によると、作業療法士の残業時間は1か月あたり約5時間とされています。しかし、実際の残業量は職場によって大きく異なります。作業療法士の残業は、書類の作成やミーティング、勉強会などで生じるケースがほとんどです。業務時間内に書類作成やミーティングの時間をしっかり確保している職場であれば、残業時間も少なくなるでしょう。

また、残業の多い職場で働いている場合は、転職することで残業時間を大幅に減らせる可能性があります。

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※当記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています

監修者プロフィール

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