臨床工学技士を辞めたい理由は?おすすめの職場や辞める時期を解説

最終更新日:2021年12月17日
 公開日:2021年11月1日

臨床工学技士として働いている方の中には、辞めたいと考えている方はいるはずです。臨床工学技士を辞めたい理由は様々で、一概に「この理由で」と決めつけることはできません。

そこで今回は、実際に意見の多い「臨床工学技士を辞めたい理由」について詳しく解説します。また、臨床工学技士を辞めるのに適した時期や、辞めた後の転職におすすめな職場もご紹介します。

1. 臨床工学技士を辞めたい理由は?

臨床工学技士は、患者の生命に直接関わる人工呼吸器や人工肺装置などの生命維持管理装置を操作する、重大な役割を担っています。操作だけでなく、装置を常に安全に使用するための点検なども行うため、医療関連職の中でも責任を伴う仕事です。
医療の現場では、他の医療者と話しながら仕事をすることが多いため、コミュニケーション能力も求められます。

このように、日頃からかなり負担を強いられるため、プレッシャーに押しつぶされ、臨床工学技士を辞めたいと考える方も多くいます。しかし、辞めたい理由は、これだけではありません。

まずは、辞めたい理由の中でも、特に多かった意見を解説します。

オンコールが多い

勤務先にもよりますが、臨床工学技士は夜間の緊急対応のために、オンコール体制をとられることが多いです。そのため、休日の行動が制限され、臨床工学技士を辞めたいという考えに繋がってしまいます。

オンコール体制をとっていない病院を選べば、休日の行動を制限されることはありません。しかしシフト制が多い臨床工学技士は、週休2日が多いとはいえ連休がほとんどなく、休日に旅行などに行くことは難しいです。

残業が多い

臨床工学技士の主な働き口は、総合病院や大学病院などの大きな施設です。大きな病院は、残業も多い傾向にあります。そのため、仕事終わりのプライベートを確保することがなかなかできません。

また、結婚して子どもがいる場合は、家族との時間を大切にしたいと考える方もいるでしょう。しかし、残業が多ければ家族との時間を確保することができないため、臨床工学技士を辞めたいと考えてしまいます。

残業が少ない病院もありますが、ごく少数のためプライベートの時間を確保したい方には厳しいといえるでしょう。

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人間関係が悪い

一般的な会社とは違い、臨床工学技士として勤務している医療系の職場では、人事異動などで人材が動くことは少ないです。そのため人間関係が悪い職場では、自分か相手が辞めるまで我慢をする必要があり、ストレスが溜まり続けます。

また、人間関係の問題で直面することは、上司からのパワハラです。おそらく、人間関係が原因で臨床工学技士を辞めたいと感じている方の中で、このような問題に直面したことがあるという方もいるのではないでしょうか。

人間関係の問題で辞めた場合には、次の転職先でも同じことが起きるのではないかと考えてしまいます。そのため人間関係で悩んでいる方は、傷口が深くならないうちに早めに対処するべきです。

環境を変えたい

長年、臨床工学技士として働いていると、環境を変えて別の業務にもチャレンジしたいと考える方もいます。しかし、他の職場についてリサーチせず転職してしまうと「前の職場の方が良かった」と、後悔することも少なくありません。

また、業務内容は同じでも「職場の環境」や「ポジションの違い」に、落胆してしまうこともあります。さらに、チャレンジしてみた業務に向いていなかったり、想像以上の激務に耐えられなかったりすることもあるでしょう。

そのため、「環境を変えたい」と理由で転職を行う場合には、第3者の視点を持って判断したり、経験者に相談することで、失敗する可能性は低くなります。

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2. 臨床工学技士を辞めるタイミング

一言で「臨床工学技士を辞めたい」といっても、辞めたい理由は様々あることが分かりました。辞めたいと突発的に行動しても「後悔」「失敗」など、デメリットも付きまといます。

そのような失敗を防ぐために、臨床工学技士を辞めるタイミングを紹介します。

  • ・3年以上の臨床経験
  • ・次の職場が決まってから

ここからは、上記のタイミングがおすすめな理由を詳しく解説します。

3年以上の臨床経験が目安

臨床工学技士は、臨床経験の有無が転職に大きく関わります。また、臨床工学技士は、一般的な企業に比べて、第二新卒での就職は難しい傾向にあります。理由としては、新卒とほぼ同じ扱いとなり、即戦力として期待されないためです。

しかし、3年以上の経験年数があれば、透析・心臓カテーテルなどの分野において一通り業務をこなすことができ、仕事内容も把握しています。また、3年以上の臨床経験を積んでおくことで、認定士などの国家資格を受けることが可能です。

認定士などの資格を取得することで、転職をさらに有利に進めることができます。そのため、3年以上の臨床経験を積むことは、退職時期のタイミングといえるでしょう。

次の職場が決まってから辞める

働きながら転職活動を行う際「求人を探す時間」「面接に行く時間」など、就職活動に費やせる時間は制限されます。そのため、なかなか転職先が決まらなかった際は、転職に対して不安を持ってしまう可能性が高くなります。

また、臨床工学技士は、時期や地方などによって転職先が見つかりにくく、条件によっては決まりにくい傾向にあります。さらに、2~3ヶ月、長ければ半年以上のブランクがあると、臨床業務の技術が落ちてくることを懸念され、余計に転職先が決まりません。

そのため、臨床工学技士を辞めるタイミングは、次の職場が決まってからが望ましいといえるでしょう。

転職先を探す際には、無料で転職活動を始められる転職サイトなどもおすすめです。

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3. 臨床工学技士が優遇されるおすすめの転職先

臨床工学技士は、重大な役割を担った職種のため、医療関連の中では需要の高い仕事です。
また、臨床工学技士の業務内容は「透析業務」「心臓カテーテル業務」などと多岐にわたり、これらの業務を全て行う職場もあれば、透析だけを専門に行う施設もあります。

そのため臨床工学技士は、様々な職場で活躍できるといえるでしょう。
ここからは、臨床工学技士が優遇されるおすすめの転職先をご紹介します。

医療機器メーカー

医療機器メーカーでは、臨床工学技士の専門家としての知識と医療機関で使用した検査機器の経験が役に立つため、優遇されやすい傾向にあります。主な業務内容は、医療機器を導入する病院やクリニックでの営業サポートです。臨床工学技士の経験を活かし、医療機器の説明を行います。
そのため臨床工学技士は、医療機器の説明に説得力があり、医療機器メーカーから採用されやすいといえます。

ただし、企業によっては出張が多いというデメリットもあります。医療機器メーカーに転職する際は、出張があるという認識が必要となります。

また、医療機関で臨床工学技士として働く際の年収と比較して、医療機器メーカーで働く平均年収は高い傾向にあります。

内視鏡メーカー

日本は、世界でも名だたる「内視鏡メーカーが多くある」国の一つです。昨今、内視鏡メーカーは、操作が簡単にできる内視鏡の開発に力を入れています。内視鏡メーカーの主な業務内容は、内視鏡関連製品の魅力を医療機関やクリニックなどに伝えることです。そのためには、専門的な知識が必要となります。

したがって、専門的な知識を持った臨床工学技士は、内視鏡メーカーで優遇されるといえるでしょう。また内視鏡メーカーは、医療機関に比べて年収も高いため、転職先としてもおすすめです。

透析クリニック

透析クリニックでの業務は、病院などの医療機関で行っていた業務とほぼ同じです。しかし、残業や夜勤はあるものの、待機や当直がないためプライベートの時間を確保することができます。また、パート雇用の施設もあるため、子育て中の方でも働きやすい環境といえます。

透析クリニックの業務は、ほぼ毎日同じことの繰り返しです。他の業務を経験したい方にとっては、やや退屈に感じるかもしれません。

収入面は、医療機器メーカーや内視鏡メーカーに比べて見劣りします。しかし、やりがいを優先した方が、仕事に対するモチベーションが上がるでしょう。

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まとめ

臨床工学技士を辞めたいと考えている方の中でも、具体的な理由は様々です。特に多いのは、「プライベートな時間を確保できない」という理由ですが、その他にも「上司からのパワハラ・セクハラ」「他の業務にチャレンジしたい」など多岐にわたります。

どのような仕事においても、働く環境選びは大切です。辞めた後の後悔・失敗を防ぐためにも、勢いで辞めないようにしましょう。臨床経験を積むことで、転職が有利になります。

辞めることは、決して悪いことではありません。臨床工学技士を辞めたいと考えている方はタイミングを計りつつ、経験を活かした転職先を見つけてみましょう。

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