【言語聴覚士(ST)向け】 職務経歴書作成のコツ・職場別の自己PR例文

最終更新日:2022年6月15日
 公開日:2022年6月6日

職務経歴書は、言語聴覚士として培った自分の強みをアピールできる大切な応募書類です。魅力ある職務経歴書には、これまでの経験や実績、能力などが分かりやすく書かれています。

この記事で紹介するのは、転職先に好印象を与えるための職務経歴書の書き方です。いくつかのポイントをおさえて作成することで、自分の強みがしっかりと伝わる職務経歴書になるでしょう。

職務経歴書のなかでとくに重要視される自己PRについても、勤務先の種類ごとに例文を掲載しておくので、当記事を参考に魅力ある職務経歴書を作成しましょう!

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【言語聴覚士(ST)向け】職務経歴書を書く際のポイント

職務経歴書は、転職先に自分をアピールするための自己推薦書です。魅力ある職務経歴書を作成するには、これまで勤めていた職場の具体的な情報や担当業務、成果などを分かりやすく記載する必要があります。

なお、職務経歴書には決まったひな形がありません。応募先からの指定がない場合は、必要な情報をA4用紙2枚程度で簡潔にまとめましょう。

各項目の内容・書き方

ここでは、職務経歴書の各項目について、書き方のポイントを解説します。

職務経歴書の項目
日付・氏名 日付と氏名は右に寄せて書くのが一般的です。日付は、面接のときに持参するなら面接日、郵送するなら郵送日を記入しましょう。
職歴要約 これまでの職務経歴を簡潔にまとめます。正社員で勤務していた場合は、リハビリに関係ない職種もきちんと書くようにしましょう。非常勤の場合でも、応募先にアピールできる職種であれば記載するのがおすすめです。なお、転職が多い方はアピールしたい職歴を中心に記入し、長文にならないように注意しましょう。
職務経歴 職務経歴に記入するのは、勤務先の名称、就業期間、病床数または利用者数、従業員数、主な業務内容などです。採用担当者が具体的な仕事像をイメージしやすいように、業務内容には、自分が果たした役割やアピールできる実績も記載しましょう。名称や数値を正確に書き、伝わりやすい文章を心がけてください。
取得資格等 保有資格は、取得した順に正式名称で記入します。運転免許などが応募要件に入っている場合もあるため、あらかじめ必要な資格を確認しておくのがおすすめです。
自己PR 自己PRは、「これまでのキャリアで身に付けたスキルを応募先でどのように生かしたいか」をアピールする項目です。自分の強みを具体例とともに記入しましょう。

職務経歴書の自己PRは、応募先に自分を売り込むための資料でもあります。書類審査の決め手になる可能性もあるため、しっかりと自己分析を行い、自分らしい内容に仕上げてください。

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【言語聴覚士(ST)向け】職務経歴書に書く自己PRの例文5つ

自己PRに盛り込むのは、「自分のスキルや強み、働く上で大切にしていること」「具体的な業務内容やエピソード」「成果や実績」の3つです。

まずは、これまでの実務経験から、上の3つに当てはまりそうな内容を洗い出してみましょう。業務内容と実績を時系列で書いていくと、過去の経歴が整理しやすくなります。洗い出しが終わったら、応募先のニーズに沿った強みや実体験をピックアップして、自己PRの作成に移りましょう。

ここからは、施設ごとの自己PR例文を紹介します。例文を参考にしながら、自分らしい自己PRを作成してください。

病院で勤務していた場合の例文

患者様のニーズを引き出し、チームで同じ目標に向けて一貫性のある支援を行うことを目指しています。前職の急性期病棟では、脳梗塞、パーキンソン病、外傷による高次脳機能障害など、さまざまな症状の患者様を担当していました。急性期の患者様やご家族のなかには、不安や悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。そのためリハビリテーションの際は、患者様やご家族の心情と向き合い、今後の生活への望みを引き出せるように、話し合いの機会を設けました。幅広い病期の患者様と関わる貴院でも、一人ひとりに寄り添った支援をしたいと考えています。

病院の言語聴覚士は、医師や看護師、栄養士、学療法士、作業療法士などと協働して、嚥下や言語のサポートを行います。そうしたなかで、さまざまな症状、病期、年齢の患者様と関わった経験は、自己PRにおけるアピールポイントです。応募先で担当する仕事を確認した上で、業務内容に関わりのあるエピソードを盛り込みましょう。

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クリニックで勤務していた場合の例文

外来リハビリで患者様の生活をサポートしていました。病院を退院し、在宅生活を始めた患者様は、日々ニーズが変わっていきます。そのため現在の困りごとから最新のニーズを把握し、生きたリハビリを提供できるように心がけていました。高齢の患者様を担当する機会に恵まれたため、介護支援専門員の資格も取得しています。これまでの知識と経験を生かし、貴所の特別養護老人ホームでも利用者様の能力を発揮できる支援を行いたいです。

クリニックは、地域に密着した医療機関なので、病院よりも患者様との距離が近くなります。患者様との関わり方や、他の機関・職種との連携に関する具体的なエピソードは、ぜひ記載したい項目です。

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介護福祉施設で勤務していた場合の例文

利用者様の思いを引き出せるような支援をしたいと考えています。施設で関わってきた失語症の方の中には、ご自身の気持ちをうまく言葉にできない方が多くいらっしゃいます。私は、支援の第一歩として、レクリエーションに歌謡曲を用いた音楽療法を取り入れることを提案し、その結果、介護職から「利用者様が、以前よりたくさんしゃべってくれるようになった」との言葉をもらうことができました。長期にわたって取り組みを続けられるように、レクリエーション委員会を発足させ、介護職への音楽療法の指導も行っています。

介護福祉施設は利用者様が暮らす中でリハビリを行うため、日常生活を多面的にサポートした経験や、他職種と連携した実績がアピールポイントになるでしょう。介護福祉施設でのリハビリは、数値や成績で表せない部分が多いため、経験から学んだことや工夫したことなどを記入するのがおすすめです。

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訪問リハビリ(在宅医療)で勤務していた場合の例文

人生を楽しむためには食事が重要な要素だと考え、利用者様の評価を丁寧に行ってきました。在職中の訪問リハビリステーションでは、利用者様の摂食・嚥下機能や音声言語機能を支援しています。嚥下機能の評価が間違っていた場合は命に関わるため、食事場面に同席して評価を行ってきました。訪問看護師や担当ケアマネージャーとともに食事内容を検討・工夫したことで、利用者様が自立して食事できるようになったケースもあります。新しい職場でも、利用者様が毎日の生活を楽しめるように、丁寧に評価して業務にあたりたいです。

在宅生活に介入する訪問リハビリでは、利用者様それぞれの環境に応じた支援が大切。そうした経験や実績は大きな強みになります。支援内容や関係機関との連携についての具体的なエピソードを盛り込めば、採用担当者に響く自己PRになるでしょう。

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保育園で勤務していた場合の例文

子どもたちのありのままを受けとめ、成長に応じた発達支援を行うことをモットーにしています。児童発達支援事業所では、子どもの生活の場に入り、保育士と同様の業務を担当しました。子どもの成長を間近で見ていたことで、それぞれの子どもの性格や個性に応じた訓練ができたと自負しています。保育の現場で学んだ「子どもの個性を大切にする」という視点を大切にしながら、貴院の小児医療センターでも発達支援に尽力したいと考えています。

児童分野の言語聴覚士は、子どもの成長過程に応じた支援を行う点に特徴があります。子どもや親との関わり方で工夫したこと、工夫から得られた成果などを積極的にアピールして、発達支援への熱意が伝わる自己PRに仕上げましょう。

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まとめ

言語聴覚士の職務経歴書には決まった形式がないため、必要な項目について自分なりに工夫しながら、分かりやすく記入する必要があります。数値やエピソードなどを盛り込みつつ、事実に基づいた具体的な内容を書くように心がけましょう。

なお、言語聴覚士が行うリハビリ業務は、実績を形で示しにくい分野です。業務内容の説明だけでなく、「どのような心構えで業務に取り組んだのか」「その結果何が得られたのか」などにも言及すると、魅力ある自己PRになるでしょう。

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※当記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています

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