【言語聴覚士(ST)向け】履歴書作成のポイント・職場別の例文も

最終更新日:2022年6月16日
 公開日:2022年6月6日

言語聴覚士が活躍できる職場は医療機関にとどまらず、介護施設などの福祉分野にも広がりを見せています。また、住み慣れた自宅で暮らし続けたいと願う高齢者が増えたことで、訪問リハビリにおいても言語聴覚士の需要が高まっています。

言語聴覚士は幅広い領域で活躍できる職業ですが、希望する職場で働くためには、就職・転職を成功させることが大切です。採用担当者は履歴書の内容を見て、応募条件に合っているか、組織にとって有益な人材かなどを判断する場合もあるので、履歴書の書き方のポイントはきちんと押さえておきましょう。

当記事では、第一印象を決める重要な履歴書について、書き方のポイントを説明します。施設ごとの例文も掲載するので、就職・転職を成功させたい言語聴覚士の方は、ぜひ参考にしてください!

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【言語聴覚士(ST)向け】履歴書の各記入欄の書き方

言語聴覚士は、病院、介護施設、リハビリ施設など幅広い施設で働くことができるため、比較的転職しやすい職種といえるでしょう。転職の際は多くの場合、履歴書などの応募書類を作成することになります。履歴書は読む人にとって分かりやすく丁寧に仕上げることが大切です。

以下では、履歴書の各欄について、書き方のポイントを解説します。

基本情報記入欄の書き方・ポイント

基本情報には、日付、氏名、住所、連絡先などを記載し、証明写真を貼付します。

履歴書用紙の日付欄には、郵送ならば送付日、面接に持参するならば面接日を記入しましょう。住所は都道府県名を省略せず、マンション名や部屋番号も書くのが一般的です。

証明写真は、3カ月以内に撮影したものを使用しましょう。言語聴覚士は、患者様や施設利用者様と直接顔を合わせるため、相手に不快感を与えない写真を選ぶこともポイントの一つ。服装はスーツなどのフォーマルなものを選び、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。なお、貼付した写真がはがれてしまったときに備えて、裏面に名前を書いておくのがマナーです。

学歴・職歴記入欄の書き方・ポイント

学歴は、一般的には高校入学以降の経歴を記入します。学校、学部、学科、コースなどの名称は省略しません。高校名は、「○○高校」ではなく「○○高等学校」と正式名称で書きましょう。

職歴は、古い経歴順に記入します。リハビリ関係以外の業界で働いていた経歴があるなら、そちらも記入してください。パートや派遣であっても、応募先へのアピールになる経歴であれば、積極的に書きましょう。

それぞれの勤務先について、すでに退職している場合は「一身上の都合により退職」、在職中の場合は「現在に至る」と記入します。最後の行は、右端に「以上」と添えるのが一般的です。

志望動機、自己PR、趣味・特技、本人希望記入欄の書き方・ポイント

志望動機や自己PRは、選考において重視されるポイントです。これまでのキャリアから得たスキルが新しい職場でどのように生かせるか、具体的に記入してください。応募先の職場理念や方針を理解したうえで、自分の強みをアピールしましょう。趣味・特技も、言語聴覚士としての仕事に生かせるものを書くのが理想です。

本人希望欄には詳細を書かず、面接の際に仕事内容を確認しながら伝えるようにしましょう。

【関連リンク】【言語聴覚士(ST)向け】
職務経歴書作成のコツ・職場別の自己PR例文

【言語聴覚士(ST)向け】履歴書に書く志望動機の例文6つ

志望動機を書く際の重要なポイントは、「応募先でやりたいこと」「応募先を選んだ理由」「入職後どのように貢献できるのか」の3つです。志望動機は、実体験をもとに書くと具体性が増して、採用担当者に伝わりやすくなります。なお、文章の構成は結論を文頭に書き、次に具体例やエピソードを盛り込むのがおすすめです。志望動機が固まっていると、書類通過後の面接でも困りません。

ここからは、上記のコツを踏まえた志望動機の例文を、医療機関や施設ごとに紹介します。

病院求人に応募する際の例文

私は、クリニックにおけるリハビリ職の経験をもとに、幅広い症状の患者様に寄り添いたいと考えています。前職では、高齢の患者様の嚥下訓練と言語療法を中心に経験しました。貴院は、医療・リハビリスタッフの皆さんがチームを組み、互いに連携しながらさまざまな症状の患者様と関わっており、その点に魅力を感じています。前職のスキルを生かしながら、チームの一員として患者様一人ひとりに合ったサポートを心がけたいです。

病院には、幅広い症状や年齢の患者様がおり、一人ひとりに合わせて、医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士などがチームを組んで支援します。志望動機では、「チームの一員としてどのような働きができるか」という点を伝えると良いでしょう。

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クリニック求人に応募する際の例文

私は、地域のクリニックで、患者様が自分らしい生活を送れるように支援したいと考えています。私の祖母は脳梗塞で倒れましたが、クリニックで言語障害のリハビリを受け、発症前と変わらないコミュニケーションが取れるまでに回復しました。そうした祖母の姿から、患者様が親しんだ地域で暮らし続けられるように、心身のサポートをしたいと強く感じています。地域の求人を探すなかで、貴院の「患者様の思いを知る」という理念に強く惹かれ、自分自身もそうありたいと思い応募しました。

クリニックは、症状が落ち着いた患者様や軽度の患者様が利用する医療機関で、病院よりも地域生活に密着しているという点に特徴があります。自宅に戻ってから、後遺症によって困りごとが出てきてしまう患者様もいるため、それぞれの生活に寄り添う姿勢で志望動機を作成しましょう。

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介護福祉施設求人に応募する際の例文

私は、総合病院のリハビリ科で高齢者を多く受け持った経験から、一人ひとりに寄り添った支援をしたいと考え、貴所を志望しています。現職では、数人の言語聴覚士が交代で患者様を担当するため、患者様個人と深く関わる機会が少なく、一歩踏み込んだ支援ができないことが大きな悩みでした。そうしたなかで貴所の求人と出会い、「利用者様が自分らしく生活できる場を提供したい」という考え方に魅力を感じました。貴所では、利用者様と深く関わり、生活のなかにリハビリを取り入れられるように支援していきたいと考えています。

介護福祉施設では、医療的ケアを必要としない方を対象に、日常生活のためのリハビリを行います。ただし、ひと言で施設といっても、在宅復帰を目指す介護老人保健施設や自宅から通所するデイサービスなど、役割はさまざまです。志望動機を作成するときは、応募先の特徴をよく調べておくようにしましょう。

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訪問リハビリ(在宅医療)求人に応募する際の例文

総合病院で言語聴覚士として10年勤務しましたが、今後は退院後のリハビリを支援したいと考え、転職を決めました。病院で勤務するなかで、急性期リハや回復期リハが順調に進んでも、在宅復帰後に困難が出てくる方がいると知り、もどかしい気持ちが募っていました。在宅支援は初めてですが、これまでの勤務経験で培った連携力を生かし、他職種の皆さんやご家族と情報を共有しながら、適切な支援に努めていきたいです。

訪問リハビリは、利用者様の生活の場でリハビリを進めます。本人やその家族とコミュニケーションを取り、他職種と連携しながら支援していくため、専門職としての意見が求められる場面も少なくないでしょう。これまでの経験や学びを応募先でどのように生かせるのか、具体的に記入するのが志望動機作成のコツです。

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企業求人に応募する際の例文

介護福祉施設でのアルバイト経験から「聞こえること」の重要性に気付き、貴社を志望しました。補聴器は、耳の不自由な方がコミュニケーションを図る上で必須の福祉用具です。施設でのアルバイトを通じ、その方にぴったりの補聴器を使用するためには、プロの目でカウンセリングと調整を行うことが必要だと知りました。貴社の一員として、困っている方の手助けをし、社会に貢献したいと考えています。

企業求人では、営業や販売促進などの業務が経験できるため、医療福祉分野だけでは経験できないスキルの習得がかなうでしょう。応募先の公式サイトやパンフレットの情報から企業研究を行い、入社後の目標や展望を具体的に記入すると、印象アップにつながります。

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保育園求人に応募する際の例文

以前は、一般病院で言語聴覚士として勤務していましたが、もともと子どもが好きなこともあり、児童発達支援に興味を持ちました。病院で担当した子どものなかには、十分な知能があるのに、聴覚や言葉の障害によって、コミュニケーションに支障が出ているケースが多く見られました。子ども一人ひとりの成長に合わせて言語発達を支援できる貴所ならば、これまでの経験を生かした療育ができると考えています。

言語聴覚士の求人が出ている保育施設は、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスなどです。障害児や療育分野への理解が必要になるため、これまでのキャリアや学びのなかで、子どもと関わったエピソードを入れると好感度アップにつながります。

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まとめ

履歴書は、「言語聴覚士としてどのような実績を積んできたか」「言語聴覚士としてどのように貢献できるか」といった、自分の強みをアピールする書類です。なかでも、志望動機は選考において重視されるため、キャリアや学びを振り返りつつ、応募先の理念や特色と絡めて書きましょう。応募する職場の基本情報については事前に確認しておくことが大切です。

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※当記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています

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