臨床検査技師が職務経歴書を書くときの書き方|伝わる3つのポイント

最終更新日:2021年12月20日
 公開日:2021年11月1日

臨床検査技師が転職活動をするときに、必ず準備しなければならないものが職務経歴書です。
職務経歴書は、これまで携わってきた業務や持っているスキルなどをアピールでき、専門職としての自分を理解してもらうことが可能です。

採用担当者は職務経歴書を見て、その人物が業務を任せられる能力を持った人材かどうかを判断します。
そのため、書類選考の時点で「面接したい」と思わせられるような内容にする必要があります。

そこで今回は、臨床検査技師の職務経歴書の書き方や、職務経歴書を書くときのポイント・注意点をわかりやすく解説します。転職を成功させるためにも、ぜひ参考にしてください。

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職務経歴書の書き方

職務経歴書は、学校を卒業してからこれまで携わってきた業務内容、自分のスキルや強みについて簡潔にまとめる書類です。
自分がこれまで働いてきた中で得たさまざまな専門的経験やスキル、職務への姿勢などをアピールできるポイントでもあります。

これまでの実績を職務経歴書で示せる点は、転職のキーポイントです。
だからこそ、採用担当者が興味を持てるよう、正しい書き方を徹底しましょう。

まずは、職務経歴書の書き方を以下の項目ごとに紹介します。

  • ・日付と氏名
  • ・これまでの経歴
  • ・職務経歴
  • ・自己PR
  • ・保有する資格・スキル

職務経歴書に書き慣れておらず、どのようにして書けば良いのかわからない・不安という方は、必見です。

日付と氏名

日付と氏名を記載する位置は、以下のとおりです。

日付 書類の上部中心に大きく記された「職務経歴書」の右上、もしくは右下
氏名 書類の上部中心に大きく記された「職務経歴書」の右下
日付が「職務経歴書」の右下に記されている場合は、日付の真下

氏名は、本文よりもサイズをやや大きく書くとわかりやすくなります。

職務経歴書は履歴書と一緒に提出することが多く、職務経歴書には氏名は不要だと考えられる場合もあります。
しかし、膨大な数の書類を見ている採用担当者にきちんと読んでもらうためには、職務経歴書に氏名を記入するべきだと言えるでしょう。

また日付は、採用担当者と対面して面接を行う場合、提出日(面接日)を記入し、郵送なら投函日を記入することが基本です。

日付は、「○年○月○日現在」と記入します。
和暦・西暦のどちらでも問題はないものの、ページ全体で統一することと、「H(平成)」「S(昭和)」などと略称しないことを徹底しましょう。

これまでの経歴

これまでの経歴は、いわゆる「職務経歴についての要約」です。学校を卒業してからこれまでの経歴を、簡潔にまとめましょう。

「病院名・検査科に○年間・どのような業務に従事していたか」など、ひと目見てどのような業務を行っていたのかがわかるように書くことが大切です。

ここでは、経験した検査の件数などについてはあまり詳しく書かないようにしましょう。
情報が多くなると読み手の負担になり、最後まで読んでもらえない可能性があります。

職務経歴

これまでどのような職務に携わったか、得られた経験やスキルを書きましょう。
複数の施設で勤務経験があれば、施設ごとに記載してください。

施設名とともに、以下の内容も併記すると、どれくらいの規模の施設かがわかりやすくなります。

  • ・ベッド数
  • ・職員数
  • ・臨床検査部門のスタッフ数
  • ・1日の平均検査件数 等

さらに職務経歴では、就業期間・携わった業務・得られた専門スキルや経験・学んだことについても簡潔に書く必要があります。
多岐にわたる場合は、転職先に関係する検査やスキルの情報を整理して記入しましょう。

自己PR

自己PRは、自分の強みや転職先で役立つことを記入します。
例えば、日々の検査業務の他、リーダー業務や新卒・学生の教育係、マニュアル作成などの経験がある場合、自己PRに含めると良いでしょう。

自己PRのテーマは大きく2つほどにしぼり、転職先でどのように活かすことができるかを書いてください。
自信があるスキルがない場合、謙虚に「特にありません」などと書いてしまうことがありますが、できることや持っているスキルは明記しましょう。

保有する資格・スキル

保有資格・研修で得たスキルなどを書くことも重要です。
臨床検査技師の転職で有利になる資格は、超音波検査士・細胞検査士などが挙げられます。
このような臨床検査に関わる認定資格を保有している場合は、必ず記入しましょう。

その他、パソコンスキルや語学力(英検などは2級以上)を示す資格など、転職先で役立つ資格がある場合も記入をおすすめします。

資格によっては、資格手当として手当金が給与に加算される可能性もあります。
この場合、資格取得を証明する書類の提出を求められることもあるため、資格取得を証明できる書類もあわせて準備しておきましょう。

職務経歴書を書くときのポイント・注意点

職務経歴書を書くときには、ポイントや注意点を把握してから書くことが重要です。
読みやすく、理解してもらいやすい書き方を意識すれば、自分のスキルをわかりやすくアピールすることができます。

パソコンスキルがあることを自然にアピールできるため、基本的にパソコンで作成し手書きは避けましょう。
ここからは、職務履歴書を書くときのポイントや注意点を詳しく説明します。

【ポイント】職務の要約から書き始める

職務の要約は、どのような業務に従事してきた人かがわかるように書きましょう。
詳しく・長く書かずに、実務経験のポイントを簡潔にまとめることが大切です。

忙しい採用担当者が要約を見て、職務を任せられるか、戦力になる人材かを確認して最後まで書類を読むかどうかを決める場合もあります。
自分の考えなどを入れず、事実に基づいたポイントを書いてください。
文章量の目安は2~4行で、長くても5行以内にはまとめるようにしましょう。

【ポイント】自分のスキルをアピールする

持っているスキルをアピールすることで、「その企業・施設・病院でどのように活躍できるか」をイメージしてもらいやすくなります。

例えば、どのような姿勢で業務に取り組んでいたか、転職先で自分の持っているスキルや経験がどのように活かせるか、業務における得意分野についても言及してください。

パソコンや語学のスキルなど、業務に活かせる資格を持っている場合は、転職先での活用方法についても記入しておきましょう。

【注意点】誤字脱字に気をつける

誤字脱字に注意することは、基本中の基本です。
何度もゆっくりと読み返して、自信のない漢字や表現は調べて書きましょう。

また、勤務先の名称や在職期間、日付などの固有名詞や数字にも注意して書くことが大切です。一度のみならず、二度三度と数回確認することをおすすめします。

【注意点】余分な情報は書かないようにする

職務経歴書を書いていると、あれもこれも書いておきたいと思うことがあります。
しかし、転職先や業務に関係のないことは書かないことが得策です。

余分な情報に分類される代表的なものは、「仕事に関連しない趣味・特技やアルバイト経験」です。
さらに、前職の退職理由が「人間関係やトラブルによる自己都合退職」の場合も、理由を事細かに記入する必要もありません。

内容の充実さを重視して余分な情報を書くと、かえって悪影響を及ぼす可能性があります。
臨床検査技師として、業務に必要なこと・役立つことのみを書くようにしましょう。

まとめ

職務経歴書は、相手に読みやすく簡潔に書くことが重要です。
どれだけ高いスキルの持ち主であっても、職務経歴書の時点で評価されなければ、採用は期待できません。

自分の強みやスキルについて、職歴を通してアピールできる職務経歴書は、転職先に合った情報を選んで書くことも重要です。

一人で求人を検索し、職務経歴書を書いたり面接の準備をしたりすることは、時間がかかるだけでなく、不安な作業でもあります。
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