柔道整復師が働く場所は?就職・転職先を選ぶポイントも解説

更新日 2023年11月07日 公開日 2023年11月07日

#情報収集 #転職検討/準備

柔道整復師とは、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などに対して、整復・固定・後療法といった出血を伴わない方法(非観血的療法)で治療を行う職業です。柔道整復師というと、接骨院・整骨院で働くイメージがありますが、近年は介護やスポーツなど幅広い分野で柔道整復師のニーズが高まっています。

当記事では、実際に柔道整復師が活躍している職場の概要や特徴を紹介します。職場によって施術内容や必要な知識が異なるため、就職・転職で自分に合った職場を見つけたい方は、ぜひ当記事を参考にしてください。

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柔道整復師が働く場所は?就職・転職先を選ぶポイントも解説

柔道整復師が働く場所は?

柔道整復師は、専門学校や大学などの養成施設で定められたカリキュラムを学び、厚生労働大臣認定の国家試験に合格することで免許を取得できます。身体機能の基礎知識に加えて、整復術、リハビリ、応急処置などの知識・技術を身につけた柔道整復師は、接骨院・整骨院だけでなく、医療分野、介護分野、スポーツ分野など、さまざまな職場で活躍できる資格です。

ただし、職場によって患者さま、利用者さまの傾向や施術内容が異なるため、必要とされる知識やスキルも違ってきます。

ここでは、柔道整復師が実際に活躍している職場の概要、特徴などを見ていきましょう。

(出典:公益社団法人全国柔道整復学校協会「柔道整復師の世界」/https://www.judo-seifuku.or.jp/common/doc/share/guidebook.pdf

接骨院・整骨院

柔道整復師の職場として、まず挙げられるのが接骨院と整骨院です。接骨院・整骨院では薬や手術に頼らず、手技を使って骨折、脱臼、打撲、捻挫などの応急処置や治療を行います。

骨や関節まわりの施術法には、大きく分けて「観血的療法」と「非観血的療法」がありますが、柔道整復師が行えるのは、出血を伴わない「非観血的療法」のほうです。「非観血的療法」では、整復・固定・後療法といった方法で、人間の持つ自然治癒能力を最大限に引き出し、症状の回復を目指します。

ただし、骨折・脱臼を治療する場合、応急手当以外は医師の同意が必要となります。

接骨院・整骨院では、さまざまな症状の患者さまと接するため、数多くの施術経験を積むことができます。施術の技術を日々磨く必要がある柔道整復師にとって、接骨院・整骨院での業務は貴重な経験となるでしょう。

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医療機関

医療機関で活躍する柔道整復師は、主に整形外科やリハビリテーション科に勤務します。整形外科は外傷全般の治療に対応しているため、柔道整復術の知識・技術を最大限に生かせる職場と言えるでしょう。

医療機関で働く柔道整復師は、医師の指示のもと、看護師、理学療法士などの他職種と連携しながら整復、機能訓練といった業務を行います。医療機関ではさまざまな症例に接することができるうえに、西洋医学の知見も得られるため、柔道整復師としての知識・技術の幅がぐんと広がるでしょう。

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介護施設

柔道整復師が介護施設で働く場合、機能訓練指導員として勤務するのが一般的です。機能訓練指導員の主な仕事内容は、利用者さま1人ひとりの心身状態に合わせて機能訓練やリハビリを行い、充実した日常生活が営めるように支援することです。機能訓練指導員として働くには医療系国家資格が必要ですが、柔道整復師の有資格者も機能訓練指導員として働くことが認められています。

介護施設には、介護福祉士や理学療法士、看護師などさまざまな職種の介護スタッフが在籍しているため、接骨院・整骨院で働くよりも、他分野の知識・技術に触れる機会が多くなります。介護に関する専門的知識を間近で学ぶことは、自身のスキルアップにつながるでしょう。

なお、介護保険法により、デイサービスや特別養護老人ホームなどでは、1人以上の機能訓練指導員を配置することが義務づけられています。高齢化が進むなか介護施設が増加していけば、柔道整復師の需要はますます高まるでしょう。

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スポーツ業界

近年は健康志向の高まりにより、スポーツ業界でも柔道整復師のニーズが高まっています。なかでも、スポーツ施設で働くスポーツトレーナーは、柔道整復師の知識・技術が役立つ仕事の1つです。

スポーツトレーナーはスポーツをする方たち(プロ・アマを問わず)を対象に、トレーニングの指導やコンディショニングのサポートを行う職業で、特別な資格は必要ありません。ただし、ストレッチ指導やマッサージだけでなく、運動中に起きた故障の手当やリハビリテーション補助なども行うため、柔道整復師の専門的な知識・技術を生かせる場面は多いでしょう。実際、現役で活躍するスポーツトレーナーの多くが、柔道整復師や鍼灸師などの有資格者となっています。

独立開業

柔道整復師は、最大3年間の実務経験と一定の研修を積み、施術管理者の要件を満たすことで独立開業ができます。

(出典:厚生労働省 関東信越厚生局「柔道整復師療養費の受領委任を取扱う施術管理者の要件について」/https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/shinsei/shido_kansa/judo/kanrisya.html

柔道整復師の資格を生かせる代表的な開業方法は、接骨院や整骨院、柔道整復院などです。

接骨院や整骨院は、自宅やマンションの一室でも施術できることから、比較的独立開業がしやすい傾向にあります。とはいえ、開業するにあたってはまとまった資金が必要になるため、実務経験を積みながら独立に向けての開業資金を貯めていくのがおすすめです。また、独立開業して成功するには、施術の技術はもちろんのこと、経営や集客の知識・スキルも必要となります。

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柔道整復師が就職・転職先を選ぶポイントは?

ここまで紹介してきたように、柔道整復師にはさまざまな働き方があります。しかし、柔道整復師の資格を活用できる職場であっても、勤務先ごとに待遇、環境が異なることも事実。自分の希望と合わないような職場を選んでしまうと、働き続けるのが難しくなるかもしれません。

ここでは、柔道整復師が就職・転職先を選ぶ際に、気をつけたいポイントを解説します。

職場の施術内容を確認しておく

柔道整復師が活躍できる職場は多岐にわたり、職場ごとに施術の対象や内容も異なります。例えば、接骨院・整骨院や医療機関の場合は、けがの治療を目的とした施術やリハビリが業務の中心となり、介護施設や老人ホームなどでは、高齢者を対象とした歩行訓練や筋力の向上を促す施術が主な仕事です。スポーツ関連施設で働く場合は、トレーニングやコンディショニングのサポートがメインとなるでしょう。

加えて、職場ごとに患者さま、利用者さまの状態も異なるため、自分が「どのようなスキルを磨きたいのか」「どのような方をサポートしていきたいのか」などを明確にしたうえで、職場を選ぶことが大切です。

福利厚生を確認しておく

接骨院・整骨院で働く場合、1日の実働時間は8時間に収められているケースがほとんどです。しかし、他職種と比べて休憩時間が長めに取られていたり、営業時間の後に片付けや引き継ぎ、カルテチェックなどを行ったりするため、実質的な拘束時間は長くなる傾向にあります。

また、シフト制の勤務体制をとっている接骨院・整骨院も多く、必ずしも土日祝日が休みとは限りません。職場によって、休日の日数や勤務時間、福利厚生は異なりますので、自分が優先したい条件を決めたうえで、就職・転職先を選ぶようにしましょう。

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まとめ

柔道整復師が働く場所は、接骨院・整骨院や医療機関、介護分野、スポーツ分野など幅広く、どの職場で働くかによって、施術対象や施術内容、身につく知識・スキルが違ってきます。柔道整復師として就職・転職に臨む際は、「今後、自分がどのような柔道整復師になりたいか」を考えたうえで、応募先を検討すると良いでしょう。自分に合った就職・転職先を見つけるには、福利厚生や待遇の優先度を決めておくことも大事です。

マイナビコメディカルでは、専属のキャリアアドバイザーが柔道整復師のみなさんの転職活動をしっかりサポートいたします。自分に合った職場を見つけたい方は、ぜひ一度マイナビコメディカルにご相談ください。

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※当記事は2023年3月時点の情報をもとに作成しています

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